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ビモロシューズとは?イチロー選手も愛用する科学の靴ビモロシューズ

      2017/08/05

30年間の研究からできた「科学」のシューズが、米メジャーリーグ、マーリンズのイチロー選手が使用したことで話題になりブレイクしています。
いかにも軽快そうなシェイプに「B」を斜めにしたロゴマークが輝く、「BEMOLO(ビモロ)シューズ」。
ということで今回は、この話題の「科学」のシューズ!ビモロシューズについてまとめてみました。

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1.ビモロシューズのメーカーは?

製造元は、鳥取市でトレーニングマシンや医療機器を製作する、ワールドウィングエンタープライズ

イチロー選手の勇姿がメディアに現れるたびに、ビモロシューズは世間に広まり、現在は、野球スパイクをはじめ、ランニング用、トレーニング用など、多くのラインアップに注文があふれ返っています。

一番売れ筋のランニングシューズで、年間3万6000足を販売しています。

取扱店は、提携するトレーニング施設や病院、一部のスポーツ店チェーンなど全国100ヵ所ほど。

流通の引き合いも増え、この春には新たな製造施設を確保して増産体制に踏み切りました。


 
 

2.ビモロシューズの開発者は?

リピーターが多いのも特徴で、1人で5~7足持っている人もいるというこのビモロシューズ。

ワールドウィングエンタープライズの代表を務める小山裕史氏こそ、ビモロシューズの開発者です。

長年、人間科学に基づいて、トップアスリートの卜レーニングを指導してきた人物。

イチロー選手の体調管理にもオリックス時代から関わってきたのです。

現在は高崎健康福祉大学の教授も務めています。

社の研究所やトレーニング施設にはプロゴルファーの青木功氏や、50歳まで現役投手だった元中日ドラゴンズの山本昌氏など、毎年、そうそうたるスポーツ選手たちが訪れていいます。

小山氏は神経と筋肉の協調性が運動機能の向上につながるとする「初動負荷理論」を確立し、提唱してきた人物なのです。

人間の体は、一部が動くと全体が呼応し、重心が移動するようにできています。

初動負荷理論は、この性質を利用して、運動パワーを最大限に引き上げようとするものです。

従って小山氏のトレーニングでは、強い負荷をかけて鍛えるという従来の常識を覆し、伸びた筋肉が縮もうとする性質などを合理的に利用して、筋肉と神経の働きを最適化させるという理論。

大脳が中心になって筋肉や神経活動が活性化されることにも大きな特徴があり、注目が集まっています。

 
【イチロー選手の新スパイク「ビモロ」の特徴】


 
 

3.「科学」のシューズビモロシューズとは

ビモロシューズの最大の特徴は、履くだけでこの理論を実践できる点なのです。

ブランド名のビモロも、初動負荷理論の英文「Beginning Movement Load Theory」の頭文字から取っています。

機能の秘密は、平らな靴底に配した3本のバー。

この効果で、理想的な走りや歩行が自然と得られるのです。

具体的には、着地の際に足にかかる力を、薬指から母指球(親指の付け根の膨らんだ部分)ヘと伝えることで、体の重心を前方へ導き、推進力を得る。

かつては母指球で着地するのが最適とされていましたが、小山氏によればそれは間違いで、薬指の付け根から外くるぶし下が先に着地点に到達することが大切だといいます。

イチロー選手もビモロシューズを採用して以来、ボールを打ってからファーストまで以前より0.4秒ほど速くなり、打球の速度も増したそうなのです。

実際にランニングシューズを履いて歩くと、体が前ヘ前ヘとスムーズに進むのが実感できます。

下半身だけでなく、腕を高く振り上げる動作まで軽く感じられるのです。

これも、シューズの機能が、筋肉よりも脳が先行的に指令する運動に関わる働きを助けているからなのです。
 
 

4.開発の30年間の歴史とは

ビモロシンューズの開発には、着想から実に約30年の年月を要しています。

小山氏が運動時におけるシューズの重要性に気づいたのは、80年代のこと。

国体に出場する選手を指導する中で、シューズの改良によって、選手の故障を防ぐことができると考えたのがきっかけになりました。

当初は、既製の靴に自分でバーを貼りつけるなどして試作していたそうです。

納得のいくものができないままでいた2004年、マラソンの宗茂・猛兄弟から、最小限の負担で最大限のパフォーマンスを引き出せるシューズの開発を依頼されます。

これを受けて、某スポーツウエアメーカーと新製品を共同開発するものの、小山氏が目指す性能には程遠かったのです。

小山氏は改めて、自社独自の開発を決意します。

バーの形態を含めて理想的な靴底を得るのに、歩行時の荷重変化や筋電図を測定するなどの科学的な分析を重ねたのです。

3本のバーの長さ、幅、高さ、硬度のすべてが検証に検証を重ねて決められたのです。

パーツごとにそれぞれ硬度が違う複雑な底を持つシューズは世界初とのこと。

小山氏自身、寝ているときや飛行機の移動中にも、試作品を履き続けたそうです。

そして小山氏の描く図面を基に精緻なものづくりを担当したのが、高度な技術を誇る曰本の靴職人たちだったのです。

2011年にトレーニングシューズがついに完成します。

その後2013年にスパイク、2014年にランニングシューズと製品を拡充したのです。
 
 

まとめ

以上が、「科学」のシューズ、ビモロシューズについてでした。

今後は、イチロー選手が履いているものと同様のくるぶし丈のデザインや、ゴルフシューズなどの発売予定があるそうです。

また、欧州の有名クラブからサッカー用スパイクの開発も要望されているそうです。

さらに2020年の東京オリンピックに際し、鳥取市がジャマイカの陸上チームのキャンプ地に決定しました。

理想的な運動を引き出すビモロシューズと、短距離走の王者ウサィン・ボルト選手との“夢の競演”が見られるかもしれませんね。
 

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