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措置と処置の違いとは?意味と使い方/使い分けを文例で明快解説!

      2017/06/11

言葉の使い分けって難しいですよね。
私も「ニュアンスの違いは分かるんだけど、正確にはどう違うのかよく分からない」という言葉、いっぱいあります(^^;)
分からないのなら調べろよという感じですが、日頃は分かっていないことすら意識していないというか、並べて使ってみて初めて「あれ、この二つの言葉、どう違うんだ?」と自分の無知に気づくわけです。
たとえば、「措置」と「処置」。
うーん、確かに使い分けているけれど、どう使い分けているのかと訊かれると「・・・・・」、皆様はどうですか?
ということで、今回は「措置」と「処置」の違いや使い方を調べてみたいと思います。

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1.措置と処置

措置と処置の意味について、特に両者の違いに注目してまとめてみます。

・措置
物事に対する一連の対応。
「始末・決着をつけるところまで」行うのが措置。

・処置
物事に対する対応。
「あくまで行為の段階」、決着がついているとは限らない。
また、処置では、個々の対応を指すことが多く、さらに物事が起きてから行う対応のことをいう。

 
なるほど、たとえば、怪我をして出血しているとき、とりあえず止血をしたり消毒をしようというのが「処置」、傷口を縫合したり骨を接いだりなど治療を最後まで行うのが「措置」というわけですね。

また、その日のうちに子供が落ちて怪我をした階段を子供が通れないようにとりあえずテープを張って封鎖するのが「処置」、その後手すりをつけたり滑り止めをつけるなど子供がこれ以上怪我をしないように対策をするのが「措置」ですね。

こうして並べてみると、処置には「とりあえず」という言葉をつけることが多く、二つ目の例をみてわかる通り、措置には「事前」「予防」をつけることもできます。

子供が怪我をしない「事前措置」や「予防措置」という具合です。

処置は「事前処置」という言い方はしません。

「是正処置」という言い方をするように、処置はあくまで起こったことに対する対応です。

また、処置は「現場で実際に行う動作」、措置は「会議室で考えて策や方針を決めること」という違いもあるようです。

つまり、放火による火事を消火するときは「放火に対する処置」といい、「県警や消防は最近多発する放火事件に対する措置を云々・・・・・」というときには放火事件に対する捜査方針や防犯対策が決まったということです。

ただ、「一時的な措置を行った」という言い方をする通り、「措置」を処置と同じ意味として使うこともあります。

措置と処置の違い1
 

2.措置と処置の使い分け

上でも色々書きましたが、もう一度、措置と処置の使い分けをわかりやすく簡単にまとめておきます。

・措置
事前措置
予防措置
是正措置
「あれは適切な措置だった(始末がついていて、措置の結果も出ている状態)」
「体育祭の熱中症に対する措置(校長先生や体育教師などが会議室に集まって対策を考えること、会議の結果決まった対策や方針)」

・処置
是正処置(事前処置は×)
応急処置
「とりあえず処置は終えたが(やるだけやったが、結果は未定という状態)」
「熱中症の生徒の処置に追われた(熱中症で倒れた生徒を保健室に運んだり、早退させたり、救急車を呼んだりすること)」

措置と処置の違い2
 

まとめ

以上が、措置と処置の違いや使い方についてでした。

措置と処置、調べてみたものの、やっぱり意味は近いですね。

両者の使い分けは難しいけれど、これからはできるだけ気を付けて使い分けていこうと思います。

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