親戚や友人が出産し赤ちゃんが誕生した時、お祝いを、「いつごろに渡したらいいの?」「何を渡したらいいの?」「金額の相場はいくらくらいなの?」「メッセージはどうしたらいいの?」といった、いろいろな疑問があると思います。
今回は、出産祝いの基本的なマナーについてまとめてみました。
1.出産祝いは3週間から1か月以内に贈る
赤ちゃんが生まれましたらだいたい3週間から1か月以内に出産祝いを贈るのが通例のようです。
出産祝いは、ベビー服やベビー用品、おもちゃ、名前いりアルバムなどが定番となっています。
服の場合は、少し成長した6か月から1年後に使うものを選ぶと喜ばれるようです。
贈るときは、品物が重ならにように、事前に相談するのもよいでしょう。
祖父母からは、ベビーベッドや寝具セット、ベビーカーなど、比較的金額が高い品を贈ることが多いようです。
いずれにしましても、親族や友人の皆さん方は、贈り物が同じものが重ならないように話し合いをすることが重要だと思いますね。
2.祖父母は「平等」に贈ることを意識して
最近は、娘とお嫁さんへの出産祝いは平等と考えられているようです。
同居か別居か、赤ちゃんの性別などでも差をつけることしてはいけません。
2人目、3人目も同じように祝います。
金額も、できるだけ差をつけないように。
初孫の場合も無理をせず、できる範囲で贈ります。
3.出産祝いに添えることば
「ご出産おめでとうございます。元気な赤ちゃんとうかがって、とても喜んでいます。」
「初めての赤ちゃん、ご誕生おめでとうございます。すこやかに成長されますよう、お祈りいたします。」
「○○子さんおめでとう!おすこやかな赤ちゃんをお産みになり、ご家族もどんなに喜ばれたことでしょう。後はしっかり養生することが大切です。くれぐれもご自愛ください。」
基本的な、文例ですが、後はアレンジしていただき、独自の文章を添えるのがいいかと思います。
特に、友人の場合はお互いしか知らないようなエピソードなども付け加えたら嬉しいかもしれませんね。
4.ポイントの整理
〇出産祝いは生後3週間から1か月を目安に贈る。
〇祖父母は赤ちゃんの性別や生まれ順、同居か別居かなどで差をつけず平等に祝う。品物が重ならぬよう、事前に本人たちと相談を。
●出産祝いのご祝儀
【水引】
紅白のちよう結び
【表書き】
「御出産御祝」
「御安産御祝」
【金額の目安】
親族 10,000~50,000円程度
友人 5000円~10,000円程度
最後に
一番大切なのは、お祝いする相手を思いやる気持ちではないでしょうか。
心がこもっていれば、あなたの気持ちがきっと相手に伝わるはずです。
ご参考にしていただければ幸いです。