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エアコンを一日つけっぱなしにすると電気代は得か?まめに消すべき?

      2016/12/16

数年前からネットやSNS上でよく話題になっているエアコンの電気代問題、「24時間つけっぱなしの方が一か月の電気代が安くなった」という体験談がきっかけで、「つけっぱなしVSこまめに消す」論争が始まったようです。
この論争以来、私もそうなのですが、外出時にエアコンを消すべきかどうか悩むという方も多いのでは?
「実際のところ、どっちがお得なの?」と疑問に思っている方もいるでしょう。
ということで、今回はエアコンの電気代問題について調べてみました。

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1.エアコンはつけっぱなしにするべき?こまめに電源を切るべき?


エアコンに限らず、どんな家電も電源をつけたときが一番電気を食います。

起動後、安定運転に入ると消費電力はがたっと落ちます。

その落差は大きく、エアコンの場合は大体10倍~20倍、つまり起動時にかかる電気代は安定運転時の10倍~20倍ということです。

試しに私の部屋のエアコンのスペックを見てみましょう。

暖房能力では710(90~1210)Wとなっています(見方、正しいかな?(^^;))。

()内が電力消費量の最低と最高です。

このエアコンでは起動時に1210Wの電力が必要で、安定時には90Wの電力で動くことができるということです(実際には、最低消費電力で運転できるとは限りません)。

起動時と安定時、その差約13.5倍!

エアコンの電源をつける度に、最大消費電力が必要なのですから、こまめに電源をONOFFするとつけっぱなしよりも電気代が高くなるというのも納得ですね。

ちなみに、エアコンの場合、安定運転時の消費電力は100~200W、起動時は900~1300Wだそうです。

では、つけっぱなしとこまめなONOFFでどの程度電気代に差が出るか、我が家のエアコンのスペックをもとに電気代を計算してみます。

電気代は25円/kWhとします。
(単価は電力会社により様々ですが、スタンダードな契約の平均的な単価として25円としました。【3段階料金の2段目】)

・起動時の電気代1時間あたり
1210W×1時間×25円/kWh=30.25円

・最低消費電力運転時の電気代1時間あたり
90W×1時間×25円/kWh=2.25円

・24時間最低消費電力で運転した場合の1日あたりの電気代
2.25円×24時間=54円

・12時間だけ運転した場合の1日あたりの電気代
(1回起動、起動時の消費電力が1時間続いたとして)
30.25円+(2.25円×11時間)=55円

僅差ですが、24時間つけっぱなしの方が電気代は安い!

12時間起動の方は、エアコンを半分の時間しか使っていないのに電気代が高くなっています。

うーん、これはやっぱりつけっぱなしの方がお得?



エアコンの電気代


エアコンを一日つけっぱなし1


2.電気使用量が大きくなるのは起動時だけじゃない!


上記の計算、あれは机上の空論です。

自分で書いておきながら、何ですが忘れてください。

実際には24時間つけっぱなしにしたとしても、エアコンは最低消費電力で運転し続けるわけではありません。

エアコンの消費電力が大きくなるタイミングは起動時ともう一つ、「設定温度と外気温の性大きいとき」です。

冷房よりも暖房の方が消費電力が大きいのもこれが原因、冷房はせいぜい「35℃→28~26℃」ですが、暖房では「0℃→20℃以上」、設定温度と外気温の差が暖房の方が大きいため、暖房は電気を食うのです。

一日の消費電力でも同じ、日が落ち、外気温がどんどん下がるにつれて消費電力が大きくなります。

また、寒い日は一日中最低消費以上の電力で運転し続けます。

我が家のエアコンの場合、最低は90Wですが、この数字ではなく100Wや200Wの電気を使いながら、運転するというわけ。

上記の計算式でできた1円の差なんて、消費電力がちょっと上がっただけですぐに消し飛びますよね。

たとえば24時間200Wで運転したときと、12時間だけ運転した場合では、

・24時間200Wで運転、電気代は25円/kWh
200W×24時間×25円/kWh=120円

・200Wで12時間だけ運転した場合の1日あたりの電気代
(1回起動、起動時の消費電力が1時間続いたとして)
30.25円(起動後1時間)+(200W×11時間×25円/kWh)=85.25円

今度は12時間だけ運転した場合の方が電気代が安くなっています。

というわけで、エアコンはつけっぱなしの方がこまめにONOFFするよりも電気代が安くなるというのは限られた条件下での話、実際にはエアコンの置かれている環境によってこまめにONOFFした方が安くなることもあります。

エアコンを一日つけっぱなし2


3.何分以上の外出でエアコンOFF?つけっぱなしがいいときはどんなとき?


では、電源を切ってから次に起動するまで、どのくらいの時間があいたら、つけっぱなしよりも電気代は安くなるのでしょうか。

DAIKINによると、9:00~18:00の日中では、30分間の外出ではつけっぱなしの方が電気代は安くなるとのこと。

ちょっとそこまで買い物程度であれば、つけっぱなしの方がよさそうですね。

また、1日の普通の生活スケジュールではつけっぱなしにして運転すると外出時運転をOFFにするよりも1日の消費電力の合計が大きくなり、その差は約35円!

むむっ(; ・`д・´)35円の差は大きいぞ。

外出時には、「つけっぱなしの方が安いかな」とか考えずに、エアコンを消すことを習慣にした方がよさそうです。

詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。
http://www.daikin.co.jp/press/2016/160812_2/

エアコンを一日つけっぱなし3


まとめ


以上が、つけっぱなしVSこまめにONOFFのエアコンの電気代問題についてでした。

日中仕事で家を空ける、休日家族で外出するというときには、エアコンは切って出かけた方が電気代は断然安くなります。

「しょうゆを買い忘れた」など30分以内の外出であれば、つけっぱなしの方がお得!

ただ、外出時にエアコンを消すということを習慣づけていないと、一日中家を留守にするときもついエアコンをつけっぱなしにして出かけてしまいますよね。

一回の起動を節約するよりも一日無駄に運転した方が電気代は高くなるので、うっかりさんは「外出時は何も考えずにエアコンを切る」という決まりにしておいた方がよさそうです。

上記以外では、保温性気密性の高いマンションよりは一戸建ての方がエアコンの熱が外に逃げやすくさらに外気温の影響を受けるので、つけっぱなしのメリットは小さくなります。

また、エアコンは運転すればするほど劣化します。

24時間つけっぱなしで仮に電気代が安くなっても、その分、エアコンの買い替え時期が早くきてしまうかも!!

電気代だけでなく、エアコンのメンテナンス面も考えて、節約していきたいものですね。

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