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中学生のうつ病をチェック!親や周囲が察知する方法とその対処法!

      2017/05/29

うつ病は大人だけの病気ではありません。
調査では、中学生の22.3%が高いうつ状態を示しているという結果が出ていますし、日本の10代の命をなくす要因トップ3には自ら命を絶つことが入っています。
自ら命を絶つ10代の中にはうつ病だった方も多くいたはずです。
一方で、中学生といえば思春期反抗期のど真ん中、親や教師が「普段と様子が違うな」と気付いていても、それが思春期や反抗期からくる変化なのかうつ病の症状なのかを見分けられないということも多いです。
その結果、うつ病の発見や治療が遅れてしまうということも。
というわけで、今回は中学生のうつ病のチェック方法や対処法について調べてみました。

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1.中学生のうつ病、特徴とチェック項目は?

中学生のうつ病では、大人のうつ病と同じ症状に加えて、大人のうつ病よりも身体症状や行動の変化が顕著にあらわれることが多いです。

これは、大人に比べて中学生は元々感情の起伏が激しいのに加えて、自分の感情や考えていることを言葉や理性的な行動でうまく発散することができないからです。

大人なら、「最近、ちょっとしんどくて」というところを、中学生では「この世から消え去りたい」という過激な言葉で表現したり、感情的な行動、重い身体症状となってあらわれることが多いです。

というわけで、中学生のうつ病のチェック項目はこちら。

以下のような症状や行動があるときには、うつ病の疑いがあります。

・抑うつ状態、気分の落ち込み
・不眠、過眠、朝起きれない
・落ち着きがない
・意味のない行動の繰り返し
・寡黙、親だけでなく友達ともおしゃべりしない
・集中できない
・成績が下がる、勉強だけでなく部活も不調
・テレビやネット、ゲームなど好きなことや遊びに対する興味が薄れる
・何もせず、部屋でぼんやり過ごしている
・食欲不振
・成長に伴う身長や体重の伸びが急に止まる、まだ成長期なのに体重が減少する
・女性の場合は月経が止まる
・男性では異性に興味を持たなくなる

思春期や反抗期の場合は、親や教師に対して反抗的になったりコミュニケーションを避けるようにはなりますが、自分の好きなことや好きな人に対する興味までは薄れません。

むしろ、親の代わりに友人や部活、自分の趣味にエネルギーをつぎ込むのは思春期ですよね。

友人関係や異性のことで悩み、食欲がなくなることもありますが、友人や異性に対して興味を失うということはありません。

我が子の様子がおかしいなと気付いたときには、子どものあなた(親)への対応ではなく、親以外の人や好きなことへの接し方や興味の有無を気を付けて見てみてください。

親にそっけないだけなら思春期や反抗期、親以外への興味も失っている、自室で好きなゲームやネットもせずにぼんやりとしているというときにはうつ病の可能性があります。

中学生のうつ病をチェック1
 

2.中学生のうつ病の原因と対処法は?

中学生のうつ病の原因も大人のそれとほとんど変わりません。

・生活環境の変化(引越し、進学、転校など)
・人間関係の悩み(いじめ、恋人との別れ、部活の上下関係)
・勉強や受験の悩み(受験うつ)
・自己肯定感、自尊心の低下

職場の代わりに学校や部活での人間関係が中学生のうつ病の原因になります。

特にいじめは深刻、自ら命を絶つ危険もあるので、いじめや人間関係が原因のうつ病では注意が必要です。

我が子にいじめの兆候があるときには、学校に無理やり行かせない、学校以外の居場所を作るなどのケアが必要です。

 
また、中学生特有といえば受験ですよね。

初めての受験に戸惑ったり、成績不振のためにうつ病になってしまう子も多いです。

受験勉強をがんばっていたのに急に勉強しなくなった、急に成績が落ちたというときには、受験うつの可能性があります。

 
思春期には容姿や成績などのコンプレックスや、理想と現実のギャップから自己肯定感や自尊心が低下します。

大人では、「自分なんてこんなもの」という諦めがついていますが、中学生はまだまだ自分に期待したいし理想は高いお年頃。

そのため、現実の自分をつきつけられたとき(異性にフラれる、モテない、志望校に落ちる、同級生や下級生に成績や部活で負けるなど)のショックは大きく、このショックがきっかけでうつ病になってしまう子もいます。

 
子どもがうつ病になったときは、まずは休養が大切!

学校を休みたいのであれば学校を休ませましょう。

いじめや人間関係の悩みは、学校を休むことで解消されることもあります。

うつ病を治す一番の手は、うつ病の原因やきっかけを取り除くことですから、学校を休むのはうつ病を治す一番の近道です。

受験もいったんは脇に置いておいてください。

うつ病をおして受験勉強をしてもろくな結果にはなりません。

高校に合格しても、受験勉強で悪化したのでは、高校になじむことができず、結局休学や退学、さらにはひきこもりなんてことも!

こんなことになるのなら、志望校のランクを下げても、高校生になる前にきちんとうつ病を治した方がましですよ。

 
我が子の自尊心が低いときには、言葉かけに気を付けましょう。

「女は愛嬌」などの言葉は、親はほめているつもりでも本人は「不細工」「頭が悪い」とけなされていると受け取ることがあります。

気を付けてください。

また、「健康的」「女性らしい」「ふっくら」などの体型に関わることも思春期には禁句です。

どんな言葉で表しても、本人は「デブ」と受け取り悩みます。

 
いじめや恋愛、人間関係の悩みなど親には相談しにくいことは、カウンセラーや保健室の先生に相談するのがおすすめです。

信頼できる友達がいる場合は、友達に打ち明けてもよいですね。

親は「どうして自分に相談してくれないの」と悩んだりせず、子どもが相談することができる窓口(病院、カウンセリングなど)を探してみてください。

 
【思春期の症状☆うつ・イライラ・無気力の原因って何?】


 

3.中学生がうつ病にならないための予防方法は?

中学生がうつ病にならないための予防方法をご紹介します。

①環境の変化に注意

進学や転校など、生活環境ががらりと変わるときには要注意!

ストレス解消やリラックスを心がけること。

 

②居場所の確保

習い事や塾など、学校以外の居場所を作ること。

いざというときの心のよりどころや逃げ場になります。

ただし、塾などを強制するのは逆効果になることもありますので要注意です。

 

③過度な期待を捨てる

親は学校の成績で子どもを追い詰めないこと。

 

④休養

休養をしっかり取ること。

放課後は毎日部活、土日も習い事では、いくら元気な中学生でもへばってしまいますし、ストレスも溜まります。

少なくとも週に1日は休養日を作りましょう。

また、普段は真面目な子が「学校に行きたくない」と親に言ってきたときには、熱は出ていなくても学校を休ませることも必要です。

学校を休んだ日は、おいしいケーキでも用意して、親子で会話をしてください。

会話の中で、「実はね」と子どもが悩みを打ち明けてくれてくれたら、今度は親子で悩みの解決方法を探しましょう。

 
中学生のうつ病をチェック2
 

4.関連記事を紹介します!

一般的なうつ病の予防法や対策についての記事を紹介します。

うつ病ってどんな病気?症状とチェック方法は?原因となるポイント!
仮面うつ病とは?うつ病との違いは?仮面うつ病を症状からチェック!
うつ病を徹底的に予防する!うつ病を防ぐ考え方・生活習慣・食べ物等
うつ病の人との接し方のポイント!言ってはいけない言葉のまとめ!
うつ病を予防・改善する食べ物は?うつ病を悪化させる食べ物は?
うつ病を病院の治療以外で改善させる方法は?うつ病の症状軽減対策!
産後うつ!症状のチェック方法を紹介!原因は?夫の協力も必要な対策

参考にしてください。

中学生のうつ病をチェック3
 

まとめ

以上が、中学生のうつ病の特徴や対処法についてでした。

中学生のうつ病は決して珍しいことではありません。

「うちの子に限って」という考えは危険!

子どもの様子がいつもと違う、このところ元気がない、というときにはうつ病の可能性も視野に入れて子どもと向き合ってくださいね。

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 - うつ病, ヘルスケア