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墜落と転落の違いとは?同じようで意外な相違点が!徹底的に分析!

      2017/05/28

「墜落」と「転落」、頭に浮かぶイメージは違いますが、イメージを言葉で説明するのは難しく(つまりきちんと理解していないということですね)、また私のぼんやり掴んでいるイメージが正しいのかどうか……。
というわけで、今回は墜落と転落の違いについて調べてみました。

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1.墜落と転落の定義の違いとは?

広辞苑によると、墜落とは「高い所からおちること」で、例として「飛行機が墜落する」と記載されています。

一方の転落は「ころげおちること」で、「首位から転落する」が例文になっています。

さらに、日本救急医学会によると、「身体が完全に宙に浮いた状態で落下することを『墜落』、階段や坂道などに接しながら落ちることを『転落』と呼び……」とのこと。

この説明は分かりやすいし、一般的なイメージと合っているのではと思います。

墜落は「宙から落下すること」というイメージでよいのですが、転落は「転がり落ちる」のともう一つ「足場から地面に対し垂直に落ちる」ときにも使われます。

「(宙を)垂直に落ちる」という点では墜落と同じ落ち方ですが、違いは「足場から」という点。

足場を踏み外す、足場が突然なくなることで真下に落ちてしまうときはどこかに接触しながら落ちなくても「転落」を使うことがあります。

この状況で「墜落」ということもあります。

このあたりが難しいですね(^^;)

墜落と転落の違いとは1
 

2.墜落と転落の労働安全上の定義と違いは?

労働安全上は、「作業床2m以上からの作業者の落下を『墜落』、2m未満なら『転落』」という定義があるようですが、高さは関係なく落ち方が問題という意見もあるので、一概に2mを基準に墜落と転落を使い分けてはいないようです。

労働災害事例を見てみると、「墜落」と「転落」は以下のように使われています。

・(トラックの荷台から)荷卸しのため、チェーンを緩めたところ荷が崩れ荷とともに「墜落」する。荷下ろし作業中、トラックの荷台から「転落」。

・植木の剪定中に脚立と共に「墜落」する。植木の枝切り作業中に脚立から「転落」。

・二階建て家屋の屋根の塗装作業中において、屋根上で滑り「墜落」。

・屋根上で作業中、明り採り用波板を踏み抜いて「墜落」。

・暗い工事内を歩行中、ピットに「墜落」。

・道路法面工事のアンカーを点検中、足を滑らせ「転落」。

・ケーブルクレーンの架線作業中、斜面を「転落」。

 
事例をざっと見てみると、斜面を転がり落ちるときには「転落」、足場を踏み外す・足場が突然なくなるなどで真下に落ちるときには「墜落」を使うことが多いようです。

特に脚立の事例が分かりやすいですね。

「脚立と共に(=足場が突然なくなる)」のときには「墜落」、「脚立から」は「転落」です。

 
【足場からの墜落災害の恐ろしさ】


 
墜落と転落の違いとは2
 

まとめ

以上が、墜落と転落の違いについてでした。

日常生活では階段や屋根、坂道から「転落」することはあっても、「墜落」はあまりないかなと思います。

あるとすれば、ベランダや屋上から「墜落」……ああ、でも「ベランダから転落」の方がしっくりくるかなあ。

ジャングルジムからは転落?墜落?滝つぼに落ちるときは?……うーん、記事を書く前よりも両者の違いが分からなくなってきたぞ(笑)

労働安全上や医学会では細かい定義があるかもしれませんが、普通の日本語としては、「墜落」は飛行機やパラグライダーなど、空の高いところから落ちるときでなければしっくりこないかなと思います。

あと、ニュースで「転落した」と聞くと生存の可能性がありそうですが、「墜落した」と聞いたときには、あまり生きている気がしませんね。

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