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「迎える」と「向かえる」の違いとは?明快に解説!驚きの結末が!

      2017/03/23

「お客様をむかえる」「とうとう、本番の日をむかえてしまった」「敵をむかえうつ」「9回裏をむかえる」、「その日、その時間だったらそっちにむかえるよ」これらの「むかえる」は「迎える」でしょうか?
それとも「向かえる」?
両者をきちんと使い分けることができますか。
ということで、今回は「迎える」と「向かえる」の違いや文例について調べてみました。

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1.「迎える」と「向かえる」の違いは何?


広辞苑によると、「迎える」とは「①立ち出て人の来るのを待つ。②ある時期を目前にする。③呼び寄せる。招く。④家族の一員として招く。⑤仏が浄土へよび入れに来る。⑥敵が来るのを待ち受けて防ぐ。⑦他人の気持・意向を受け入れる。迎合する。」という意味だそうです。

そしてもう一方の「向かえる」を引いてみると……ない!

「向かえる」という言葉は広辞苑にはないのです。

というのも、「向かえる」は誤字・誤用!

「お客様を向かえる」「9回裏を向かえる」とは書きません。

「向かえる」の正しい使い方といえば、「向かう+れる(可能)」で「向かえる」を使うこと。

なので、「その日、その時間だったらそっちに向かえる(向かうことができる)よ」くらいですね。

「向かう+れる・られる(受け身)」という使い方もあるのでは?

という見方もあるかもしれませんが、「向かう」の受け身が「迎える」なので、このときには「迎える」を使います。

ということで、前書きの答えがこちら。

・お客様を迎える

・とうとう、本番の日を迎えてしまった

・敵を迎え撃つ

・9回裏を迎える

・その日、その時間だったらそっちに向かえるよ


迎える1


2.「迎える」と「向かう」は視点・方向性の違い?


「迎える」と「向かう」、「迎」と「向」は一つの現象を別の視点から見ているだけともいうことができます。

つまり、目的地に移動している側からみれば「向かう」、目的地でそれを待ち受けている側からみれば「迎える」なのです。

なので、「敵を迎え撃つ」という場合には、敵が向かってくるのを陣などで待ち受けること、射程距離に入ったら一斉に撃ったり、出撃します。

「敵を向かえ撃つ」というのは、実際にはこのように書くことはありませんが、もし「向かえ撃つ」と書いた場合、漢字の意味からのイメージでは「あなたが敵の陣に移動して撃つ」になります。

また、「明日を迎える」と「明日に向かえる」では、意味が違いますよね。

「明日を迎える」では明日が来るのを待ち受けている/新しい一日が始まるのを受け入れるという意味ですが、「明日に向かえる」となると……「未来に希望なんてない」と言っていた人がどうにか絶望から立ち直りとりあえず明日に向かうことができるようになったという意味です。

迎える2


まとめ


以上が、「迎える」と「向かえる」の違いや文例についてでした。

基本的に「向かえる」という使い方、書き方はないということ。

「向かえる」は「向かうことができる」という可能の意味で使用する場合を除き、誤用なので「迎える」と書きましょう。

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