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「四面楚歌」を例文でわかりやすく解説!故事成語の四面楚歌とは!

      2017/06/17

四面楚歌の夢を見ることが年に一回か二回はあります。
歯が抜ける夢と並んで、私の中で定番の夢です。
被害妄想が強いのかな(´・ω・`)
それとも、これまでの悪事でまだばれていないあれやこれが、頭の片隅に引っかかっているから?
「ばれたら、嫌われるだろうなあ」とひそかに心配しているのが、夢の中で出ちゃうのかもしれませんね。
ところで、この「四面楚歌」、中国の故事が由来ですが、なぜ「楚」の歌なのだろうと思ったことありませんか。
「漢」の歌じゃないの?と。
私は昔から不思議だったのですが、わざわざ調べるほどの興味もなかったから(笑)、今もって疑問のまま。
気になった時に、すぐに調べるかどうかで、頭の良さが決まるのだろうなと大人になって気付きました(笑)
学生の私、辞書くらい引けよ(´・ω・`)
ということで、今回は四面楚歌の語源や例文について、ようやく調べてみました。
 

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1.「四面楚歌」の意味?語源は?

「四面楚歌」の意味は、「たすけがなく孤立すること。周囲がみな敵や反対者ばかりであること。(広辞苑より)」です。

「四面楚歌」は、「史記(前漢時代の歴史書)」に出てくる故事です。

ときは紀元前200年、西楚の項羽は漢の劉邦と覇権を争っていました。

戦に次ぐ戦で、次第に項羽は劣勢に立たされます。

漢軍に大敗した項羽は垓下というところまで追い詰められ、そこで陣をはります。

すると劉邦は項羽の陣を取りかこみ、兵糧攻めに。

楚軍は食べ物も武器も尽きてしまいます。

夜更け、自軍を囲む漢軍の陣から楚の歌が聞こえてきました。

敵の陣から故郷の歌が聞こえてくることに項羽は絶望、この後烏江で自刃しました。

 
これが「四面楚歌」の由来となった故事です。

周囲から漢の歌から聞こえてきたのなら、「やば、取り囲まれているじゃん」「敵、多すぎ」「敵の奴ら、勝利を確信しているじゃん」と絶望してしまうかなと思いますが、楚の歌でなぜ項羽が絶望するの?

これが私の長年の疑問だったわけですが、調べたみたところ、二つの説がありました。

①敵の陣から味方の歌が聞こえてきたことで、自軍の兵の多くが裏切っていることを知ったから

②久しぶりに故郷の歌を聞いて、里心がついてしまったから

この故事が事実であるのならおそらく、漢の陣で歌っていたのは裏切り者の楚兵だったと思います。

訛りや歌い回しから、漢の人が項羽の耳をだますほど楚人らしく、楚の歌を歌うことは難しいと思うから。

なので、漢の陣から楚の歌が聞こえてきたら、項羽が絶望するのも無理はないですね。

故郷の歌を聞いてセンチメンタルに、というのも、この絶望的な状況なら仕方ないかな。

この前に、項羽は愛する女性・虞美人を失っていますし、ね。

四面楚歌1
 

2.「四面楚歌」の例文は?類義語は?

「四面楚歌」の例文や使い方をご紹介します。

・この会議は彼にとってまさに四面楚歌だった。

・あれだけ傍若無人にふるまえば、四面楚歌になるのも当然だ。

・浮気がばれてから、家では四面楚歌である。

 
味方が誰もいない、周り全部敵というのが「四面楚歌」なので、上記のような使い方をします。

テストで「四面楚歌の意味と例文を書きなさい」という問題が出たら、上記のいずれかを書くとよいです。

人気のない先生の試験で「先生は職員室でも教室でも四面楚歌ですね」は、先生がかわいそうなので、書かないであげてください。

「四面楚歌」の類義語は、「孤立無援」や「孤軍奮闘」です。

ただ、「孤軍奮闘」は味方がいなくてもまだがんばっているという状態なので、四面楚歌の類義語というには絶望感が足りないかな。

「孤立無援」の方が四面楚歌の意味に近いと思います。

私は中学の試験で、「孤立無援」を「孤立無縁」と書いてバツされたことがあります。

漢字、間違えやすいので注意してください(´・ω・`)

 
【漢文『項王の最期』】


 
四面楚歌2
 

まとめ

以上が、四面楚歌の由来や例文についてでした。

人生、何事も経験かなと思いますが、四面楚歌の状況はあまり経験したくないかな(;´∀`)

周囲の人とは協調しつつ、あまり敵を作らないように生きていきたいですね。
 

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