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「赤潮」と「青潮」の原因は?そもそも違いとは!対策含め解説!

      2017/07/11

「赤潮発生」というニュースを見聞きすることがありますよね。
赤潮はたしか、プランクトンの異常増殖が原因だったと思うのですが、正確には分かっていないなあ。
それに、赤潮の他に「青潮」というのもあるし。
青潮と赤潮は別物?というか、青潮って目で見て分かるのかしら。
海は元々青いけれど……ということで、今回は赤潮と青潮の原因や違いについて調べてみました。
 

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1.「赤潮」とは?発生原因と対策とは?

赤潮とは、海の中で植物性プランクトンや動物性プランクトンが急激に異常繁殖して、水の色(海面の色)が変わって見えるほど増殖することです。

プランクトンによって、海面が赤く見えるのですね。

赤潮が発生すると、増殖したプランクトンによって(プランクトンの呼吸によって)海中の酸素量が少なくなります。

また、プランクトンが魚のえらを傷つけることもあるそうで、酸素不足とえらのダメージで魚介類が窒息してしまうため、赤潮は漁業や養殖業に大きなダメージを与えます。

さらに毒性を持ったプランクトンの影響で貝が毒化してしまうこともあり、その毒貝を食べたことによる人的被害が出ることもあるそうです。

貝毒、こわいですよね。

アサリや牡蠣なども毒化してしまうこともあるそうです。

赤潮の発生原因は、河川などから栄養分(窒素、リン)が大量に流れ込むこと(海水の富栄養化)です。

プランクトンの栄養分が増えるため、プランクトンが異常増殖してしまうのですね。

湾のように、外海との海水の入れ替えが行われにくい場所で赤潮は発生しやすいです。

赤潮の対策は、窒素やリンを含む排水を川や海に流さないこと!

現在では、下水処理や排水処理施設がきちんと整備されているので、生活排水やそのまま川に流れ込むことはありません。

昔(昭和40年代・50年代)に比べると、現在は赤潮の発生件数は少なくなっています。

 
【串本湾・赤潮発生】


 
赤潮1
 

2.「青潮」とは何?発生原因と対策とは?

青潮は、赤潮のうち海面が緑色を帯びて見えるときに「青潮」ということもありますが、一般的には海水が青または緑色がかった白色に濁る現象で、赤潮とは別のものです。

青潮は海底にたまったヘドロによって起こります。

長い年月をかけて海底に大量のヘドロがたまると、ヘドロ自体の酸素消費によって海底の海水は酸素が全く、あるいはほとんどない状態になります。

すると、海水に含まれる硫酸イオンは、硫酸還元菌によって硫化物イオンになります。

ただ、海底でこのようなことが起きていても、海面付近の海水には河川から流れ込む水や海流によって酸素が含まれているので問題はありません。

しかし、様々な自然現象の影響で海面近くの海水が沖に押し出されることがあります。

すると、海底の海水が海面付近に上がってきます。

酸素が全く、あるいはほとんどない海水が上がってくるため、魚介類は窒息してしまいます。

さらに硫化物イオンから硫化水素が発生、卵のくさった臭いで有名な硫化水素ですね。

硫化水素は有毒なガスなので、これでも魚介類は生きていけません。

硫化物イオンが空気中の酸素と触れることで、硫黄が発生します。

この硫黄に光が反射すると、乳白色や青みを帯びた白色になります。

青潮を防ぐためには、海底にヘドロをためないこと!

つまり、海や河川をきれいに保つことやたまったヘドロを除去することが必要です。

 
【江戸川放水路の青潮被害状況】


 
赤潮2
 

まとめ

以上が、赤潮と青潮の原因や違いについてでした。

赤潮や青潮の被害がひどい年は、漁師さんや養殖業者さんは大変です。

赤潮や青潮が発生しないように、海や河川をきれいに保たなければいけませんね。

ただ、最近は川の水がきれいすぎて(排水処理をするため、窒素やリンが少ない)、魚や貝の生育が悪いこともあるそうです(;´∀`)

加減が難しいんですね。
 

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