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「呆然」と「茫然」違い!意味と使い方を唖然も含めて徹底解説!

      2017/07/28

「呆然(ぼうぜん)」と「茫然(ぼうぜん)」、どちらも同じ読みだし、同じような使い方をするので、意味の違いがわかりにくいですよね。
ということで、今回は「呆然」と「茫然」の違いなどについて調べてみました。
 

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1.「呆然」と「茫然」の意味と違いは?

「呆然(ぼうぜん)」と「茫然(ぼうぜん)」を広辞苑で引くと、

【呆然】

①気ぬけしてぼんやりとしたさま。

②あっけにとられるさま。

 

【茫然】

①広大なさま。また、とりとめのないさま。判然としないさま。つかみどころがないさま。

②呆然に同じ。

 
上記をみると、「呆然」ある出来事に対する反応であり、「茫然」常態をあらわす言葉です。

また、「呆然」は人だけに使いますが「茫然」は「必要あることを弁ぜず、茫然たる論を主張するは」というように人以外にも使います。

「茫然」を「呆然」と同じ意味で使うこともあります。

このときは、「あっけにとられるさま」という意味で使用されます。

二つの使い分けや例文がこちら。

・焼け落ちた家を見て呆然とする。(①気ぬけ)
・茫然としていてとらえどころがない人。(①判然としない)

 
 
呆然と茫然では、「茫然」が先にありました。

中国由来の言葉です。

「呆然」は「茫然」と比べると新しい言葉です。

「呆」の字は「阿呆」や「痴呆」「呆けもの」の「呆(ほう)」ですよね。

ある出来事が起きたとき、気抜けして「阿呆」や「痴呆」のようになることを「呆然」というのです。

本当なら「ほうぜん」と読むところですが、それをなぜ「呆然(ぼうぜん)」と読むようになったのかは不明です…。

また、「待ち呆け(まちぼうけ)」など、別の言葉で「ぼう」と読むこともあります。

「ぼうぜん」にはもう一つ「惘然(ぼうぜん・もうぜん)」がありますが、これは「呆然」と同じ意味です。

また、「茫然」とほぼ同じ意味で「茫洋・芒洋(ぼうよう)」という言葉があります。

それでは、「茫然自失」の状況を動画でご紹介します。

 
【茫然自失の猫】


 
呆然1
 

2.「呆然」と「唖然」の違いは?「愕然」や「憮然」とは?

【唖然】

「唖然(あぜん)」とは、あきれて言葉がでないことです。

同義語は「開いた口がふさがらない」「あきれてものがいえない」です。

大体、相手の非常識な言動にびっくりしたときに使います。

 

【愕然】

「愕然(がくぜん)」はとてもびっくりすることです。

びっくりしすぎて顎ががくっとなるというイメージです…?(笑)

 

【憮然】

「憮然(ぶぜん)」は「失望してぼんやりするさま。失望や不満でむなしくやきれいない思いでいるさま。」です。

ぶすっとした様子を「憮然としている」ということもあります。

 
「呆然」と「唖然」の違いは、ある出来事に対する反応の仕方です。

あきれて言葉がでてこない、口がぽかんと開いてしまうときには「唖然」ショックで頭が動かない、気抜けしたときには「呆然」です。

つまり、口か頭かの違いですね。

二つの使い分けがこちら。

・姑の言葉に唖然とする。
・事故の知らせに呆然とする。

たとえば、ある出来事が起きたときは、知らせを受けたときは、

①唖然とした後、憮然とする。

もしくは、

②愕然とした後、呆然(茫然)とする。

というように、気持ちや様子がうつっていきます。

呆然2
 

まとめ

以上が、「呆然」と「茫然」の違いなどについてでした。

「呆然」は「茫然」の中に含まれます。

「呆然」を「茫然」と書くことはありますが、「茫然自失」を「呆然自失」と書くことはありません。

また、つかみどころがないときには「茫然」を使います。

一時的なショック状態は「呆然」です。

「唖然」にはショックのほかに、相手や出来事の非常識さ、ひどさに呆れてものが言えない気持ちがこめられています。

「そんなバカな」という気持ちですが、言葉にできないのが「唖然」です。

「愕然」はかなりびっくり・驚愕すること、「憮然」は不満でやりきれない様子のことです。
 

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