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「等」の読み方と使い分けを解説!とう/など/ら/違いと使い方は?

      2017/09/10

「AやB等」を読むとき、「AやBなど」と読むか「AやBとう」と読むか、はたまた「AやBら」と読むか、悩みますよね。
正しい読み方はどれなのか。
使い分けのルールはあるの?
ということで、今回は「等」の読み方や使い分けについて調べてみました。
 

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1.「等」の読み方と意味は?

「等(とう)」を広辞苑で引くと、いくつか意味が載っている最後に以下の記載がありました。

【等(とう)】
「④複数を表し、また、同類の他を省略するのに用いる語。」

 
次に「等(など)」を引いてみました。

【等(など)】
「①ある語に添えて、それに類する物事が他にもあることを示す。…や何か。」

 
また、「など」の語源については以下のとおりです。

【「など」の語源】
・「何」に助詞「と」が付いたものの転。平安時代に使われだした語。本来なかった「などと」の例が鎌倉時代以後に見られる。

 
これを見ると、「等」と書いて「など」と読むのは当て字なのかもしれませんね。

その証拠に、常用漢字音訓表の「等」の読み方は「ひとしい」と「トウ」だけで「など」はありません。

さらに「等(ら)」を引いてみました。

【等(ら)】
①体言の下に付いて複数を表す。
②人を表す名詞や代名詞に付いて、親愛・謙譲・蔑視の気持ちを表す。

 
つまり、「とう」「など」「ら」ともに「他にもありますよ」といった意味で使用しますが、「等(とう、など)」は主にモノに、「等(ら)」は主に人(代名詞、人名など)に用いるということです。

例)いちごやキウイなど
例)僕ら、君ら

また、「等」を英語で書くときには「etc(エトセトラ)」です。

等1
 

2.「等」の微妙なニュアンスの違いと使い分けは?

上記の通り「等」は、複数を表す接尾語・助詞で、ある語(多くの場合2つ以上の例)に添え例を挙げて示す意を表し、また、挙げた例に限らず、そのほかにもある意を表します。

たとえば、「AやB等」というときには、「AやBの他にも含まれるモノ・人がある」ということです。

例)主食とはご飯やパン等のことを言い、~
→主食はご飯やパンの他にもある(麺類、芋、豆)

常用漢字音訓表では「等」に「など」という読み方はありません。

なので、法令や公用文書で「AやB等」とあるときには「AやBとう」と読むことが多いです。

「等」を代名詞や人名につけるときには「彼等(かれら)」「中居や木村等(木村や中居ら)」というように「ら」と読むことが多いですが、「など」と読むこともあります(木村や中居など)。

ただ、「代名詞+ら」と「代名詞+など」ではニュアンスが若干異なることがあるので、誤解を与えないように気を付ける必要があります。

例)子供等
・子供ら→複数人の子供だけを表す(含まれるのは子供だけ)
・子供など→子供以外の誰かも含めた複数人を表す(子供だけとは限らない)

また、「等(ら)」には軽んじたり蔑視の意味が含まれています。

たとえば、「奴等(やつら)」や「あいつ等(あいつら)」には、相手を軽んじるニュアンスがありますよね。

なので目上の人に使うときには、「など」と読む方が無難です。

例)会長や社長等→会長や社長など

公式の場(会見や声明、発表など)では「等」を「とう」と読むことが多いですが、日常生活では「とう」というより「など」の方が分かりやすいですよね。

特に、手元に台本や書類がなく耳だけで聞くときには、「ご飯やパンとう」というより「ご飯やパンなど」の方が聞き取りやすいし、意味も分かりやすいです。

日常生活での「等」の読み方や使い分けは、相手にとって分かりやすい方、聞き取りやすい方を選ぶのがおすすめです。

等2
 

まとめ

以上が、「等」の読み方や使い分けについてでした。

「等」に繰り返しの「々」をつけて「等々」と書くこともあります。

このときの読み方は、公式の場では「とうとう」、それ以外では「とうとう」か「などなど」です。

「らら」とは読まないので注意してください。
 

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