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「考慮」と「配慮」の違いを解説!意味と使い方!使い分けは?

      2018/01/16

「考慮」と「配慮」どちらも日常的によく使う言葉ですが、この二つ、きちんと使い分けができているかしら(-_-;)
そもそも、違いはなに?
ということで、今回は「考慮」と「配慮」の意味の違いや使い分けなどについて調べてみました。
 

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1.「考慮」と「配慮」の意味の違いは?

まずはそれぞれを広辞苑で引いてみましょう。

【考慮】
・かんがえをめぐらすこと。よく考え合せること。

【配慮】
・心をくばること。心づかい。

 
「考慮」は、よく考えることです。

一方の「配慮」は、相手に対する気配りや心配りのことです。

「考慮する・考慮します」というとき、その人の頭の中にあるのは相手のことではなく、いかにしてこの問題をよりうまく解決するかということや、そのことの本質は何なのかということを深く考えているのです。

なので「考慮」の結果、相手にとってよい話になるとは決まっていません。

「配慮する・配慮します」というときには、相手の事情や立場などに気を配りながら、相手にとってできるだけよい話になるように考えます。

【「考慮」と「配慮」を具体例で解説】

≪考慮の例文≫
・採用のメンバーは、彼らの成績と適性を考慮して選考しました。

≪配慮の例文≫
・採用のメンバーは、男女の割合が同数となるよう配慮して選考しました。

「考慮」の場合、あくまでも成績と適性だけを「よく考えて」人員選考したということで、誰の立場に対しても心配りは存在していません。

「配慮」のときは、採用を希望したメンバー全員に対し「心配り」をし、成績や適性を後回しにしても、男女の比率が同数となるようにしています。

 
もちろん、「よく考える」と「心配り」は同時に行う場合もありますので、「…に配慮するとともに…、…を考慮しました」と、文章に両者の言葉が使われる場合もあります。

よく似た言葉だと思っていたけれど、ちゃんと広辞苑を引くと、あまり似ていない言葉だと分かりますね。

考慮1
 

2.「考慮」と「配慮」の使い分け!使い方を具体例で紹介!

「考慮」と「配慮」の使い方を例文でご紹介します。

【「考慮」の例文】

①~を考慮した結果、このような結論に至りました
(よく考えた結果の結論)

②こんなデタラメな提案は最初から考慮の余地がない
(提案はよく考える必要がない)

③現在のリーダーである彼の方針を考慮し
(リーダーの方針をよく考える)

④気持ちはわかるが、他方の意見も考慮に入れなくては
(他方の意見をよく考える)

⑤相手の立場を考慮する
(相手の立場をよく考える)

【「配慮」の例文】

①この椅子の高さは子供への配慮が足りない
(子供に対する心配り)

②日本語がわからない人に対する配慮が欠けている
(外国人に対する心配り)

③相手の立場に配慮する
(相手に心配り)

 
「考慮」は「よく考える」と言いかえると分かりやすいですね。

「配慮」では「気を配るべき」相手や対象があります。

このときの相手や対象は人間のことが多いですが、「環境に配慮する」など、人間以外に配慮することもあります。

また、例文にもあるとおり、「相手の立場を考慮する」・「相手の立場に配慮する」のように、「考慮」と「配慮」をほぼ同じ意味で使用することもあります。

ですが、ときと場合によっては「相手の立場を考慮する」といっても「相手に気を配る」という意味ではなく、文字通り「よく考える」という意味で「考慮する」と言っていることもあります。

どっちの意味なのかは文脈などで判断できますが、同じ意味として「相手に気配り」をしておいてもまあ問題ないと思います。

考慮2
 

まとめ

以上が、「考慮」と「配慮」の意味の違いや使い分けなどについてでした。

「考慮」はよく考えること、「配慮」は相手に対して気を配ることです。

似た言葉ですが、意味は全く違うのできちんと使い分けてくださいね。
 

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