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「トタン」と「ブリキ」の違いを徹底解説!覚え方は?

      2018/06/27

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トタンといえばトタン屋根、ブリキといえば昔のおもちゃですよね。
でも、この二つってどちらも鉄からつくられるということはご存知ですか?
ではなぜ、「トタン」と「ブリキ」、二種類の金属があるのでしょう…。
ということで、今回は「トタン」と「ブリキ」の違いなどについて調べてみました。
 

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1.「トタン」と「ブリキ」の違いは?

まずは、辞書で「トタン」と「ブリキ」を調べます。

【トタン】
・薄い鉄板に亜鉛をメッキしたもの。屋根や樋などに用いる。トタン板。亜鉛メッキ鋼板。

【ブリキ】
・錫(すず)でメッキした薄い鉄板。

 
「トタン」と「ブリキ」は両方とも、「鉄板に他の金属をメッキしたもの」ということです。

メッキとは、ある金属の表面に別の金属をおおいかぶせることで、主な目的はサビ防止です。

そして、「トタン」と「ブリキ」の違いは「鉄板にどの金属をおおいかぶせるか」です。

鉄板を亜鉛でメッキしたものが「トタン」で、錫でメッキしたものが「ブリキ」です。

ちょっと余談ですが、トタンとブリキのメッキの覚え方は簡単、「土壇場のキャンセルで会えん」または「土壇場で会えん」(土壇=トタン、会えん=亜鉛)と「ぶり返す」(ぶり=ブリキ、す=錫)、この語呂合わせでどうでしょう。

少しそれましたが、亜鉛でメッキした「トタン」は屋根や樋などの建材として使われ、錫でメッキした「ブリキ」は缶詰の缶や、おもちゃなどに使われます。

「トタン」と「ブリキ」、どちらも鉄板でありながらなぜ亜鉛と錫で使い分けがされるのか、それは亜鉛と錫のサビ方の特性が関係あります。

①「トタン」が屋根に採用される理由!

トタンの亜鉛は、元々鉄よりサビやすい金属で、特に風雨などで表面に傷がつくとさらにサビが進みます。

ですが、その亜鉛のサビが鉄をおおって、逆に鉄のサビを防いでくれるのです。

つまり、亜鉛が自らのサビを防護壁にして、鉄を守ってくれるということですね。

これが、傷を受ける確率が高くなる、屋外の屋根や樋にトタンが採用される理由です。

屋根
 

②「ブリキ」が缶詰に採用される理由!

一方のブリキの錫は、鉄よりサビにくい性質で錫そのものが鉄のサビを防いでくれます。

ただし、錫は一度でも傷を負い鉄がむき出しになってしまうと、そこから鉄がサビてくるのです。

ブリキが缶詰に採用される理由は、密閉された缶詰の空間では傷を負う可能性が極めて低いからです。

また錫は、簡単には人体に吸収されない性質であることも、缶詰のほかに、おもちゃにも採用される理由です。
 
 

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2.「ガルバリウム」と「トタン」の違いは?

ガルバリウムを辞書で調べます。

【ガルバリウム】
・アルミニウム亜鉛合金メッキ鋼板。

 
ガルバリウムとは、1972年にアメリカで開発されたもので、わかりやすくいうとトタンよりもサビにくいようにメッキした鉄です。

アルミニウム55%、亜鉛43.4%、珪素1.6%の合金を鉄にメッキしてつくられ、屋根などの住宅建材として使われます。

ガルバリウムの特徴はなんといってもその耐久性です。

トタン屋根の場合は大体10年ごとに塗装をしますが、ガルバリウムの場合は、30年ほどはメンテナンス不要といわれています。

ちなみに、ガルバリウムの価格なのですが、塗膜や特殊加工の有無などの関係で、一言で約○○円とはいえません。

ですが、トタンは10年ごとのメンテナンス費用が掛かることを考慮すれば、ガルバリウムの方がお得かもしれませんね。

最近では、アルミニウムと亜鉛と珪素のほかに、それにマグネシウムを含めた合金も開発され、さらに耐久性がアップした製品もあるようです。

塗装
 

まとめ

以上が、「トタン」と「ブリキ」の違いなどについてでした。

鉄板を亜鉛でメッキしたものがトタン、錫でメッキしたものがブリキです。

トタンは表面の亜鉛が傷ついても内部の鉄がサビにくいため屋根などの建材に、ブリキは表面の錫がサビにくいため缶詰の缶などに使われてきました。

メッキは、主に鉄のサビを防ぐことが目的です。
 

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