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「主席」と「首席」の違いを解説!意味や使い分けは?

      2018/11/27

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「主席」と「首席」、どちらも一番偉い人というイメージです。

私には「主席」も「首席」も全く縁はなく、ひたすら「酒席」。

まあ冗談はさておき、「主席」と「首席」の違いってわかりにくいですよね。

ということで、今回は「主席」と「首席」の意味の違いや使い分けについて調べてみました。
 

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1.「主席」と「首席」の意味の違いや使い分けは?

では、「主席」と「首席」の意味を広辞苑で調べてみます。

【主席】
①主人の席。
②会議や委員会を代表する人。首席。

【首席】
・第1次の席次。首位の席。1番。また、その人。

 
「主席」の意味の中に「首席」とあります。

つまり、会議や委員会などの組織で1番の人、トップが「主席」でもあり「首席」でもあるということ。

また、「主席」の「主人の席」や、「首席」の「第1次の席次」「首位の席」といったことで、何らかの集まりの中でのトップ、ナンバーワンの席といった意味もほぼ同じです。

では、違いはいったい何か?

「主席」の方を使う場面は限られています。

「主席」は、主に国家元首や政党の代表者などに使われる言葉です。

しかも、国家元首でも主に東アジアの国だけに集中しています。

中国のトップは「主席」ですね。

天安門広場

北朝鮮もかつては「主席」といっていましが、現在は廃止されてしまったようです。

そのほかにも、香港や台湾には様々な政党が存在しますが、その多くの政党のトップが「主席」となっています。

要するに「主席」とは、世界でもある限られた地域だけで使われる言葉ということです。

例外的に、日本の民間企業で「主席」という役職を使っている会社もありまが、日常の言葉として一般的なのは「首席」の方です。

日本国内で「主席」を使うシーンは、主に国外の国家元首や政党のトップに敬称をつける場合です。

ちなみに、「主席」を英語にすると、「president(プレジデント)」「chairman(チェアマン)」「head(ヘッド)」「chief(チーフ)」です。

「プレジデント」は通常日本では「大統領」ですが、「主席」のことを「president」と表記することがあるということ。

「首席」を英語にすると、「chief(チーフ)」「top(トップ)」です。

まさに「トップ」ですね。

ということで、「主席」と「首席」は、組織や人の集まりの中のトップという意味では同じですが、一般的には「首席」を使います。

「主席」を使うのは、基本的に国や政党のトップで、主に東アジアの国々に限定されます。
 

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2.「主席」と「首席」の具体的な使い方は?

「主席」と「首席」の具体的な使い分けについてご紹介します。

①「主席」の使い方!

「主席」を使う場面は限られています。

まず、以下の国の国家元首は「主席」です。

・中国
2018年現在は習近平国家主席

・ベトナム
2018年現在はチャン・ダイ・クアン国家主席

・ラオス
2018年現在はブンニャン・ウォーラチット国家主席

 
また、香港の「公民党」「民主党」「自由党」など多くの政党のトップは「主席」です。

台湾でも、「民主進歩党」「親民党」など多くの政党のトップが「主席」です。

ベトナム

②「首席」の使い方!

続いて、「首席」です。

日本では、何らかのトップを「首席」と呼びます。

まず、学校の成績がトップの人は「首席」です。

多く使われるのが「首席で卒業した」という言葉。

一番良い成績で卒業したということですね。

あと、入学試験でトップだった人は「首席で合格」といい、新入生代表となります。

それから、オーケストラの各楽器のパートリーダーのことを「首席奏者」といいます。

楽器のパートリーダーとして、メンバーに指示を出す役割です。

オーケストラ

ちょっと違った使い方もあります。

海上保安庁の巡視船において、各部門のナンバーツーが「首席」と呼ばれます。

ナンバーワンではなく、ナンバーツーです。

ちなみに、ナンバーワンは「長」です。

ややこしいですね。
 

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③例外!!

基本的に、「主席」は国家元首や政党のトップだけといいましがた、例外があります。

第一生命経済研究所には、「主席」と「首席」の両方の役職が存在します。

「主席エコノミスト」と「首席エコノミスト」です。

ちなみに、地位は「首席エコノミスト」の方が上だそうです。

そのほかにも、役職として「主席」を使っている会社はあります。

④政治がからんでも「首席」!

国家元首や政党のトップではありませんが、アメリカ政府の役職で「大統領首席補佐官」や「首席戦略官」といったものがあります。

政治がからんでいますが、こちらは「首席」です。

これは「補佐官」や「戦略官」のトップということ。

それからニュースで話題になったTPP。

TPP交渉は各国の交渉官で話し合いがされますが、その交渉官のトップは「首席交渉官」です。

ですから、日本政府にも「首席交渉官」がいたのですね。

気をつけたいのは、政治がからむもの全てが「主席」というわけではないということ。

あくまでも、アジアの一部の国の国家元首や政党のトップが「主席」です。
 

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まとめ

以上が、「主席」と「首席」の意味の違いや使い分けなどについてでした。

「主席」は、基本的に国家元首や政党のトップに使います。

それもアジアの一部の国に限られています。

日本における組織のトップは基本的に「首席」です。

学校での成績がトップの人も「首席」で呼ばれます。

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