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「天井」と「天上」の違いを解説!意味の違いや使い分けは?

      2018/11/15

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家で上を見ると、「天井」があります。

読み方は「てんじょう」ですよね。

ですが、「てんじょう」とう読み方で「天上」という言葉もあります。

あれ?家の上にあるのは、本当は「天上」なの?

ん…?「天井」?

ということで、今回は「天井」と「天上」の意味の違いや使い分けなどについて調べてみました。
 

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1.「天井」の意味とは!

まずは、「天井」の意味から説明します。

【天井】

①部屋の上部の仕切り。室内の保温や装飾などのために屋根裏を覆い隠して張った薄い板。「天井裏」

②ものの内部の一番高い所。

③景気や相場の上がりきった所。

※天井知らず:相場や物価などが高騰して、どこまで上がるかわからないこと。

※天井を打つ:相場が最高値になって止まる。

 
ということで、「天井」の意味は大まかに3つに分かれます。

1つめは、「部屋の中の一番上の仕切り」のこと。

部屋と屋根の間の、仕切りの板のことですね。

もしくは、1階の部屋と2階、また3階と4階の部屋の仕切り板のことです。

天井と屋根の間や、天井と2階の間の空間を「天井裏」といいます。

この、家の天井には、屋根を隠す役目と暖房効率を上げる役目があります。

天井を設置することで、なるべく部屋の空間を狭くし暖房効果を上げるのですね。

また、天井のほこりなどを部屋に落下するのを防ぐといった役目もあります。
 
 
2つめは、「ものの内部の一番高い所」のことです。

部屋以外でも「天井」は使われます。

たとえば、箱などの一番上の部分などです。

「箱の天井に穴をあける」といった使い方をしますよね。

また、「食器棚の天井にシミがある」といった使い方もします。
 
 
3つめは、「景気や相場の上がりきった所」といった意味もあります。

景気や相場は上がったり下がったりと変化します。

そういった変動が一番上に行きついた場所、それを「天井」というのですね。

どんどん上がって、全くとまる気配がないことを「青天井」といいます。

「青天井」は、天井がなくなって、青い空しかない状態が語源になっています。

天井

「天井」は、元々は部屋の上部の仕切り板のこと。

そこから、比喩的に物の上のことも「天井」と呼ぶようになり、相場などにも使われるようになりました。

「天井」の語源は、諸説あります。

「天井」の「天」は、空とか上という意味です。

「天井」の「井」は、木材を「井」の形に組んだという説。

また、火事を防ぐ意味で「水」に関係ある「井戸」の形につくったという説。

さらには、「囲炉裏」の上に位置している「棚」の形に似ているといった説もあります。
 

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2.「天上」の意味とは!

続いて、「天上」の意味です。

【天上】

①空の上。空。天。

②この上もないこと。無上。

③天上界の略。天にあるという世界。

④天にのぼること。昇天。命がなくなること。

 
1つめは、「空の上。空」のことです。

普通は、「空」といいます。

まれに「天」ということもありますが、「天上」という使い方はあまりしませんよね。

ですが、「空」=「天上」です。
 
 
2つ目は、「この上もないこと」という意味です。

「最上の」という意味で、「無上」と同じ意味です。

「天上の歓喜を感じ」といった使い方をします。
 
 
3つ目は、「天上界」を省略した言葉です。

地上にあるのが「人間界」で、その上にあるのが「天上界」です。

仏教の言葉ですね。

ファンタジー

4つ目は、「天にのぼる」という意味です。

つまり、命が絶えて天にのぼるという意味ですね。
 
 
「天上」の語源については不明です。

ですが「天」という字と、「あがる」「のぼる」「うえ」という意味の「上」が合わさっています。

「天にのぼる」「天にあがる」「天の上」といった意味合いですね。
 

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3.「天井」と「天上」の意味の違いとは!

ということで、「天井」と「天上」の違いを整理しますね。

「天井」は部屋や物の一番上にある仕切りのこと。

また、相場などの価格の最高値という意味もあります。

一方の「天上」は空や空の上のことと「天上界」といった意味もあります。

また、「命が絶えて天にのぼる」という意味と「この上もない」「最上級」という意味もあります。

「天井」と「天上」の違いをわかりやすくまとめます。

「天井」部屋や箱など実在する物の一番上のこと

つまり、実在することがポイント。

相場のてっぺんの場合は「最高価格」というものが存在します。

「天上」空や天井界など遠い世界、または架空の世界

こちらは、遠い所、また架空の世界がポイント。

「この上もない」という意味もありますが、「天井の喜び」といった使い方をするように、物体ではありません。

そしてもう一つの違いがあります。

「天井」人間の手が届く高さ

「天上」人間の手は届きません

風景
 

4.「天井」と「天上」の使い分けと実際の使い方!

それでは、「天井」と「天上」の実際の使い方をご紹介します。

【天井】

・天井から雨漏りが。

・天井からネズミが走る音が聞こえる。

・打球がドーム球場の天井にぶつかる。

・天井を見つめていたが、やがて眠りについた。

・天井に蜘蛛の巣があるのを発見した。

 
部屋

【天上】

・天上から下界に降りてきた。

・天上と地上の支配者。

・天上の楽園は実在するのか。

・天上の歓喜を感じる。(この上もないの意)

・祖父は息絶え、天上へ。

 

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まとめ

以上が、「天井」と「天上」の意味の違いや使い分けなどについてでした。

「天井」は部屋や物の一番上にある仕切り板や、相場などの価格の最高値のことです。

一方の「天上」は空の上のこと、「天上界」の意味もあります。

また、「天上」は「命が絶えて天にのぼる」や、「この上もない」「最上級」という意味もあります。

普段よく使うのは「天井」の方で実在する物です。

「天上」は使う機会は少ないですね。

遠い空、また架空の世界が「天上」です。

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