コーヒーの健康効果とは?カフェインの効能と悪影響健康被害を分析!
2018/04/03
コーヒーを飲むと、頭がすっきりするし、心もち顔もきりっとなるような、ならないような・・・・・とにかく、私にとってコーヒーは人生の友!毎日欠かさず飲んでいます。
しかし、コーヒーに含まれるカフェインにはなんとなくマイナスイメージがあるので、飲む量を減らした方がいいかななんて思うことも。
カフェイン中毒だとか、カフェインの過剰摂取で突然命をなくすなんてニュースを読むと、毎日グビグビ(ビールみたいですね)飲んでいる身としては不安になります(´・ω・`)
そんな私に朗報!
なんでもカフェインで命をなくすリスクが軽減するという調査結果が出たとか。
カフェインにしては珍しく、よいニュースです。
これは調べてみなくては!!
ということで、今回はカフェインの効果や適量などについて調べてみました。
1.カフェインで命をなくすリスク軽減!?
コーヒーや緑茶、ココアなどに含まれるカフェイン、一般的には「中枢神経系を興奮させて眠気をはらい、集中力を高めてくれる」成分として知られていますよね。
受験生の頃には、よくカフェイン配合の眠気覚ましドリンクを飲んで徹夜していました。
また、偏頭痛を和らげるのにもカフェインは効果的!
偏頭痛は脳に血液が集まりすぎることで起こる頭痛ですが、カフェインを飲むことで脳の血管が収縮、偏頭痛がおさまります。
ここまではよく知られた話。
ここからが今回の本題です。
国立がん研究センターの調査により、「コーヒーを1日3~4杯」飲む人は、コーヒーを全く飲まない人よりも24%も命をなくすリスクが低いことが分かりました。
コーヒーに含まれるクロロゲン酸が血糖値を改善し血圧を調整、さらにカフェインが血管内皮の機能を改善してくれるため、命をなくすリスクが低くなるそうです。
【コーヒーと緑茶で心臓病や脳卒中を予防できる!?】

2.カフェインの過剰摂取は危険?
カフェインには良い面もある一方、過剰摂取により健康に問題が出ることもあります。
カフェインの過剰摂取による症状はこちら。
・頭痛
・心拍数の増加
・不安感
・不眠
・下痢
・嘔吐
・流産リスク
よく、妊婦さんはコーヒーを飲まないように、と言いますよね。
昔は色の黒い子が生まれるからなんて言われていましたが(もちろん迷信ですよ)、妊婦さんがコーヒーを飲まないのは流産のリスクが高くなるからです。
また、カフェインを習慣的に摂取することによって、カフェイン耐性がつきます。
カフェイン耐性とは、体がカフェインに慣れてしまうため、上で挙げたカフェインの効果を得られなくなること。
眠気覚ましのコーヒーを飲んでも、すっきり目が冴えなくなるのです。
さらに、カフェイン依存症になると他の依存症と同様、カフェインを摂取せずにはいられなくなります。
カフェイン摂取を中断すると、イライラしたり抑うつ状態になったり、集中力が低下したり・・・・・ここまでくると大変そうですね(´・ω・`)
カフェインの摂り過ぎには気を付けましょう。
カフェインの過剰摂取による命をなくす事故も起きています。
3.カフェインの適量は?
日本には、カフェインの1日当たりの摂取許容量の基準はありません。
なので、欧州食品安全機構(EFSA)の基準をご紹介します。
・成人
カフェイン摂取1回につき、3mg/kg(体重)、体重60kgの場合180mg
1日当たり、5.7mg/kg、60kgでは342mg
・小児―青年
1日当たり、3mg/kg、60kgでは180mg
・妊婦・授乳婦
1日当たり、200mg
カフェインの適量は体重と比例します。
自分の体重で適量を計算してみてください。
私の場合は、体重45kgなので1日当たりの適量は5.7mg×45kg=256.5mgですね。
ちなみに、各飲み物に含まれるカフェイン量の目安はこちら。
・レギュラーコーヒー100ml当たり60mg
・紅茶100ml当たり30mg
・コーラ100ml当たり10~19mg
・エナジードリンク1本当たり22~142mg
・栄養ドリンク1本当たり30~50mg
・眠気覚ましドリンク1本当たり100~150mg
まとめ
以上が、カフェインの効果や適量などについてでした。
カフェインには集中力を高めたり命をなくすリスクを軽減してくれるなど良いこともある一方、飲みすぎると、健康に害があります。
カフェインで健康になるためには、一日の摂取量を適量におさめ、上手にカフェインと付き合っていくのがよさそうですね。
ちなみに、私は毎日レギュラーコーヒーを6杯くらい飲んでいるので、明らかな飲みすぎです(>_<) ちょっと気を付けなきゃ。