腕にぶつぶつ!かゆみが!夏場と夏以外のぶつぶつの原因と対処法!
2018/04/07
腕のぶつぶつ、気になりますよね。
かゆいのはもちろんいやですが、夏の腕を露出する季節、腕にぶつぶつがあると水着はおろか半袖も着ることができません。
夏に向けて、せっかく二の腕を鍛えたのに……(;_;)
とならないように、今回は腕のぶつぶつの原因と対処方法をご紹介します。
1.季節を問わず症状がある場合の考えられる原因と対処法
まずは1年を通してぶつぶつがある、季節に関係なく症状があらわれるときに考えらえる原因と対処法をご紹介します。
①接触性湿疹、アレルギー
皮膚の刺激やアレルギー反応によって、ぶつぶつやかゆみが起きていることがあります。
腕の接触性湿疹、アレルギーの原因で多いのがこちら。
・洗濯用洗剤、柔軟剤
・ボディソープ、石鹸、スキンケア、日焼け止めクリーム
・服の生地、皮膚と生地の摩擦
・植物との接触
・金属(アクセサリー、時計、鞄)
・紫外線
・汗
・アルコールの入ったスプレー(虫よけスプレー、日焼け止めスプレー、制汗剤など)
・寒暖差、暑すぎる、寒すぎる
接触性湿疹やアレルギーによるぶつぶつやかゆみが起きたら、患部をかきむしらず、冷やしたり水で洗い流すなどしてかゆみをおさえましょう。
洗剤やスキンケア、植物が原因のときは、患部を洗い流すことで、症状が和らぐことが多いです。
かゆみがひどいときには、皮膚科を受診し、かゆみ止めやステロイド剤、抗ヒスタミン薬を処方してもらいましょう。
接触性湿疹やアレルギーでは原因物質との接触を避けることが一番大切です。
そのためにはまずは原因物質を特定すること!
アレルギーの場合は、皮膚科の検査で特定することができます。
②ダニ、虫さされ
ダニや蚊、アブなどの虫に噛まれる・刺されるとかゆくなります。
ぶつぶつや水疱ができたり、患部が腫れることも!
ダニに噛まれたときには、ステロイド剤を塗りましょう。
虫に刺されたときには、患部を水で洗い流してから虫刺され用の薬を塗ってください。
腫れやかゆみがひどい、トビヒが起きたときには病院へ!
③皮脂欠乏症湿疹、乾燥肌
肌の皮脂がなくなると、肌が乾燥しぶつぶつやかゆみが出てきます。
皮脂欠乏による乾燥肌やかゆみには、皮脂を洗い流さないことと保湿ケアが肝心です。
洗浄力の強すぎる石鹸やボディソープを使わない、シャワーやお風呂に長時間つからないように心がけましょう。
湯船には保湿効果のある入浴剤を入れ、さらにお風呂上がりはすぐに保湿クリームを塗ってください。
肌が乾燥しているときは、紫外線や生地との摩擦などの刺激を受けやすく、ちょっとした刺激で腕がかゆくなってしまいます。
肌が乾燥しているときは摩擦の起きにくいコットンや麻の服を着てください。
紫外線から守るため、長袖がおすすめです。
2.夏のぶつぶつ!原因と対処法は?
夏の腕のぶつぶつで特に多い原因がこちら。
①あせも、汗疹(紅色汗疹、汗腺が汗でふさがれる)
②日焼け
③汗や海水、プール、日焼け止めクリームなどの刺激によるかゆみ
④虫さされ
⑤ムダ毛処理
⑥毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)
あせもができたときには、あせも用の薬を塗り、こまめに汗を拭きましょう。
あせもというと、子供にできるイメージですが、最近の猛暑で大人のあせもも増えています。
【あせも 大和徳洲会病院】
夏は特に虫さされが多い季節です。
アウトドアのときは夏でも長袖!
虫よけスプレーや虫刺されの薬を携帯してください。
夏はムダ毛処理の頻度が増えますよね。
しかし、ムダ毛処理で肌の表面が傷つくと、腕にぶつぶつが出てきます。
ムダ毛処理は毎日ではなく3日に1回程度におさえましょう。
かみそりやシェーバーは清潔で切れ味のよいものを使用してください。
錆びたかみそりは使ってはだめですよ。
毛孔性苔癬は、夏に二の腕に多くできます。
痛みやかゆみはほとんどありません。
これは、毛穴の出口付近の過剰な角質化や毛穴のつまりが原因だといわれています。
そもそもは遺伝が関係しているのではないかとも考えらえています。
軽度であれば、保湿クリームなどで改善しますが、重度の場合は皮膚科を受診するのがよいと思います。
まとめ
以上が、腕のぶつぶつの原因と対処法についてでした。
腕のぶつぶつに悩むときの参考にしてください。
とはいえ、ぶつぶつやかゆみには色々な原因が考えられます。
原因がわからないときには、皮膚科を受診してくださいね。