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「ぞくがら」と「つづきがら」続柄の読み方はどっちが正しい?違いは?

      2018/11/29

「続柄」を何と読みますか?

「ぞくがら」?「つづきがら」?

どっちなのでしょうか??

こういうことは、ハッキリとした方がよいですね。

ということで、今回は続柄の読み方は「ぞくがら」が正しいのか「つづきがら」が正しいのか、徹底的に調査してみました。

また、間違った読み方が広がった理由などについても解説しますよ。
 

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1.続柄の読み方は「ぞくがら」か「つづきがら」か?正しいのは?

最初に、続柄の正しい読み方をお伝えします。

続柄の読み方は「つづきがら」です。

正しくは「つづきがら」

「ぞくがら」は厳密には間違いです。

社会的になぜか「ぞくがら」という読み方の方が根付いています。

ですが、「ぞくがら」は俗語です。

では、ここから「続柄」の意味や、間違った読み方である「ぞくがら」が広がった理由などについて解説していきます。

後半では、「ぞくがら」以外の間違った読み方が世間一般に定着している言葉を紹介しますよ。

親子
 

2.「つづきがら」と「ぞくがら」の意味とは!

では、「続柄」の意味と正しい読み方を解説します。

【続柄(つづきがら)】

・親族としての相互関係。

 
このとおり、「続柄」は親族との相互関係のことですね。

たとえば、自分と親の関係は親子関係ですが、この親子関係が「続柄」です。

「あなたと、あの女性との続柄は?どういった関係ですか?」

「あの女性は、わたしの母です。」

こういうことですね。

そして、自分を中心とした時の女性に対する続柄は「母」となります。

また、女性を中心とした場合の自分に対する続柄は「長男」ということになります。

兄弟がいる場合は「次男」や「三男」ということになりますね。

家族

では、今度は「続柄」でも「ぞくがら」の方では意味はどうなっているのか?

【続柄(ぞくがら)】

・「つづきがら」を読みかえた語。

 
つまり、本来は「つづきがら」なのですが、それを読みかえた言葉ということですね。

そして、「ぞくがら」は俗語です。

「俗語」とは、日常的に広く使われてはいるものの、本来の正しい言葉ではないということです。

たとえば、「イケメン」や「イクメン」、「ディスる」なんかも俗語です。

こいった、日常的に使われていて、意味も通じるのですが正しい日本語ではない言葉ということなのですね。

ちなみに「ぞくがら」と「つづきがら」では、圧倒的に「ぞくがら」の方が世の中に浸透しています。

ある調査結果では、90%近い人が「ぞくがら」の方が正しい読み方であると回答しています。

ですが、正しい読み方は「つづきがら」の方なのですね。

なぜ、間違った読み方である「ぞくがら」が広がったのでしょうか?
 

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3.続柄の読み方が「つづきがら」ではなく「ぞくがら」が広がった理由!

では、正しい「つづきがら」ではなく「ぞくがら」が広がってしまった理由について分析していきます。

そもそも「続柄」が辞書に登場したのは、明治時代の後半以降です。

つまり、「続柄」自体新しい言葉だったのですね。

古くから歴史がある言葉ではない、ということがポイントです。

そして、「続柄」が多く使われ出したのが役所です。

役所への提出書類に「続柄」が使われたのです。

独立行政法人2

そういわれれば、日常生活で普通は「続柄」なんてそんなに使いませんよね。

「続柄は何ですか?」ではなく、「関係は?」とか「どういう関係ですか?」の方が一般的だと思います。

そして、普段見慣れない新しい言葉である「続柄」は役所内で広く使われます。

そういった仕事のやり取りの中で、本来「つづきがら」と読まなくてはいけないところを、短く省略して「ぞくがら」と読んだのですね。

文字数としては1文字の省略ですが、「つづ」より「ぞ」の方が言いやすいといった理由もあったと思われます。

確かに、「つづ」って何となくですが言いにくいですよね。

「つづる」「つづり」「つづみ」…、なんとなく言いにくい…。

「ぞく」の方が簡単なような気がします。

やがて、「ぞくがら」という言い方が役所内で浸透し、時代が進んでも後輩たちに受け継がれていきます。

そういった、役所内だけの「隠語」的な読み方が、徐々に本来の正しい読み方であるかのような錯覚が起こったのでしょう。

それが、世間一般に「ぞくがら」が浸透していった理由である考えられます。

仮に、「続柄」という言葉が新しい言葉ではなく、古くから存在していた言葉であったのなら、こういったことは起きなかったものと思われます。

コンプライアンス1

ちなみに、「ぞくがら」のように省略した言い方が広がった言葉はけっこうあります。

役所から広がったわけではありませんが、たとえば「サボる」です。

「サボる」はフランス語の「サボタージュ」が元になっているそうです。

「サボタージュ」は故意に仕事を停滞させるといった意味があり、それが省略されて「サボる」になったのですね。

また、「教科書」は正式には「教科用図書」です。

「リストラ」は「リストラクチャリング」です。
 

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4.間違った読み方が定着している言葉は他にもある?

間違った読み方である「ぞくがら」が広がりましたが、こういったケースは少なくありません。

たとえば、「輸入」

みなさまは何と読みますか?

おそらく、「ゆにゅう」だと思いますが、正しくは「しゅにゅう」と読みます。

「輸入」の「輸」は、本来の読み方は「しゅ」なのです。

「諭(ゆ)」と似ている字であることが間違いの元だったのですね。

ですが、現在は「しゅにゅう」では辞書にも存在していません。

完全に「ゆにゅう」が定着してしまっていますが、実は間違った読み方だったのです。

コンテナ

日本語は、時代が進むにつれて変化していくのですね。

もしかしたら、「ぞくがら」が定着していることから、「つづきがら」が辞書から消える日が来るのかもしれません。

ほかにも、例をいくつかご紹介します。

・惨敗
誤:ざんぱい
正:さんぱい

・漏洩
誤:ろうえい
正:ろうせつ

・堪能
誤:たんのう
正:かんのう

・消耗
誤:しょうもう
正:しょうこう

・捏造
誤:ねつぞう
正:でつぞう

・間髪を入れず
誤:かんぱつをいれず
正:かんはつをいれず
 

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まとめ

以上が、正しい「続柄」の読み方についてでした。

「続柄」は「つづきがら」が正しい読み方です。

ですから、厳密には「ぞくがら」は間違いということになります。

気を付けましょう。

ですが、「輸入」が「しゅにゅう」から「ゆにゅう」へと変化したように、数十年後には「ぞくがら」が定着し、「つづきがら」は辞書から消えてしまう日が来るかもしれませんね。

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