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「ずらい」と「づらい」の違い!正しいのはどっち?使い分けは?

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走るのが難しい状況を言葉であらわすと「走りずらい」?

それとも「走りづらい」?

どっちかが間違いなのでしょうか?

それとも、違いがあるとか??

まぎらわしいですね…。

ということで、今回は「ずらい」と「づらい」の違いや正しい使い方について解説していきます。
 

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1.「ずらい」と「づらい」の違いのポイント!

最初に、「ずらい」と「づらい」の正しい使い方についてポイントを簡単に説明します。

正しいのは「~づらい」です。

ですから、「~ずらい」は誤りです。

これは、1986年の内閣告示第一号「現代仮名遣い」の中で「ず」と「づ」の使い方が定められています。

基本的に「ず」を使うことが大前提なのですが、例外で意味が異なる2種類の言葉が合わさった言葉の場合は「づ」を使うことになっています。

そもそも、「づらい」という言葉は単独では使いません。

単独の場合は「辛い(つらい)」を使います。

必ず、前に別の意味の言葉が付いて「~づらい」という使い方をします。

たとえば、「見づらい」です。

そして「見づらい」は、「見」と「辛い(つらい)」といった意味が違う言葉が合わさっています。

ですから「見づらい」の「づ」は、「ず」ではなく「つらい」の「つ」に濁点で「づ」が正しいということになります。

これは、「道連れ(みちづれ)」と同じで、「道」と「連れ(つれ)」といった違う意味の言葉が合わさっていますので「ず」ではなく、「つれ」の「つ」に濁点で「づ」が正解です。

ということで、ここからはさらに詳しく「現代仮名遣い」による「ず」と「づ」、「じ」と「ぢ」の使い方についてわかりやすく解説していきますね。
 

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2.「現代仮名遣い」による「ず」「づ」「じ」「ぢ」の使い方!

現代仮名遣いとは、元々1946年(昭和21年)に出されたものを1986年(昭和61年)に改定を行い国が公布したものです。

日本語は時代と共に変化していきますので、時々改定が行われるのは当然のことなのです。

この現代仮名遣いでは、まぎらわしい部分である「ず」「づ」「じ」「ぢ」の使い方をわかりやすく説明しています。

そして、その中では基本的に「ず」と「じ」の使用が標準となっています。

ただし、例外で「づ」と「ぢ」を使うケースがあるのです。

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例外①同じ音が2つ続いた場合の「づ」と「ぢ」

同じ音が2つ続いた場合というのは、たとえば「縮む」や「続く」です。

「縮む(ちぢむ)」は「ち」が連続しています。

また、「続く(つづく)」も「つ」が連続していますよね。

こういったケースでは、「縮む」は「じ」ではなく「ぢ」となります。

同じく「続く」は、「ず」ではなく「づ」となるわけです。

ただし、この例外もあります。

なぜなのかは不明ですが「いちじく」や「いちじるしい」は、「じ」を使うこととなっています。

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例外②違う意味の言葉が2つ合わさった場合の「づ」と「ぢ」

違う意味の言葉が2つ合わさった場合というのは、たとえば「鼻血」や「間近」といったものが該当します。

「鼻血(はなぢ)」は、「鼻」と「血」が合わさった言葉です。

「間近(まぢか)」は、「間」と「近」が合わさった言葉ですね。

こういったケースでは「血(ち)」に濁点で「ぢ」になります。

そして「近(ちか)」は「ち」に濁点で「ぢ」となります。

「~づらい」は、「歩きづらい」や「見づらい」「聞きづらい」など、違う意味の言葉と「辛い(つらい)」が合わさった言葉です。

ですから、「歩きづらい」は「歩き」と「辛い(つらい)」が合わさっていますので「辛い(つらい)」の「つ」に濁点で「づ」となるわけです。

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ただし、この異なる意味の言葉が合わさった言葉の中にも例外が存在します。

たとえば、「世界中」です。

「世界(せかい)」と「中(ちゅう)」が合わさっていますので、「せかいぢゅう」が正解だと思いますよね。

ですが、「世界中」の場合は、「せかいじゅう」が基本で「せかいぢゅう」も使用しても良いことになっています。

つまり「せかいじゅう」も「せかいぢゅう」も正解なのです。

まぎらわしいですね…。

「世界中」以外にも、「稲妻」も「いなずま」「いなづま」両方オッケー。

また「融通」も、「ゆうずう」「ゆうづう」どちらも正解になります。
 

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3.「辛い(つらい)」「~づらい」の意味と使い方!

それでは、ここで「辛い(つらい)」と「~づらい」の意味と使い方について整理します。

【辛い(つらい)】

①苦しい。耐えがたい。「別れが―」「練習が―」

②むごい。無情である。「―仕打ち」

③(動詞の連用形の下に付いて、「…づらい」と濁って)それをするのが難しい。それがしにくい。「言い―」「見―」

 
ということで、意味の中の③で「『…づらい』と濁る」とキッチリとうたわれています。

つまり、「辛い(つらい)」が別の言葉と合わさることで「つ」が濁り「づらい」となるわけです。

「つ」や「ち」が付く言葉は、こういったパターンで濁点がつくケースが多いです。

「強い」→「我慢強い(がまんづよい)」

「積み」→「平積み(ひらづみ)」

書店

「詰まる」→「行き詰る(いきづまる)」

「遣い」→「言葉遣い(ことばづかい)」

「知恵」→「悪知恵(わるぢえ)」

「力」→「底力(そこぢから)」

「茶碗」→「夫婦茶碗(めおとぢゃわん)」

「近」→「身近(みぢか)」

いずれも、違う意味の言葉と合わさることで「つ」や「ち」に濁点が付くということですね。
 

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まとめ

以上が、「ずらい」と「づらい」の正しい使い方についてでした。

「づらい」が正解です。

「ずらい」は間違いということになります。

「づ」と「ず」、「ぢ」と「じ」で迷った時は言葉を分解して、単独の言葉の発音を見るとわかりやすいですよ。

「我慢強い」は「我慢」と「強い」です。

「強い(つよい)」なので、「つよい」の「つ」に濁点です。

ところで、「地面」は「じめん」でしょうか「ぢめん」でしょうか?

「地」は「ち」なので、「ぢめん」?と思いますよね。

しかし、「ぢめん」は間違いなのです!

ということで、下の関連記事で「地面」がなぜ「じめん」なのか解説しています。

もしよかったら覗いてみてください。

「ぢめん」と「じめん」どっち?なぜ地面が…?正しいのは?

 





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