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「保安官」と「警察」の違いを解説!アメリカの警察官と保安官とは?

      2018/11/01

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アメリカの映画やドラマを見ると、保安官と警察が出てきて、さらにFBIも登場して、一体誰がどういう役目なのか、分からなくなってしまいますよね。

保安官と警察はどう違うのでしょう。

ということで、今回はアメリカの「保安官」と「警察」の違いについて調べてみました。
 

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1.アメリカの「保安官」と「警察」の意味の違いは?

日本には警察はいますが、保安官はいません。

だから、保安官の仕事や役目がいまいち分かりにくいのですね。

アメリカの「保安官(sheriff)」とは、「郡の司法・警察権を持つ役人で、公選され、令状・判決の執行や治安維持にあたる。(広辞苑より、省略あり)」ということで、保安官にも警察権があるのですね。

さらに、公選される、と……やっぱりよく分からないな(^^;)

さらに詳しく調べてみると、保安官が持つ法執行権は自治体によって変わりますが、多くの自治体では警察権のほか、被疑者や被告の拘置、有罪になった囚人を収監することも含まれます。

つまり保安官の仕事は、地域で犯罪が起きれば犯人を捕まえ、被疑者・被告の拘置、裁判後に有罪判決が出たときには囚人の収監、といった流れになります。

これだと、警察が必要ないのでは?と思ってしまいますが、保安官は市警察などがある地域では基本的には警察の仕事をしません。

たとえば警察が被疑者を逮捕し、拘置する場合に、その区域の保安官に拘置を依頼することになるわけで、そこで保安官が活躍するのです。

ということで現在は、警察の仕事は警察に任せ、保安官は拘置所の運営を行っているケースが多いようです。

群単位に選挙で選ばれ設置される群保安官や、市保安官、州保安官、連邦保安官もあります。

アメリカの保安官は、西部開拓時代の名残です。

西部開拓時代、アメリカの広大な土地を一つの組織で管轄することが困難だったため、その地域で独自に治安の維持を行うことを目的に保安官制度ができたのです。

保安官1

アメリカの警察は、日本の警察とほぼ同じです。

「警察(police)」警察権を行使する機関です。

治安を守る役人が警察なのです。

アメリカでは州、郡、市町村、などの自治体に警察が設置されています。

おどろくのが、そのほかにも特殊法人、自治体外郭団体、公団、民間団体、大学などにも警察組織の設置が認められているのです。

市の警察が市警察(City Police)です。

ニューヨーク市警察やロサンゼルス市警察などがありますが、アメリカで最初の市警察はボストン市警察です。

保安官は公選なので選挙で選ばれますが、警察官は日本と同様、採用試験などを通して採用されます。
 

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2.「FBI」と「警察」の違いは?

「FBI」とは米国連邦捜査局のことで、1908年に創設されました。

調査・逮捕など強大な権限を持つ司法省内の一部局で、アメリカ全土で連邦法に違反する事件を担当するのがFBIです。

たとえば、国家の安全保障にかかわるテロ事件やスパイ事件などがあります。

まとめると、州法違反を取り締まるのが警察で、連邦法違反を取り締まるのがFBI、また州をまたがる広域犯罪を担当するのもFBIです。

保安官2

ただし、州をまたがる犯罪に関しては、犯罪の種類によっては連邦保安官が担当する場合もあります。

アメリカには50の州と一つの特別区から成り立っていて、それぞれの州の権限が強いです。

日本でいえば、江戸時代の藩に似ているかもしれませんね。

州にはそれぞれ州法があります。

その州内の治安や州法の違反を取り締まるのが警察です。

連邦法の違反や、州をまたがる広域犯罪を担当するのがFBIなのです。
 

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まとめ

以上が、アメリカの「保安官」と「警察」の違いについてでした。

アメリカでは、州ごと・自治体ごとに保安官や警察の権限や立ち位置、保安官と警察の関係が異なります。

アメリカって難しい国ですね。

住んでいて不便はないのかな、州をまたいで引っ越しをしたら戸惑うのではないでしょうか…。

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