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「いただきますよう」「くださいますよう」の違い/使い分けを解説!

      2018/07/17

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最近は「○○していただきますよう」を耳にすることが多い気がします。
ただ、「いただきます」って謙譲語だから、相手に対して「○○していただきますよう」と使うのは正しいのかな?と思うことも(^^;)
尊敬語や謙譲語って難しいですよね。
ということで、今回は「いただきますよう」と「くださいますよう」の違いや使い分けなどについて調べてみました。
 

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1.お願いの時の「いただきますよう」と「くださいますよう」の違いと使い分けを解説!

【①「くださいますよう」の解説】

「○○してくださいますようお願いいたします」の「ください」は命令で「くれ」の尊敬語ですので、「ください」の主語は相手です。

つまり相手に対する「○○してくれ」という命令を尊敬語にして「○○してください」になります。

そしてさらに命令を丁寧な言い回しにして「○○してください、お願いします」という意味になります。

相手の行為を相手にお願いしているのですから、筋は通っていますよね。

正しい日本語です。

【②「いただきますよう」の解説】

≪誤った使い方≫
「○○していただきますようお願いいたします」の、「いただきます」の「いただく」は「もらう」の謙譲語です。

謙譲語ですので、主語は自分です。

「○○していただきますようお願いいたします」というのは、「相手に、自分がもらうことを、お願いします」ということで、意味がおかしい文章ですよね。

違和感が満載な日本語です。

「もらう」のは自分自身でつまり主語は自分、自分の行為を「お願いします」といって相手にお願いするのはおかしいです。

≪正しい使い方①≫
お願いではない「○○していただく」で終わる文章ならおかしくありませんよ。

たとえば「教えていただく」ですがこれは「教えてもらう」ということで、正しい日本語ですね。」

≪正しい使い方②≫
また、「○○いただけることを希望します」、これも同じ「いただく」を使った言い方ですが、これは相手に対するお願いであり正しい使い方です。

解説しますと、「いただける」は「いただくことが可能である」つまり「○○してもらえる」ということで、自分の「する」ことではないので、それを「お願いする」という言い方もできるのです。

わかりやすく言うと、「○○してもらえますか?」です。

≪正しい使い方【まとめ】≫
ですから、相手にお願いする場合に「いただく」という言葉を使う場合は、以下のような使い方が正しい使い方です。

「○○していただけることを希望します」
「○○していただけることを願っています」
「○○していただければ幸いです」

いただきますよう1
 

2.「尊敬語」「丁寧語」「謙譲語」の違いは?

「尊敬語」相手を持ち上げることで敬意を表す表現です。

「謙譲語」自分がへりくだる、自分を下にすることで結果的に相手を持ち上げる表現です。
 

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目的は尊敬語と同じ、相手に敬意を表すことです。

尊敬語は相手が主語、謙譲語では自分が主語です。

「丁寧語」は、単なる丁寧な言い方で、相手を持ち上げたり自分を下にする表現ではありません。

たとえば、「言う」の尊敬語は「おっしゃる」です。

例)先生がおっしゃる。

謙譲語は「申す」です。

例)申し上げました通り、

丁寧語は「言います」です。

例)私は彼に言います。

「言う」は、尊敬語は「おっしゃる」、謙譲語は「申す」というように、尊敬語と謙譲語が全く別の言葉になることもありますが、簡単なケースでは、動詞の最初に「お・ご」をつけ最後に「になる」をつけると尊敬語、最初に「お・ご」をつけ最後に「ます・いたします」をつけると謙譲語になるものもあります。

例【持つ】
尊敬語:(先生が)お持ちになる
謙譲語:(私が)お持ちいたします

また、 丁寧語にするためには最後に「です・ます」をつけます。

例【言う】
丁寧語:言います

 
【尊敬語と謙譲語の世界一簡単な見分け方】


 
いただきますよう2
 

まとめ

以上が、「いただきますよう」と「くださいますよう」の違いや使い分けなどについてでした。

「いただきますよう」という使い方をたまに目にしますが、「くださいますよう」の方が正しい日本語ですし、言い方もシンプルで分かりやすいですね。

尊敬語や謙譲語に自信のないときは、シンプルな言い方をするのが一番です。

相手にお願いする場合は、「○○してくださいますよう」を使うのがおすすめです。
 

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