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「幻覚」「妄想」「幻視」の違いを解説!意味は?何が違う?

      2018/03/20

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「幻覚」や「妄想」、「幻視」、どれも日常的に使用する言葉……かどうかは人によりますが(笑)、ドラマや小説ではよく出てくる言葉ですよね。
ただ、それぞれの意味や違いをきちんと理解しているかというと……うーん、自信がないなあ(^^;)
ということで、今回は「幻覚」と「妄想」、「幻視」の違いについて調べてみました。
 

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1.「幻覚」と「幻視」の意味の違いは?

「幻覚」とは「対象なき知覚」「幻の知覚」のこと、つまり、対象は存在しないのに感覚は存在することです。

存在しないものを見たり、聞こえない音が聞こえたり、何もないのににおいがしたりするのですね。

「幻覚」は、実際にはないものが見える「幻視」、実際にはない音が聞こえる「幻聴」、実際にはないにおいがする「幻嗅」だけでなく、「幻味」、「幻触」、「体感幻覚」など、私たちが持っている知覚全てで起こることがあります。

ということで、「幻視」とは、「幻覚」の一つで実際にはないものが見えることです。

「幻覚」の症状が起きる原因は様々ですがその一つが認知症です。

存在しないネコやネズミなどの小動物、虫、人物などの幻を見ます。

しかし、幻であっても、患者本人にとっては現実だと思いこんでいるのです。

「幻覚」や「幻視」は、「錯覚」つまり見間違いとも違います。

「幻視」は存在しないものが見えること、「錯覚」は見間違うことです。

部屋の隅に存在しないネコを見てしまうのが「幻視」、カーテンの花柄をネコ柄に見間違うのが「錯覚」です。

幻覚1
 

2.「妄想」とは?意味は?

「妄想」の意味は以下のとおりです。

【妄想】

①根拠もなくあれこれと想像すること。

②根拠のない主観的な想像や信念。病的原因によって起り、事実の経験や論理によって容易に訂正されることがない。

 
①は私たちが普段よく頭の中でやっていることですね。

「妄想にふける」といった使い方をしますし、思春期頃は特にこの時間が長くなります。

②は「被害妄想」や「誇大妄想」などが当てはまり、病的な要素が強くなります。

事実はそうではないのに、「そうだ、そうに違いない」と思い込み、そこからさらに想像をふくらませたり、自分の中でさらにストーリーをつくりあげ、その想像や自分の中の物語でできた檻に自分自身がとらわれることです。

この想像の物語が、「自分を狙っている!」と思えば「被害妄想」で、「自分は神の生まれ変わりなのだ!」と思えば「誇大妄想」になります。

「妄想」と「幻覚」「幻視」との違いは、「妄想」は根拠のない想像に対し、「幻覚」「幻視」は現実ではない感覚があることです。

「幻覚」や「幻視」が「妄想」のきっかけになることがあります。

たとえば、部屋の隅に男性の幻を見たとき、その男性が自分を監視していると思い込み、「男性が自分を追いかけてくる」「つかまえにくる」「自分に害を与える」という考えを持ってしまう症状。

これが「被害妄想」ですね。

記憶障害が「妄想」を引き起こすこともあります。

その一例が認知症に多い「物盗られ妄想」です。

認知症では、自分の財布やお金の保管場所を忘れてしまうことが多くなります。

患者本人が「ここに保管した」と思い込んでいる場所に財布やお金がないとき、「家族が私の財布を盗った」「財布を盗んだのは○○に違いない」という妄想にとらわれるのです。

幻覚2
 

まとめ

以上が、「幻覚」と「妄想」、「幻視」の意味や違いについてでした。

「幻覚」とは「対象なき知覚」「幻の知覚」のことです。

「幻覚」が目にあらわれるのが「幻視」で、実際には存在しないものが見えることです。

「幻覚」や「幻視」は病気などで経験することもありますが、そうではなく健康な人でも見えたり聞こえたりすることがあるそうです。

もちろん「幻覚」や「幻視」ではなく、見間違いと混同してしまっている場合もありますが(^^;)

「妄想」とは「根拠のない主観的な想像」のことです。

「幻覚」や「幻視」、あるいは記憶障害などがきかっけで「被害妄想」や「物盗られ妄想」につながることもあります。
 

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