大晦日の由来は?楽しみ方!初詣のおすすめスポットランキングも!
2018/03/30
一年の締めくくり、大晦日。
年内にあれもこれもと、慌ただしくしているうちに気づけば除夜の鐘が「ゴーン」、こんな感じで過ぎ去っていく感のある大晦日ですが、そもそもは何をするべき日なのでしょうか。
ここでは、大晦日の歴史や過ごし方、さらに初詣のおすすめスポットランキングをご紹介します。
目次
1.大晦日、名前の由来は?
「大晦日」と書いて、「おおみそか」と読みます。
「おおつごもり」と読むこともありますが、意味は変わりません。
一年の最後の日、暦でいえば12月31日を指しています。
大晦日の名前の由来は「三十(みそ)」です。
「三十路」の「みそ」です。
つまり、「30日(月末)」を晦日(みそか)、一年最後の特別な月末なので、最初に「大」をつけて「大晦日」となったわけです。
「おおつごもり」と読むときの名前の由来は「月隠(つごもり)」、これも月末と同じ意味です。
2.大晦日には何をする?
年が明けると、新年の神様である年神様がやってきます。
大晦日は年神様を迎える準備の総まとめをする日です。
・掃き納め
大掃除です。
元旦に掃除をすると、年神様を掃き出してしまうので、大掃除は大晦日の日没までに済ませましょう。
・年越しそば
大晦日には年越しそばを食べます。
地域によっては、尾頭付きの魚やお雑煮などの縁起物を食べることもあります。
昔は、正月は1月1日の夜明けではなく12月31日の夜(日没)から始まるとされていたため、大晦日の夜から新年のお祝いを始めていたのですね。
・おせち作り
おせちを作ります。
・除夜の鐘
除夜の鐘をききながら、一年の煩悩を祓います。
鐘の音に耳を澄ませるだけでは、108の煩悩を祓えそうにないという方は、お寺に鐘をつきに行ってください。
・初詣
除夜の鐘が終わったら、今度は初詣。神社に行きます。
初詣の前には、お風呂に入って一年の穢れを落としておきましょう。
3.大晦日の楽しみ方
大晦日の楽しみ方は各家庭それぞれ決まっているでしょう。
一年の悔いが残らないよう、思い思いの大晦日を過ごしてください。
母親や祖母からおせちの作り方を教えてもらうのもよし、母親に怒られながら部屋の掃除をするのもよし、「障子を貼り替えるのを忘れていた!」と急いで障子紙を買いに走るという大晦日もよいでしょう。
上記の通り、大晦日とは本来、12月31日の深夜までではなく日没まで!
大晦日にやるべきことは日没までに済ませるようにスケジュールを立ててくださいね。
4.初詣のおすすめスポットランキング
最後に初詣のおすすめスポットランキングをご紹介します。
ランキングは2016年1月1日~3日、三が日の人出をもとに作りました。
1位 明治神宮
明治天皇と昭憲皇太后をお祭りする神社です。
皇室弥栄、世界平和、家内安全を祈願する初詣客は、三が日でなんと316万人!日本で一番初詣客の多い神社です。
【明治神宮初詣】
2位 成田山新勝寺
真言宗智山派の大本山です。
大塔にある高さ6mの不動明王が有名ですよね。
学業成就のご利益があるとして受験生にも人気の神社です。
三が日の人出は309万人!
空港に近いことから、海外の方からも人気の初詣スポットです。
【成田山初詣】
3位 川崎大師平間寺
http://www.kawasakidaishi.com/
庶民に信仰されてきた厄除けのお大師です。
初詣の人では307万人。
厄年の方におすすめの初詣スポットです。
【川崎大師初詣】
各動画の通り、いずれの神社も三が日は大混雑!
人混みが苦手な方は三が日が過ぎてから初詣に行ってください。
初詣とは、その年最初の参詣をさすので、三が日でなければご利益がないということはありません。
また、駐車場はどこも満車です。
車で行こうなどという無謀なことは考えないように。
公共交通機関を利用してください。
まとめ
以上が、大晦日の歴史や過ごし方、さらに初詣のおすすめスポットランキングについてでした。
大晦日を「家でのんびり過ごす」という方もいれば、「海外で思う存分楽しむ」という方もいるでしょう。
どちらにしても、大晦日は一年の締めくくり、悔いややり残しのないように過ごしてくださいね。
大掃除の最終点検では、鏡餅やしめ縄、門松、羽子板などの正月飾りの確認も忘れずに!