お葬式に参列するとき、服装は喪服で決まりとして、気になるのが腕時計やアクセサリー。
いつも付けている腕時計をお葬式にも付けて行ってもいいものか。
肌身離さず付けているアクセサリーもお葬式のときは外すべき?
さらに女性の場合は、ネックレスは必要なの??
ということで、今回はお葬式の腕時計やアクセサリーなどについて調べてみました。
1.葬式のときにやめるべき腕時計は?シルバーは大丈夫?
お葬式のときにやめるべき腕時計は、
・見るからに高額とわかる時計、ブランドものの時計
・Gショックなどカジュアルな、遊び用の時計
・文字盤が大きい、ベルトが太いなどファッション性の高い時計
・アラームの音や針の音が大きい腕時計
ということで、お葬式には目立たない・無難な・人目につかない腕時計をしていきましょう。
シルバーの時計は大丈夫という意見の人が多いですが、キラキラ光るということでマナー違反と考える人もいます。
微妙なところですが、シルバーの時計をつけていたからといってマナー違反だといって注意されることはないでしょう。
「シルバーがだめ」となると、つけていく時計がなくなりますものね(^^;)
シルバーがだめだから革ベルトにしようと、いうと、今度は「革はいいの?」という話になりますし。
結論としては、シルバーの腕時計は大丈夫だと思います。
ただ、マナーが気になる方はつけていかない方がよいです。
お葬式には腕時計をつけないというのが一番の解決策です。
そもそも、お葬式やお通夜の最中に時計をちらちら見るのは「早く終わらないかなあ、早く帰りたいなあ」という気持ちのあらわれ、マナー違反です。
お葬式のときは腕時計をつけない、どうしても時計を身に付けたい方は、ポケットに入れておきましょう。
懐中時計もおすすめです。
【シチズン 懐中時計】
2.お葬式のときのアクセサリーは?
お葬式のときは、基本的に装飾品は結婚指輪と真珠のネックレスを除いてすべて×です。
外してください。
ピアスやイヤリングも基本的には×、ただ、イヤリングは銀色の土台に一粒ついている(揺れるデザインでない)シンプルなイヤリングであればつけていてもマナー違反ではありません。
が、つけない方が無難です。
お葬式でつけていいのは真珠のネックレス、あとはオニキスやジェット、黒珊瑚です。
ただしこれは洋装のときのマナー、和装のときは真珠のネックレスも含めてアクセサリーはつけません。
洋装の喪服のときは真珠のネックレスをつけます。
ネックレスは一連のもの、二連だと「不幸が重なる」という意味があるので気を付けてください。
ネックレスの真珠は大粒ではなく(7~8mm)、丸い形のものを選びましょう。
バロックはカジュアルなので×です。
また、「お葬式は黒真珠」といわれることもありますが、現在では普通の白真珠をつける人が多いです。
ただ、地域性もあるし世代によっても考え方が違うので、お葬式用に真珠のネックレスを購入するときは、周りがどんなネックレスをつけているのかリサーチしておくとよいですよ。
私が住んでいる地域では、おばあちゃんたちは黒真珠じゃなきゃだめだと言いますが、その下の世代(団塊の世代くらいかな)になるとそんなことは言いません。
【真珠ネックレス&ピアス】
【葬儀マナー講座005 お通夜・告別式の服装】
数珠が切れると不吉なのか?を調べた記事はコチラです!
まとめ
以上が、お葬式の腕時計やアクセサリーなどについてでした。
どうしても必要というときを除いては、腕時計はつけないのが一番です。
腕時計をつけるときには、ありきたりで地味な腕時計をつけてください。
アクセサリーは、結婚指輪と真珠のネックレスを除き基本的に全てNG、外しましょう。