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先勝に法事は大丈夫?「先勝」を徹底調査!避けるべき事は?

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「先勝」は六曜(六耀)の一つです。

六曜は陰陽五行説に基づく歴注です。

よく結婚式で「大安じゃなきゃ」だとか「仏滅はやめておこう」とか、言いますよね。

あれが六曜です。

日柄を意識するとき、友引や仏滅、大安は注意して避けたり選んだりしますが、先勝を意識することはあまりないですよね。

「先勝だからこれをしよう」だとか「この日は先勝だから避けなきゃ」というのは、聞いたことはない気がします。

でも本当に先勝は意識しなくて大丈夫なの?

ということで、今回は「先勝」の意味や避けるべきことなどについて調べてみました。
 

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1.先勝に法事は大丈夫?先勝の意味は?

まずは「先勝」の意味から。

「先勝」は「せんしょう」「せんかち」と読み、意味は「先んずればすなわち勝つ」です。

つまり、「急げ」ということですね。

また、先勝は午前中が吉で午後は凶、ここでいう午後とは14:00~18:00のことです。

先勝の日は午前中に用事を済ませるのがよいということですね。

法事については、先勝は関係ありません。

先勝の日に法事をしても問題なし!午前も午後も注意する必要はありません。

仏教や仏事と六曜は全く関係のないもので、気にする必要はないのですね。

年号1
 

「先負」と法事の関係については以下の関連記事を参考にしてください!

先負に法事は大丈夫?法事日程と六曜の関係を解説!タブーはある?

 
 

2.先勝に避けるべきことは?

特に、先勝に避けるべきことは勝負事です。

前項の通り、先勝は「午前中は吉」「午後(14:00~18:00)は凶」です。

勝負事を行うのであれば14時まで、14時を過ぎたらやめましょう。
 


 
勝負事といえば、選挙も勝負ですね。

ただし、選挙は長期戦ですので先勝は必ず当たりますし、選挙日程を候補者自らが決めることは不可能です。

ですから選挙戦の行事の中でも、時間帯が調整できる決起集会などは吉の時間帯、午前中に行いましょう。
 
 
また、一般的に先勝の日に避けた方がよいことは、お通夜です。

本来、仏教や仏事と六曜は全く関係のないもので、気にする必要はないのですが、友引の葬式と火葬だけは「友を引く」という理由から避けられてきた経緯があります。

では、なぜ先勝のお通夜を避けるべきなのか?ということですよね。

これは、先勝が悪いわけではなく、先勝の翌日「友引」がよくないからです。

赤口1

六曜は、「先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口」の順でまわります。

先勝の翌日は友引です。

つまり、お通夜の翌日に葬式となる地域が多く、先勝の日にお通夜だと翌日の葬式が友引になってしまうというわけです。

ただし、お通夜やお葬式の日の決め方は地域や家族によって色々です。

ですから、六曜を気にする場合、友引の葬式と火葬だけを避けるようにすれば、お通夜が先勝でも大丈夫です。
 
 
 
他には、結婚式や入籍、納車、新居購入・引っ越しなどのおめでたいことは午前中に行いましょう。

また、お宮参りや七五三などの神社参拝も午前中に行きます。

おめでたいことや、新しいことに挑戦する、また勝負事は「先勝の午前」と覚えておくとよいですね。
 

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「赤口」と弔事の関係については以下の関連記事をどうぞ!

赤口に葬儀は大丈夫?赤口と弔事の関係を徹底調査!

 
 

まとめ

以上が先勝の意味や先勝の日に避けるべきことなどについてでした。

先勝は午前が吉、午後が凶なので、先勝の日の予定は午前中に済ませるのがおすすめです。

結婚式や引っ越しなどは午前中に予約してくださいね。

法事については、先勝を意識する必要はありません。

ただし、友引の葬式と火葬を避ける場合は、お通夜の日程を気をつけてくださいね。

 

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