最近は、家族構成も核家族化してしまい、初誕生日を豪勢にお祝いを行うことは少なくなってきているのではないでしょうか。
でも、せっかく待望の赤ちゃんが誕生して1年の記念すべき日です。
親戚の皆さま方をご招待し豪勢にお祝いするのもいいのではないでしょうか。
そこで今回は、初誕生祝いの基本的なやり方についてまとめてみました。
1.満1歳の誕生日を祝う「初誕生」
満1歳の誕生日を祝う行事が初誕生です。
昔は親せき一同を招き盛大にお祝いをしましたが、最近では、両親や祖父母などの内々で祝うことが増えました。
赤ちゃんを囲んで、にぎやかに祝います。バースデーケーキにろうそくを1本飾り、火に注意しながら本人に吹き消させてあげましょう。
お祝いの品は、このころが歩き始めということもあり、靴や洋服、絵本など、赤ちゃんの成長に合わせたものが喜ばれるでしょう。
2.赤ちゃんの健康を祈る「誕生もち」
初誕生独特の風習に「誕生もち」があります。
地城にもよりますが「一生食べ物に困らない」ことを願い、一升のもち米でもちをついて、ふろしきで包み、赤ちゃんに背負わせたり足で踏ませたりします。
元気な成長を祈るため「立ちもち」「力もち」ともいいます。
その際、わざと赤ちゃんを転ばせることがありますが、それは「早く歩き始める子は、成長してから親元を離れて暮らす」といういい伝えを嫌うことに由来します。
3.孫に大きな贈り物をするのは・・・
教育費を援助するため祖父母が孫の学資保険料を支払ったり、習いごとの費用を援助するケースがあります。
こうした多額の「贈り物」は、夫婦にとってうれしい反面、経済的自立をさまたげることも考えられます。
家族の生活スタイルや教育方針なども含めて、両親とよく相談することがたいせつです。
4.記念の手形
身長、体重を測り、手形や足形を取ると1歳のよい記念になるでしょう。
5.ポイントの整理
○お祝いを贈るときは、赤ちゃんの成長に合わせたものを選ぶ。
○身長や体重を測り、手形や足形を取っておくと、よい記念になる。
初誕生のご祝儀
水引
紅白のちよう結び
表書き
「祝御誕生日」
「祝初誕生日」
金額の目安
祖父母 20,000円程度
友人 5000円~10,000円程度
最後に
赤ちゃんにとっては、初めての誕生会です。
写真や手形など、記念に残るものを残しておくと、大きくなったときにとても喜ぶのではないでしょうか。
是非、皆さんでお祝いしてあげましょう。
ご参考にしていただければ幸いです。