ネジ穴がつぶれたときの絶望感って言葉になりませんよね。
「どうすりゃいいんだ、これ?」と、しばらくの間途方に暮れてしまいます。
しかし、途方に暮れていてもはじまりません。
ということでここでは、ネジ穴がつぶれてしまったときに試したい!ネジを回す裏技をご紹介します。
1.ネジ穴がつぶれてしまった!ネジを回すためのグッズはこれ
実は、ネジ穴がつぶれることって珍しくありません。
そのため、ネジ穴がつぶれてしまったときのネジを回すグッズも売られています。
【貫通ドライバー】
つぶれたネジ穴にセットして、上からハンマーで叩くことで、ドライバーをネジに食いこませます。
普通のドライバーとしても使用可。
イメージとしては、ハンマーで叩いても壊れない頑丈なドライバーです。
【ネジ外しビット】
つぶれたネジ山にさし込み、付属のレンチでこのネジ外しを回して、ネジを緩めます。
【摩擦増強液】
読んで字の如く、摩擦を大きくする液体です。
これをネジ穴に塗ってからドライバーをさし込みます。
ネジとドライバーの間に発生する摩擦が大きくなるので、ネジ穴にきっちりドライバーをさし込まなくても、ネジを回すことができます。
【バイスプライヤー】
ペンチのような道具です。
これでネジを挟み回します。
2.身近なものを使ってネジを回す裏技は?輪ゴムで回すって本当?
上記のグッズを使えば、ネジ山がつぶれたネジを簡単に外すことができますが、一本のネジのためにわざわざグッズを買うのも癪ですよね。
家にある身近なものを使ってネジを回す裏技をご紹介します。
【太めの輪ゴム】
つぶれたネジ山に輪ゴムをあてがい、その上からドライバーをさし込みます。
輪ゴムがすべり止め兼摩擦増強の役割を果たしてくれるので、ネジを回すことができます。
【動画:なめったネジには輪ゴムを使う裏技で!】
【強力接着剤】
ネジ山とドライバーを強力接着剤でくっつけちゃいます。
それほどかたく締めていないネジであれば、この方法でネジを回すことができます。
ただ、ネジを外した後、ドライバーから接着剤を取り除くのは少々手間です。
【ドライバー+ハンマー】
ハンマーかハンマーの代用品が家にある方、ネジをハンマーで叩いてみてください。
ネジに対して垂直に力を加えると、ネジがちょっとだけ緩みます。
ジャムの瓶を開けるとき、スプーンで蓋を叩きますよね。
あれと同じ原理です。
力技なので、AV機器やパソコンなどのネジを緩めるときには×です。
上記のうち、最もおすすめの裏技が輪ゴムです。
DIYなどでネジを回す機会が多い方は、色々な幅の輪ゴムをストックしておくとよいですよ。
まとめ
以上が、ネジ山がつぶれてしまったときネジを回すためのグッズと裏技についてでした。
まずは、身近なものを使った裏技から試してください。
輪ゴムの方法の成功率は高いですよ。
裏技がだめだったときには、専用のグッズを試してみてください。