昔々に購入した貴金属である「金」が、タンスの奥に眠ってしまっている…。
よくあることですよね…。
使わない「金」ならば、売ってしまえ!という選択肢もありますが…。
「大切な」「思い出のある」ような「金」であるならば、そう簡単に手放すことはできません…。
そんなわけで、最近は「金」を自分で「リメイク」することが注目されています。
ということで本記事では、自分でリメイクするための最初の段階である「金を溶かす方法」について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.金を家庭で溶かす方法!
「金」を溶かす方法として、「王水」という液体を使うことが知られていますが…。
実はこの「王水」、かなり危険な液体です…。
やめた方がいいでしょう…。
家庭で金を溶かす方法としては、「熱」を利用するのが一般的。
ちなみに、金は1,064度で溶けます。
そして、家庭用のガスバーナーがありますが、これが900度~1,300度。
ですから、家庭用のガスバーナーでもギリギリ金を溶かすことができます。
ただし、「900度から」となっていますので、使い方によっては溶けない場合も…。
ということで、火力が強いガスバーナーを使いましょう。
これは、富士バーナーの「パワートーチ」。
温度が1,500度から1,700度ということでパワーがあります。
あとは、下が「溶解キット」。
この中の「耐熱容器(皿チョコ)」に金を入れて、ガスバーナーの炎を当てます。
ガスバーナーの炎は手前側が低温なので、炎の中心部を当ててください。
また、逆に炎の先端部になると、少し温度が下がりますよ。
炎を当て続けると、数分で金が溶けます。
金がドロドロになったら、金属製のトングで皿チョコごと掴み、型に流し込んでください。
あとは、金が冷めて固まるのを待つだけです。
こういった作業は、当然ですが危険が伴います。
耐熱手袋やフェイスシールドの着用など、安全対策を講じた上で作業を行ってください。
また、火傷を防止するために、服装は肌の露出がないものにしましょう。
それから、燃えやすい物の近くで行ってはいけません。
ちなみに、木製のテーブルや床の上で作業すると焦げますよ。
出来ることならば、車庫などのコンクリート上に作業台を置き、その上で作業するのが理想です。
2.金を家庭で溶かす便利なアイテム!
ガスバーナーは「炎」を出します…。
その分、危険が伴いますし、中には抵抗がある方も…。
そういった方向きの、便利なアイテムがあります。
それが、下の製品。
これは、小型の「金属溶融炉」。
電気の力で金を溶かしますので、炎による危険は回避できます。
炎は使いませんが、電気式の1,500ワットということで、700ワットの電子レンジでだいたい2台分の電力が必要。
ですから、ブレーカーが20アンペアだと大丈夫ですが、15アンペアだと他の電気機器を同時に使うことでブレーカーが下がります…。
気をつけてくださいね。
ところで、雨の日に傘をさして出かけて、晴れた帰りに傘を忘れてきた経験がありませんか?
そういった、傘忘れを防ぐ方法がありますよ!
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凄く良いアイテムがあります。
まとめ
以上が、家庭で金を溶かす方法についてでした。
金は、「王水」といった危険な液体で溶かすのではなく、「熱」を利用して溶かしましょう。
金は、1,064度の熱で溶かすことができます。
ですから、1,064度以上の熱を維持できるガスバーナーか、金属溶融炉を使って溶かしてください。
火災や火傷には、十分に気をつけてくださいね。
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