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「実践」と「実行」の違いを解説!意味の違いや使い分けは?

      2018/10/24

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日本語は似た意味の言葉がたくさんあります。

「実践」と「実行」もその一つ。

似ていますよね~…、「実践」と「実行」ってどんな違いがあるのだろう?

ということで、今回は「実践」と「実行」の意味の違いや使い分けについて調べてみました。
 

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1.「実践」と「実行」の意味の違いや使い分けは?

最初に、「実践」と「実行」の意味を辞書で調べてみます。

【実践】
・ある理論や主義にしたがって自分で実際に行動すること。

【実行】
・実際に行うこと。

 
「実践」と「実行」、どちらも「実際に行動」「実際に行う」という部分では意味が同じです。

では、何が違うのか?

漢字の意味を分析します。

「実践」と「実行」、どちらも「実」という字が入ります。

「実」は「実際」の「実」ですね。

そしてどちらも、「実際に行動」「実際に行う」という部分では意味が同じです。

「実践」の「践」は、「ふむ」「ふみ行う」「歩く」「したがう」「位につく」といった意味があります。

「したがい、ふみ行う」をもっとわかりやすくいうと、「践」は「決めたとおりにおこなう」といった意味。

つまり「実践」は、「実際に現場などで、決められたとおりにおこなう」という意味になります。

たとえば車の部品製造について学び、その学んだ製造方法のとおり部品をつくるということ、これが「実践」です。

辞書での「実践」の意味に、「ある理論にしたがって」「ある主義にしたがって」と記載されています。

この「理論」や「主義」が、「決めたとおりのこと」なのですね。

自動車工場

一方の「実行」の「行」は、「いく」「おこなう」といった意味があります。

ですから、何の条件もなくただ単純に「おこなう」ことが「行」なのです。

何らかの意思があり、それを達成するために動くことが「おこなう」です。

つまり「実行」とは、ただ「実際に何かをおこなうこと」といった意味です。

ですから、実践のように「決めたとおりのこと」をおこなっても「実行」ですし、「決められていないこと」をおこなっても「実行」です。

要するに、大きな「実行」の意味の中に「実践」が含まれるということ。

「実践」は、「実行」の中の一つということです。
 
 
 
ということで、「実践」と「実行」の違いをまとめます。

主義や理論など、何か決めたとおりのことを実際におこなうのが「実践」、ただ単純に実際に何かをおこなうことが「実行」です。

そして、「実行」の意味の中に「実践」が含まれます。
 

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2.「実践」と「実行」の具体的な使い方は?

それでは、「実践」と「実行」の具体的な使い方や使い分けを例文でご紹介します。

・脅迫事件の実行犯は○○だったことが判明した。
(一般的な犯罪行為は決められたことではないので「実行」)

・○○は、犯罪組織○○の主義主張を確実に実践している。
(犯罪組織の中で決めた主義にしたがっているので「実践」。「実行」でもOK)

・様々な教育があるが、実際の現場で実践することは大切だ。
(教育で学んだこと、つまり決まったことをおこなうので「実践」。「実行」でもOK)

・長年学んできたことを、今こそ実行にうつすとき。
(実際におこなうので「実行」。学んだこと、つまり決まったことなので「実践」でもOK)

・正しい投球フォームを実践できるかが勝敗のカギ。
(正しい投球フォーム、つまり決まったことなので「実践」。「実行」でもOK)

野球

・彼は、ボールをつかみ投げるということを実行にうつした。
(実際にボールを投げるという行為なので「実行」)

ということで、「実践」は理論や主義といった決まったことをおこなう際に使います。

ただ単純に物事をおこなう場合は「実行」です。
 

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まとめ

以上が「実践」と「実行」の意味の違いや使い分けについてでした。

理論や主義といった「何かにしたがって」「何かにのっとって」おこなうのが「実践」です。

何か決まったことですので、「マニュアル」と言い換えることができますね。

「マニュアル」なんて、あってもなくてもそんなのどっちでもいい、というのが「実行」です。

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