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「タッセル」と「フリンジ」の違いを解説!何が違う?意味は?

      2018/09/11

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流行は繰り返すというけれど、フリンジの流行も何年かに一回、定期的にありますよね。
私はどこかに引っ掛けたり、一本だけちぎれたりしそうなのでフリンジのついた靴やカバンはあまり選ばないのですが、見た目はかわいいです。
ところで、「タッセル」と「フリンジ」、どちらも布や細長い革を束ねた房飾りだと思うのですが、両者には違いはあるのでしょうか。
ということで、今回は「タッセル」と「フリンジ」の違いについて調べてみました。
 

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1.「タッセル」とは?

まずはタッセルから調べてみましょう。

「タッセル(tassel)」とは、糸などを房状に束ねた房飾りのことです。

カーテンや衣服の装飾につけます。

靴の甲につけることもあります。

ローファータッセルですね。

タッセルの歴史は古く、旧約聖書の民数記に登場します。

民数記の15章38節からです。

「イスラエルの人々にこう言いなさい。代々にわたって、衣服の四隅に房を縫い付け、その房に青いひもを付けさせなさい。それはあなたたちの房となり、あなたたちがそれを見るとき、主のすべての命令を思い起こして守り、あなたたちが自分の心と目の欲に従って、みだらな行いをしないためである。」

この「房」がタッセルです。

旧約聖書が作られたのが紀元前ですので、相当な昔ですね。

西洋では、当初、タッセルは糸を巻き付けただけの物でしたが、次第にバリエーションが増えました。

1300年代から1700年代には小さくてカジュアルなデザインのタッセル、1700年代から1800年代は中程度の大きさで落ち着いたデザインのタッセル、1800年代から1900年代には大きくて精巧なデザインのタッセルが生まれました。
 

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また、タッセルはオックスフォード大学やケンブリッジ大学の大学生の帽子に取り付けられました。

金のタッセルは「紳士学生」、黒のタッセルは「普通の学生」、というように学生の地位を表していた時代がありました。

ちなみに紳士学生は、普通の学生よりも大きな社会的名声や豪華な宿泊施設を与えられていたそうです。

 
【タッセルの作り方】


 

タッセルがついたアイテムがこちらです。

【タッセルローファー】

【カーテン タッセル】

 
タッセル1
 

2.「フリンジ」とは?

「フリンジ(fringe)」も「タッセル」と同様、房飾りのことですが、タッセルは飾りから発展した房状の装飾物であるのに対して、フリンジは糸などがほつれないための対策から生まれました。

つまり「フリンジ」とは、元々は布の裁ち目がほつれないために端っこを束ねたりかがったりする糸処理のテクニックだったのです。

若干の横糸を除去して、残った縦糸をより合わせるのですね。

ラテン語で「周辺」の意味の「フィムブリア」がフリンジの語源だそうです。

なので、マフラーの端っこのフサフサは「フリンジ」、タッセルとは言いません。

元々フリンジは本体の布と一体化していたのですが、現在では飾りの意味が強くなり、別に作ったフリンジを縫い付けることも多くなっています。
 

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タッセルとフリンジの違いは、タッセルは糸などを房状に束ねた房飾りで後付けするもの、フリンジは糸などを房状に束ねた房飾りも含みますが、布の端をかがったりしたものやマフラーなどのフサフサも含みます。

タッセルは後付けする飾りで、フリンジは元々後付けするものではなく本体の布と一体化したもの。

ですが、現在ではフリンジも後付けするケースが多くなっています。

 
【フリンジの作り方】


 

フリンジがついたアイテムがこちらです。

【ショートブーツ フリンジ】

【コンチョマクラメフリンジバッグ】

 
タッセル2
 

まとめ

以上が、タッセルとフリンジの違いについてでした。

タッセルは房飾りのこと、フリンジとは元々は布の裁ち目の処理テクニックのことだったのですね。

現在では、タッセルはカーテンの飾りを指すことが多いです。

タッセルローファーなど「タッセル」の名前が定着しているアイテムをのぞき、ファッションアイテムでの房飾りはフリンジということが多いような気がします。

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