「コンクリート」は固い…。
簡単に壊れたら困るからこそ「コンクリート」を利用するわけで…。
固いのは当たり前なのですが…。
でも「このコンクリートの部分を、花壇にして花を植えたい…」といったように、気が変わることもあります。
こんな時、「花壇にしたいけど、コンクリートだから無理か…」とあきらめていませんか?
大丈夫!壊せばいいのです!
ということで本記事では、コンクリートを壊す方法について、未経験の方にでもわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.コンクリートを手作業で壊す方法!
コンクリートを手作業で壊すには、「タガネ」と「ハンマー」が必要です。
「タガネ」とは、「壊す」「割る」時に使うもので「ノミ」と似た工具。
ちなみに「ノミ」とは、先端が鋭い刃物になっている「削る」ための工具で、「タガネ」とは用途が違います。
「タガネ」は「強靭さ」を求めた工具なので、先端がノミほど鋭利ではありません。
下が、「タガネ」です。
これは「タガネ」の中でも「平タガネ」というもので、先端が「ノミ」のように平たい刃物っぽくなっています。
違ったタイプの「タガネ」もありますよ。
これは、「チスタガネ」。
先端が「ペン」のように尖っていて、平たくはありません。
それから、「ハンマー」も必要。
これは、「石頭(せっとう)ハンマー」。
普通のハンマーよりも重くつくられたもので、その重さゆえに破壊力があります。
普通のハンマーでも良いのですが、頑丈なコンクリートを壊すにはこの「石頭ハンマー」がおすすめ。
使い方は、コンクリートの壊す部分にタガネの先端が当たるように立てます。
この時タガネは、利き手ではない方の手で持ってください。
そして、利き手でハンマーを持ってタガネめがけて叩きつけます。
ただこれだけ。
釘をハンマーで打ちつけるイメージですね。
ハンマーを大きく振り上げることで破壊力が増しますが、その分コントロールが鈍ってタガネに当たらない確率が高まります。
最初から思いっ切り振り上げると、誤って手を打ってケガをしますよ。
手を打ちつけないよう、慣れてくるまではハンマーを大きく振り上げないよう慎重に行ってください。
それから、コンクリートを壊す時は以下の用具を装着しましょう。
上から、「ゴーグル」「手袋」「防塵マスク」。
ハンマーでコンクリートを壊しますので、粉塵が出ますし破片も飛び散ります。
目・口・鼻を守ってください。
この手袋は振動を吸収するタイプで、次項で紹介する電動工具にも適応しています。
また、手や顔以外にも、肌の露出は控えてください。
2.コンクリートを電動で壊す方法!
前項では、手作業でコンクリートを壊す方法を説明しましたが…。
この方法だと、結構な時間を要します。
もし、作業時間を短縮したいのであれば「電動」の工具がおすすめ。
これは、電動の「はつりハンマー」。
家庭用100ボルトのコンセントがあれば使用できます。
使い方は、コンクリートの壊す位置に工具の先端を当て、スイッチを入れるだけ。
「ダダダダダダダ…」と、振動とともにあっという間に壊しますよ。
また、壊す範囲が大きい場合は、さらに強力な工具があります。
それは、「コンクリートブレーカー」というもので「はつりハンマー」を大きくしたもの。
工事現場で、プロの職人さんが使うものです。
強力なので、音も振動もはつりハンマーよりもさらに大きくなりますよ。
はつりハンマーやコンクリートブレーカーは、購入するとなれば高額ですが、建設会社やレンタル会社からレンタルすることもできます。
購入よりは、かなり安く使うことできますよ。
はつりハンマーやコンクリートブレーカーでの作業時は、ゴーグル・手袋・防塵マスクを着用の他、肌の露出も控えましょう。
ところで、花壇などに使うとオシャレなのが「レンガ」。
ということで、レンガを切断する方法についてわかりやすく解説した記事があります。
よかったら下のリンクからご覧ください。
正確に切断するには、コツが必要ですよ!
まとめ
以上が、コンクリートを壊す方法についてでした。
手作業でコンクリートを壊すには、「タガネ」と「ハンマー」さえあれば簡単にできます。
時間を節約するのであれば、「はつりハンマー」など電動工具を活用してください。
電動工具は、レンタルも可能ですよ。
ところで、お出かけ先に傘を忘れてしまった経験がありませんか?
傘忘れを防ぐ、良い方法がありますよ。
よかったら下のリンクからご覧ください。
それから、大きいシーツをコンパクトに干す方法を解説した記事もありますので、こちらもどうぞ。