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「審議」と「協議」の違いを解説!意味の違いや使い分けは?

      2018/05/30

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学生時代、学級会やホームルームの時間は「貝か石か」というくらい、存在感を消すことに徹していたので、そこで行われているのが「審議」なのか「協議」なのかなんて考えたこともなかったのですが、そういえば「審議」と「協議」って違いがよく分からないなあ(・・?
ということで、今回は「審議」と「協議」の違いなどについて調べてみました。
 

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1.「審議」と「協議」の意味の違いと使い分けは?

まずは、広辞苑を調べてみます。

【審議】
・くわしく事の可否を論議・検討すること。

【協議】
・寄り集まって相談すること。

 
なるほど、「協議」はただ単に人が集まって相談することに対して、「審議」には議案や事案などがあって、それを話し合いながら可とするか否とするかを決めるのですね。

「協議」は話し合うのですが何をどうするかのゴールが未定であるのに対し、「審議」はある議案について白か黒か、可とするのか否とするのかを話し合いで決定するということです。

「協議」の具体例としては、「協議離婚」というものがあります。

夫婦二人が離婚するのか離婚しないのかを話し合いますが、これは協議ですので「離婚成立」なのか「離婚拒否」なのか決定するかどうかはわかりません。

協議が成立しない場合は、調停委員が介在して決める調停離婚、裁判官が決定する裁判離婚といった流れになります。

「審議」の具体例としては、「国会審議」というものがあります。

「内閣からこういう法律案があがったけど、国会議員のみなさん、どうしますか」というのが「国会審議」、国会議員らは法律案について審議した後、最終的には多数決をとって法律案の可否を決めます。

この話し合いから可否を決めるまでが「審議」です。

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2.「討議」とは?「審議」「協議」との意味の違いと使い分けは?

「協議」や「審議」と似た言葉で「討議」というものもあります。

まぎらわしいですよね。
 

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「討議」とは「ある事柄について意見を述べ合うこと。」という意味です。

これだと、「協議」とほとんど同じだと思うのですが…。

しかし、「協議」と「討議」には微妙な違いがあります。

複数の人が集まり、意見を言ったりして話し合いをすることだけを見ると全く同じことです。

ですが、実はこの話し合いには順番があるのです。

「討議」→「協議」→「審議」となります。

たとえば、「この問題は協議にあたいするものかどうか話し合いをしましょう」というのが「討議」。

それから討議終了後、「この討議された問題の対策として皆さんで方向性を考えましょう」というのが「協議」になります。

協議において二つの対策案が提出され、「協議された問題の対策としいてA案にするのかB案にするのか審議しましょう」というのが「審議」で、A案にするかB案にするか決定します。

もちろん、話し合いがスムーズに進み、一挙に結論が生まれる場合もありますので、必ずしもこういった順番で進めなくてはいけないというものではありません。

あくまでもその決定事項が多くの人に影響を及ぼすような事案など、慎重に慎重を重ねる場合などには意図的に段階を踏むことがあります。

審議1
 

まとめ

以上が、「審議」と「協議」の違いなどについてでした。

「今日はこの案について検討し、可否を決定します」といって会議を始めるときには「審議」です。

一方、人が集まって「これからどうする?」「どんな方法や解決策がある?」と話し合うのが「討議」です。

「討議」された案件をさらに深掘りしたり方向性を決めるための第二段階の話し合いが「協議」です。

「審議」では最終的に案の可否が決まりますが、「討議」や「協議」では必ずしも結論が出るとは限りません。
 

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