発泡スチロールは、家電製品などの梱包に使われるとても便利なもの。
断熱性の他に、クッション性も兼ね備えた優れものです。
でも、この発泡スチロールなのですが、捨てる時に結構幅をとりますよね…。
家電製品も巨大な物になると、それに伴って発泡スチロールも大きくなるし…。
どうにかして、この発泡スチロールを小さくできないものか??
大丈夫!溶かしてしまえばいいのです!
ということで本記事では、発泡スチロールを溶かす方法について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.発泡スチロールを溶かす方法!ドライヤーよりヒートガン!
発泡スチロールは、高温で溶ける性質があります。
では、何度の高温で溶けるのか?ですが…。
溶ける温度は90度。
ですから、数百度から千度以上もあるといわれるロウソクの炎を発泡スチロールに当てると簡単に溶けます。
ただし、ロウソクの炎では危険ですし、時間がかかるので現実的ではありません。
あとは、ドライヤーではどうなのか?ですが…。
ドライヤーは3センチの距離では、100度~120度。
ですから、十分に発泡スチロールが溶ける温度です…。
ですが、少し距離が離れると温度が下がりますし、しかも大きい発泡スチロールでは表面積が大きく、時間がかかるのですよ…。
ということで、おすすめが「ヒートガン」。
この「ヒートガン」であれば、650度の温風を出せます。
これだけ高温であれば、発泡スチロールもスピーディーに溶かすことができますよ。
発泡スチロールを溶かす方法は色々ありますが、このヒートガンが最も効率的!
おすすめです。
ヒートガンは本来、塩ビパイプを曲げたり、塗装やパテなどを乾かすのに使う道具。
家庭に1つあれば、シール剝がしやはんだ付けなどにも使えます。
ちなみに、発泡スチロールを溶かすと変な臭いがしますが、有害ではないといわれていますのでご安心を。
2.発泡スチロールを溶かす溶剤!洗剤などの液体も有効?
発泡スチロールを溶かす方法は、「熱」以外もあります。
それは、「リモネン」と「アセトン」といった成分。
これらは、発泡スチロール溶剤として有効ですよ。
まず、「リモネン」から説明します。
これは、発泡スチロール溶剤。
大量の発泡スチロールを溶かす時に使う液体ですが、家庭用には少し大袈裟ですよね…。
このリモネンなのですが、柑橘系の果物から抽出される成分です。
ですから、柑橘系の成分が含まれる洗剤であれば、発泡スチロールを溶かすことが可能。
ただし、発泡スチロールを溶かすのに、洗剤をたくさん使うのはちょっともったいないですね…。
続いて、「アセトン」。
「アセトン」は、上のような「除光液」などに含まれる成分です。
アセトン入りの除光液であれば、発泡スチロールを溶かすことが可能。
ちなみに、アセトンは肌の油分と水分を奪ってしまう性質があります。
そういったことを防ぐため、最近では肌に優しいアセトンを含まない除光液もありますので気をつけてください。
でも、除光液ももったいないですね…。
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まとめ
以上が、発泡スチロールを溶かす方法についてでした。
発泡スチロールは、90度以上の高温で溶けます。
ドライヤーかヒートガンの熱風で溶かすことができますが、おすすめはより高温の熱風を噴射するヒートガン。
それから、実用的ではありませんが「リモネン」と「アセトン」が発泡スチロールの溶剤として使えます。
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