冬が終わり、暖かい季節になると蜂が活動を始めます…。
恐いですよね…。
別に蜂に近付きたいわけでもないに、突然出くわして攻撃されることがあります…。
ところで、この蜂なのですが…。
なぜか黒い服を狙って攻撃してくるといった噂を耳にしました。
それ、本当なのか…??
だとしたら、もしかして黒い髪の毛がある頭も狙われるの…??
ということで、蜂の習性について徹底的に調べてみました。
本記事では、蜂が反応する色と、その理由についてわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!!
1.蜂が黒い服を狙うのはなぜ?危険な理由は?
蜂が、「黒」を狙って刺すのは本当です。
ですから、黒い服や髪の毛がある頭は刺されやすい場所であることは間違いありません。
実際に、蜂に刺された体の部分では、統計上「頭」が一番多くなっています。
ただし!ここからが重要ですよ!!
蜂は、「黒い色」だから攻撃してくるわけではないということ!
蜂が攻撃を開始するのは、相手を敵と認定してからであって、黒い色だからではないのです。
ですから、全身黒ずくめの衣装を着たとしても、蜂が「こいつは、蜂の巣を襲う可能性はないな…」と判断すれば攻撃されることはありません。
つまり、蜂が「黒い服」「頭」を狙って刺すのは、たまたまその人が敵認定された上で「黒い部分」を狙ってくるということ。
逆に、全身白ずくめの衣装であっても、巣に近づくと敵認定されて襲われますよ。
蜂が敵認定した際に黒を狙うのは、「黒い色」を認識しやすいというのがその理由。
では、なぜ「黒」を認識しやすいのかですが、蜂の天敵であるクマが黒かったというのが一つの理由らしい。
専門家の間では、それが一つの説となっています。
また、蜂の天敵である人間の髪の毛も黒かったという説もあるようですよ。
確かに、人間も蜂蜜や蜂の子を食べますしね…。
ところで、蜂は「黒」と同じように、よく狙うものがありますよ。
次項では、その黒同様に「よく狙うもの」について解説していきます。
2.蜂が黒い服と同様によく狙うもの?
蜂は、相手を敵として認定した場合、認識しやすい色である黒い色を狙ってくるのですが…。
その黒い色と同じように、よく狙うものが「動く物」。
前項では、頭が一番蜂に刺される部分であると説明しましたが、頭と同程度に多いのが「右手」。
これは、蜂が近づいた段階で、右手で振り払う行動をとるのが理由といわれています。
したがって、蜂が襲ってきた時に、「黒い服で動きまくる」とか「頭を振る」といった行動は最悪といえるでしょう…。
敵認定された上で、認識しやすい色が動き回るわけですから、蜂が放っておくわけがありません。
では、黒い服を着ていて、突然蜂の巣に出くわしてしまった!といった場合はどうしたらよいのか…??
これは、黒い服ではない場合も同じなのですが…。
その際は、まず蜂を刺激しないことが大切です。
暴れたり、大声を出すのは絶対ダメ。
それから、走って逃げることもやめてください。
ただし、複数の蜂がすぐ近くまで襲ってきている状況や、また既に刺されている状況であれば走るのも仕方がありませんが…。
基本的に、蜂は敵認定された「歩いて逃げる人」と「走って逃げる人」がいれば、「走って逃げる人」を攻撃します。
これは、蜂がより速い動きに反応するから。
ですから、蜂の巣に出くわした場合はゆっくりとしゃがみ、姿勢を低くしながらゆっくりと逃げましょう。
ゆっくりと時間をかけて、蜂を刺激しないようにすることがポイント。
手で追い払ったりしてはいけませんよ。
ゆっくり逃げていくことで、蜂の敵認定が解除されます。
蜂の危険を回避するために、自然の多い場所に行く際は下のものを携帯しましょう。
これ、私が仕事上で使用した経験があります。
噴射した瞬間に、スズメバチが一目散に逃げていきました。
私が使った時は、スズメバチが1匹でしたが…。
蜂の巣に遭遇して、集団で襲われた際はかなり役に立つと思います。
まとめ
以上が、蜂が反応する色と、その理由についてでした。
蜂は黒い服や、黒い頭を狙います。
ただし、これはあくまで敵認定された場合。
ですから、蜂が「こいつは安全な奴だ」と思えば襲ってくることはありません。
つまり、蜂から身を守るためには、刺激しないようにゆっくり動き「私は巣を襲いませんよ!」とアピールすることがポイントです。
ところで、蜂はベランダなど身近な生活圏にも出没します。
ベランダで洗濯物を干したいのに蜂が来て困った…といった経験はありませんか?
そういった際の対処方法や、蜂を寄せ付けない方法などを解説した記事がありますので、よかったら下のリンクからご覧ください。