とても怖い生き物である「蜂」。
なるべく近づきたくないものです…。
しかし、こちらから近づく気もないに、時々あちらさまから寄ってくることがありますよね…。
まあ外出先なのであれば、相手を刺激することなく逃げれば済むのですですが…。
しかし、その場所が洗濯物を取り込みたいベランダだった場合…。
大変、困ります…。
しかも、すぐに飛んで行ってくれればよいのですが、何時間待っても動かないことも…。
洗濯物を取り込みたいのに…、う~ん…じれったい…。
ということで、本記事では蜂がベランダに来て動かない理由と、その対応方法について解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!!
1.蜂がベランダで動かない理由とは!
蜂が動かなくなるのは、巣作りのための偵察をしているという理由が多いです。
巣づくりに適した場所なのか?を調べているのですね。
たとえば、雨水の浸入がないのか?天敵はいないのか?など、時間をかけて調べます。
こういった情報は、短い時間では入手できませんので、じっくりと調査をするのですね。
その季節は春、多くの種類の蜂はこの時期に巣をつくり始めます。
具体的には、4月~5月頃。
意外にも、実はこの時期の蜂はまだ攻撃的ではありません。
だからといって油断するのは危険ですが、巣をつくり始める前に「この場所に巣をつくると危険だよ!」ということを確実に思い知らせてやらなくてはいけません。
その対策については、次の項目で説明します。
それ以外の6月以降の時期に動かなくなるのは、単なる休憩のため。
偵察しているわけではありませんので、待っていればやがていなくなります。
気をつけたいのが、アシナガバチ系は6月以降、スズメバチ系の蜂は7月以降になると、攻撃性が高まるということ。
しかもスズメバチ系は、秋になると子育てのためのエサが不足する関係で、イライラ感がさらにアップ。
超危険!ですので、むやみに近づかずかない方が無難です。
でも、洗濯物をいつまでも取り込めないのも困りますよね…。
ということで、次項では蜂を追い払うための対策を解説します。
2.蜂がベランダで動かない時の対策!
では、蜂を追い払うための対応方法を説明していきますね。
①蜂用撃退スプレー!
一般的なのが、このスプレータイプ。
これは、蜂をめがけて吹き付けます。
ですから、洗濯物から動かない場合は、どうしても衣類が汚れてしまいますで、再度洗濯が必要。
この製品は、「反撃はしてこない」となっていますが、散布時は距離を十分に確保し気をつけて対応してください。
私は、スズメバチ一匹にスプレーした経験がありますが、あっという間に遠くへ逃げていき、襲ってくることはありませんでした。(製品名は忘れましたが…)
ただし、油断はいけませんよ!
②木酢液!
蜂は火を恐れます。
まあ、これはほとんどの生き物に共通していることではありますが…。
木酢液は焦げた臭いを発生しますので、蜂は火事と勘違いして逃げます。
ただし、蜂に直接吹き付けるのは危険ですし、そこまでする必要はありません。
安全が確保できる位置から、スプレーを散布してください。
離れた場所であっても、臭いを察知して逃げていきます。
それから、スプレー散布ではなく、容器に入れてベランダの床に置いておくのも一つの手。
ちなみに、木酢液を置きっぱなしにすれば、予防策になりますよ。
③ハッカ油スプレー!
木酢液同様、蜂はハッカの臭いを嫌います。
使い方は、木酢液と同じように使ってみてください。
④蜂用煙幕!
蜂は煙も苦手。
ただし、火事には十分に気をつけてくださいね。
あと、火事に間違われないようご近所への周知もお忘れなく。
まとめ
以上が、蜂がベランダに来て動かない理由と、その対策についてでした。
蜂に刺されると、人によっては命に関わります。
追い払う場合は、十分に気をつけましょう。
ちなみに、私はアシナガバチには10回以上、スズメバチには1回刺された経験があります。
全て、小学生時代のこと。
畑でたまたま目の前にアシナガバチの巣があり、一度に顔を5ヵ所刺されたこともあります。
運よく現在まで生き延びていますが…。
蜂の対策を説明しましたが、ベランダにはカメムシもきますよね。
カメムシの対策を解説した関連記事もありますので、もしよかったら覗いてみてください。