身の危険を察知すると、くるっと丸まってしまう「ダンゴムシ」。
別に、人間に噛みつくわけでもなく…。
嫌な臭いを出すわけでもなければ、痒くなったりもしません。
何の危害もないのですが、目の前に大量発生された時には、放っておくわけにはいきませんよね…。
気持ち悪いし…。
それも、なぜか虫たちの生息地ではないだろうと思われる玄関に発生します…。
普通、虫は玄関に居ないだろう!!
なぜ、ダンゴムシは玄関に大量発生するのだろうか??
ということで、本記事ではダンゴムシが玄関に大量発生するのはなぜか?その理由と対策について解説していきます。
けっこう深掘りしましたので、ご期待ください!
理由を知れば即解決しますよ!
1.ダンゴムシが玄関に大量発生する理由!
なぜ玄関に大量発生するのか?その理由から説明していきます。
基本的にダンゴムシはジメジメした直射日光が当たらない場所を好みます。
たとえば、ジメジメした土壌にある大きな石をひっくり返すとそこにはかなりの確率でダンゴムシが隠れていますよ。
その他にも、ジメジメした地面に放置されている木材や板の下なども大好きな場所。
天敵から身を守る意味と、直射日光をさけて乾ききるのを防ぐのが、その理由といわれています。
そして、雑食性であるダンゴムシなのですが、普段は枯れ葉や植物などを食べて生活しています。
では、ここで一般的な玄関の環境を振り返ってみましょう。
玄関は、普通は日光が当たってダンゴムシにとっては不都合な場所…。
しかし、その玄関にプランターや植木鉢を置いていませんか?
その他にも、郵便受け用のボックスや、オブジェなどを置いていませんか?
実は、こういった置物の裏側がダンゴムシの格好の住居になっているのです!
しかも、プランターや植木鉢には植物があって、枯れ葉という食糧をたくさん供給してくれますよね!
さらに、植物に定期的に水やりをするため、常にジメジメの湿度が保たれます!
ダンゴムシにとっては、素晴らしい環境なのですよ。
ダンゴムシは、一度に数十個~百個ほどの卵を産みます。
これほどの繁殖力がありますので、あっという間に「大量発生」となるわけですね…。
2.ダンゴムシが玄関に大量発生する時の対策!
対策の基本は、ダンゴムシが好む環境を排除してしまうということ。
つまり、マメな掃除です。
植木鉢やプランターなどの置物の裏側を頻繁に掃除して、エサとなる枯れ葉やジメジメした環境をなくしましょう。
でも、意外にこれって大変ですよね。
ということで、そういった手間を省いてくれるグッズを紹介していきます。
①木酢液!
これは、生き物全般が嫌う臭いを出してくれます。
ダンゴムシ以外の虫や、野良猫やカラスなども寄せ付けなくしますよ。
②スペアミントの栽培!
ダンゴムシは、スペアミントやペパーミントを嫌います。
他の植物と一緒に、栽培してみてはいかがでしょうか。
③シナモンの栽培!
スペアミント同様に、ダンゴムシはシナモンも嫌いです。
④ダンゴムシ駆除剤!
少しかわいそうですが、退治用のスプレーです。
⑤ダンゴムシ誘引タイプ駆除剤!
誘引タイプもあります。
口コミをみても、効果が大きいようですよ。
いつの間にか全滅してしまうそうです…。
まとめ
以上が、ダンゴムシが玄関に大量発生する理由と対策についてでした。
お金をかけずに対策するのであれば、まず掃除ですね。
それから、ダンゴムシはコーヒーを嫌いますので、飲み残したコーヒーを散布するのも良いかもしれません。
また、空き缶を土に埋めて落とし穴トラップを仕掛ける方法もありますが、玄関には仕掛けられませんし、少し手間が掛かってしまいます…。