ラーメンが大好きな私は、いつも「スープ」まで全部飲んでしまいます…。
周囲からは「塩分取り過ぎ…」と言われるのですが、この「スープ」の美味しさにはかないません…。
ところで、この「スープ」なのですが…、「味噌汁」のことを「スープ」とはいいませんよね…。
また、「シチュー」や「チャウダー」のこともなぜか「スープ」とはいわないような…。
いったい、「スープ」の定義って何???
そんなわけで、「スープ」の定義などについて徹底的に調べてみましたよ。
本記事では、「スープ」と「チャウダー」などとの違いについて、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.「チャウダー」と「スープ」の違いとは!
まずは、「スープ」と「チャウダー」などとの違いを端的にお伝えします。
「チャウダー」とは、魚介類・ベーコン・ジャガイモ・クリームなどを煮込んだアメリカ発祥の料理のことで、広い意味では「スープ」の中の一つ。また、一般的に「シチュー」は具材が大きく、「チャウダー」は具材が小さい。
簡単にまとめると、こういった違いです。
それでは、それぞれについてさらに詳しく解説していきますね。
2.「スープ」とは!
「スープ」は、肉・魚介類・野菜などを煮込んだ水分の多い料理のこと。
「スープ」は狭い意味で使う場合と、広い意味で使う場合があります。
狭い意味での「スープ」には、日本の「味噌汁」や「お吸い物」は含まれません。
この場合は、欧風料理で水分の多い料理だけを「スープ」と呼びます。
これが広い意味での「スープ」となると、若干意味が違ってくるのです。
広い意味では、地球上の全ての水分の多い料理が「スープ」になりますよ。
たとえば、和風料理である「鍋」。
「鍋のスープ」と言っても違和感はありませんよね。
ですから広い意味では、「味噌汁」も「お吸い物」も「スープ」といっても間違いではありません。
また、ヨーロッパ生まれの「シチュー」は欧風料理ですので、狭い意味であっても「スープ」の中の一つに含まれます。
ウクライナの「ボルシチ」、イタリアの「ミネストローネ」、フランスの「ブイヤベース」も、「スープ」。
アメリカの「チャウダー」は、欧風料理ではありません。
ですから「チャウダー」や、タイの「トムヤムクン」、韓国の「サムゲタン」などは、広い意味での「スープ」ということができます。
下は、「スープ」のセット。
帝国ホテルの「スープ」です。
コーンクリームスープとトマトスープ、野菜スープのセット。
値段もなかなかですが…。
帝国ホテルの「スープ」なので、ギフトにも良いかもしれませんね。
3.「チャウダー」とは!
「チャウダー」は、魚介類・ベーコン・ジャガイモ・クリームなどを煮込んだアメリカ発祥の料理です。
広い意味での「スープ」の一つ。
お馴染みなのは「クラムチャウダー」ですが、これは二枚貝が入っています。
二枚貝は英語で「clams(クラム)」なので、「クラムチャウダー」。
そして、コーンが入ると「コーンチャウダー」です。
ちなみにこの「チャウダー」ですが、見た目が「シチュー」に似ていますよね…。
「シチュー」と「チャウダー」では、何がどう違うのか?ですが…。
「シチュー」はヨーロッパの料理で、大きい具材が特徴。
そして、「チャウダー」はアメリカの料理で、小さい具材が特徴です。
また、トロミにも若干の違いがあり、トロミが強いのが「シチュー」で、比較的少ないのが「チャウダー」。
下は、「クラムチャウダー」。
「北海道産贅沢クラムチャウダー」です。
「クラムチャウダー」は、通常二枚貝のアサリを使うことが多いのですが…。
これは、国産の「ホタテ」を使っています!
贅沢ですね~。
まとめ
以上が、「スープ」と「チャウダー」などとの違いについてでした。
「スープ」は、狭い意味では水分の多い欧風料理のこと。
ただし、広い意味では世界中の汁物が全て「スープ」になります。
「チャウダー」は、魚介類・ベーコン・ジャガイモ・クリームなどを煮込んだアメリカ発祥の料理。
広い意味では、「チャウダー」は「スープ」の中の一つです。
「シチュー」についても簡単に説明しましたが、この「シチュー」…。
「グラタン」と似ていると思いませんか?
そんなわけで、「シチュー」と「グラタン」の違いを解説した記事がありますので、もしよかったらご覧ください。