物を整理するための入れ物って、様々な呼び方がありますよね…。
日本語でいえば「棚」や「タンス」「机」など…。
さらに、それに加えて「ラック」や「チェスト」「デスク」といった呼び方があります。
日本語であればイメージできるのですが、カタカナになってしまうと何がどのように違うのかが今一つわかりません…。
そんなわけで、「ラック」と「チェスト」ではいったい何が違うのか…、徹底的に調べてみました。
似ているようで、この2つには確かな違いがありましたよ!
本記事では、「ラック」と「チェスト」の違いについて、画像でわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.「ラック」と「チェスト」の違いとは!
まずは、「ラック」と「チェスト」の違いについて、端的にお伝えします。
「チェスト」とは、引き出し式のタンスのことで、物が引き出し内部に収納されるため外から収納された物を見ることができない。
※「チェスト」は枠が透明な素材のものもあり、その場合は外から収納物を見ることができる。
簡単にまとめると、こういった違いです。
それでは、さらに詳しく画像付きで解説していきますね。
2.「ラック」とは!
「ラック」は、以下のとおりです。
これは金属製。
形状的には、これが一般的な「ラック」なのですが、下のように棚が存在しない「台」も「ラック」です。
「ラック」の定義に「蓋」の有無は無関係ですので、蓋が有っても無くても「ラック」。
普通は引き出しが無いのですが、便利に使いやすくするために他の家具と複合させた引き出し付きもあるようですね。
「ラック」は基本的に「棚」と「台」のことを指すのですが、厳密には「架」も含みます。
「架」とは、わかりやすく言ってしまえば、橋渡しの「橋」のことで、側板から側板をつなぐ「竿」のこと。
要するに、洋服をハンガーにかけて、吊るす時の「竿」です。
そのため、下のようなハンガーを吊るすための「ハンガーラック」というものもあります。
これ、意外に便利ですよね。
我が家でも、2つ使っていますが重宝しています。
ちなみに、2つのうちの1つは洗濯物が多い時に大活躍。
つまり、物干し竿になっています…。
3.「チェスト」とは!
「チェスト」は、引き出し式のタンスのこと。
これが画像です。
日本のタンスと少し違うのは「引き出し式」という部分。
日本のタンスは、整理箪笥や茶箪笥などがあり、引き出しだけとは限りません。
ただし、日本式のタンスにも「引き出し」しかないタイプもあります。
そういった、引き出ししかないタイプの日本のタンスを「チェスト」と呼んでも間違いではないということ。
ホームセンターなどでは、木製の重厚なタイプは「タンス」で、樹脂製などの簡易なタイプが「チェスト」といった使い分けがされている場合が多いようです…。
ですが、木製の重厚な日本式の「タンス」を「チェスト」と呼んでも全く問題ありませんし、その逆でもOK。
下は、幅が狭いタイプの「チェスト」。
半透明の樹脂製なので、中が見えます。
中に何が入っているか、引き出しを引かなくても確認が可能。
特に、忙しいキッチンでは便利ですね。
キャスター付きで移動も楽ですし、何よりも幅が狭く場所をとりません。
まとめ
以上が、「ラック」と「チェスト」の違いについてでした。
「ラック」は「棚」と「台」のこと。
「チェスト」は引き出し式のタンスのこと。
「ラック」は蓋つきでない場合は外から収納物を確認できますが、「チェスト」は引き出し式なので外から収納物を確認できません。
家具について解説してきましたが、「クローゼット」と「タンス」について調べた記事がありますよ。
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