テレビで「芸能人のお宅訪問!」的な番組がありますが、「クローゼット」の中に大量の衣装が収納されているシーンをよく目にします…。
我が家はと申しますと…、結婚して最初に住んだところが小さな賃貸だったので、「タンス」を購入しました…。
我が家の「タンス」だって、充分に役目を果たしている!?と思っているのですが…。
ところで、この「クローゼット」と「タンス」では、どういった違いがあるのだろう…。
そんなわけで、この2つを徹底的に調べてみました。
本記事では、「クローゼット」と「タンス」の違いついて、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.「クローゼット」と「タンス」の違いとは!
最初に、「クローゼット」と「タンス」の違いを端的に説明します。
「タンス」とは、衣類などを収納するための家具のことで、建物の一部ではないため移動が可能。
ということで、「建物の一部」なのか「家具」なのかの違いです。
それでは、それぞれについてさらに詳しく解説していきます。
2.「クローゼット」とは!
「クローゼット」は、衣類などを収納するためのスペース。
基本的には建物の一部であり、一つの「部屋」のようなものです。
つまり、「タンス」とは違い、床から天井まで広く使えるということがメリット。
しかし、建物の一部であることから、移動ができないというデメリットがあります。
収納するものは、衣類の他に寝具や道具、靴など人によって様々。
「クローゼット」の種類も、壁面の狭いスペースを利用した「壁面クローゼット」や、人が何人も入ることができる「ウォーキングクローゼット」などがあります。
他には、出入口が2か所あって通り抜けができる「ウォークスルークローゼット」なんていうものも。
「クローゼット」は、基本的には建物の一部のため、通常は新築時につくられます。
ですから、後付けしたい場合は、リフォーム工事が必要になるということ。
こういったことも、「クローゼット」のデメリットの一つなのかもしれません。
ただし、スペースである「クローゼット」なのですが、家具的な扱いで安く購入できる下のようなタイプもあります。
リフォームは大きな費用を要しますので、この価格は魅力ですね。
しかもこれ、キチンと「クローゼット」の役目を果たしています。
全体の重さも8キロ弱くらい。
移動も楽にできる、優れものかもしれませんね。
3.「タンス」とは!
「タンス」は、衣類などを収納するための家具。
ですから、自由に移動ができることが大きなメリット。
また、引き出しもあることから、小さい物の収納に適しているというメリットもあります。
「タンス」は漢字で「箪笥」。
そして、基本的に木製であり、衣類を収納する「整理箪笥」や「洋服箪笥」、食器を収納する「茶箪笥」といった種類があります。
ちなみに、「茶箪笥」は現在の「食器棚」のこと。
近年では「茶箪笥」という言葉は滅多に耳にしませんが、祖父母の時代には普通に使われていた記憶がチラホラと…。
それから、現在の「タンス」は洋服をハンガーで吊るすスペースがありますが、昔はそういった習慣がありませんでした。
要するに、昔の「タンス」は衣類用でも引き出しだけ。
最近は、下のような使い勝手の良い「タンス」がたくさんあります。
組み合わせて使うタイプの「タンス」。
洋服が増えてきたら、追加購入してスペースを広げることが可能。
これが増えると「壁面クローゼット」のような感じですね。
最下部には引き出しもありますので、小物の収納も可能です。
まとめ
以上が、「クローゼット」と「タンス」の違いついてでした。
「クローゼット」は、衣類などを収納するためのスペース。
「タンス」は、衣類などを収納するための家具。
ですから、「クローゼット」は移動できませんが、「タンス」は移動可能です。
ただし、現在では「クローゼット型家具」も販売されていますので、「クローゼット」と「タンス」の差が少なくなってきているのかもしれません。
「タンス」について説明しましたが、「タンス」のことを「チェスト」と呼ぶこともあります。
では、「チェスト」と「ラック」の違いは何か?
ということで、「ラック」と「チェスト」について調べた記事がありますので、もしよかったら覗いてみてください。