Investigate Blog

お役立ち情報を深掘りしてご紹介いたします!

*

「取り組み」「取組み」「取組」の違いを解説!使い方/使い分けは?

      2018/10/29

Pocket
LINEで送る

「問題への取り組み」と「相撲の取組」、私は特に何も意識せず送り仮名を使い分けてきたけれど、改めて「取り組み」と「取組」の違いは?と尋ねられると……うーん(^^;)

それにしても、「送り仮名」の使い方の違いなのですがなぜ統一しないのでしょう??

ということで、今回は「取り組み」「取組み」「取組」の違いや使い分けなどについて調べてみました。
 

スポンサードリンク

 

1.「取り組み」「取組み」「取組」の違いと使い方・使い分けは?

広辞苑を引いてみたところ、広辞苑には送り仮名がない「取組」で載っていました。

【取組】
①とりくむこと。相手となること。物事にあたること。
②相撲の組合せ。
③縁組。
④売手と買手との組合せ。売買の約定。

 
「取組」の意味は上記の通り。

では、送り仮名の問題は?……こちらは広辞苑では分からないので、ほかをいろいろと調べてみました。

すると、昭和48年に内閣から発表された「一般の社会生活において現代の国語を書き表すための送り仮名の付け方とよりどころ」なるものを発見!

これによると「申し込み・申込み・申込」や「取り扱い・取扱い・取扱」などで具体的な送り仮名の使い方が解説されていました。

ということで「取り組み・取組み・取組」の送り仮名の使い方の位置づけは以下のとおりとなります。

・本則「取り組み」
※本則とは、送り仮名の付け方に関する基本的な法則のこと。

・許容「取組み」
※許容とは、例外的な事項又は許容的な事項のことで読み間違う恐れがない使い方。

・慣用に従って送り仮名を付けない「取組」
※習慣的に世間に広く知れ渡っているため読み間違う恐れがない使い方。

 
わかりやすく説明しますね。

基本は「取り組み」ですので、「取り組み」を使いましょう。

そして基本的には「取り組み」なのですが、まあ読み間違える恐れが無いからヨシとしましょう、許容範囲ですよ、というのが「取組み」

また基本は「取り組み」で許容範囲が「取組み」なのですが、相撲などのある決まったところで習慣的に普通に使われているし、読み間違える恐れが無いからヨシとしましょう、というのが「取組」です。

ですから、「申し込み・申込み・申込」や「取り扱い・取扱い・取扱」でも、「申込」や「取扱」については、「申込書」や「取扱説明書」などある決まった使われ方をします。

近代2

基本は「取り組み」や「申し込み」や「取り扱い」ということですね。

実際に文章を読んでいると「取り組み」や「取組み」はよく目にしますが、「取組」はそんなに使われませんよね。

これは、正式な文書では「取り組み」を送り仮名を省略して「取組」とは書かないからです。

ちなみに送り仮名がない「取組」を使う場面については、次項で説明しますね。
 

スポンサードリンク

 

2.あえて送り仮名がない「取組」を使用する場面とは?

送り仮名がない「取組」を使うのは、相撲以外にもあります。

広辞苑で「取組」の意味を説明しましたが、そのうちの④の意味が下のとおりです。

「取組」→④売手と買手との組合せ。売買の約定。

売手と買手の組み合わせという意味ですが、一般的には株式取引で使われます。

相撲の廻し1
 

相撲の「取組」
・取組表
・取組結果
・取組速報

株式取引の「取組」
・取組高

 

スポンサードリンク

 

まとめ

以上が、「取り組み」「取組み」「取組」の違いや使い分けなどについてでした。

基本は「取り組み」ですが面倒くさいときには「取組み」と書いてもよいということです。

また、送り仮名がなくなっているということは、何か特定の用語になっているということ。

たとえば、相撲などでは「取組」と書きます。

相撲の場合は「取組」を「取り組み」と書いたりはしません。

 - 暮らし・生活・雑学