暖かくなると庭などによく出没する「毛虫」。
気持ち悪い~…。
触ると痒くなる奴もいるらしいし…。
勘弁して欲しいですよね…。
ところで、この毛虫…、何かの幼虫らしいのですが…。
いったい、大人になると何になるの…???
ということで、毛虫の生態などを徹底的に調べてみました。
本記事では、毛虫の成虫についてわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.毛虫が成虫になると何になる?
結論から申し上げますと、毛虫が成虫になると「蛾(が)」や「蝶(ちょう)」になります。
つまり、「蛾」や「蝶」の幼虫が「毛虫」ということ。
ただし、「毛虫」の多くは「蛾」になり、「蝶」になるのは一部です。
「毛虫」ではなく「アオムシ」や「イモムシ」の方は、多くが「蝶」になり、一部が「蛾」に。
ここで、「毛虫」以外の「アオムシ」と「イモムシ」が登場しましたので、「蛾」や「蝶」の幼虫をわかりやすく整理しますね。
そもそも、「蛾」「蝶」の幼虫は「毛虫」だけではなく、それ以外に「アオムシ」「イモムシ」「シャクトリムシ」「ミノムシ」などがいます。
「毛虫」は、体に毛やトゲを持つもののこと。
「アオムシ」は、毛やトゲを持たず体の表面が緑色のものです。
「イモムシ」は、毛やトゲを持たず体の表面が緑色以外のもの。
「シャクトリムシ」は、尺を取る虫ということで距離を測るように進むものです。
「ミノムシ」は、体に蓑をまとうタイプ。
それ以外では、カイコ蛾の幼虫を「カイコ」、ヨトウ蛾の幼虫を「ヨトウムシ」と呼びます。
これらは全て、「蛾」と「蝶」の幼虫。
問題の「毛虫」は、多くが「蛾」へと成長するのです。
ただし、タテハチョウやヒョウモンチョウの仲間の「蝶」の幼虫は「毛虫」と呼ばれるタイプもいます。
ですから、「毛虫」であっても「蝶」になるものもいるということを覚えておいてください。
2.毛虫の対策!
毛虫に触ると、肌がかぶれて痒くなる場合があります。
多くの毛虫は無毒らしいのですが、厄介なのがこの「痒くなる」毒針毛をもったタイプの毛虫。
ですから、かぶれを防ぐためにも、絶対に毛虫に触ってはいけません。
ただし、自分から触る気はなくても、木から落下した毛虫が体に付着する場合があります。
そういった被害を防ぐためにも、毛虫はなるべく事前に退治しましょう。
毛虫が植物などにいるのを発見したら、下のようなスプレーを使ってください。
これは、「ケムシジェット」
スプレータイプの駆除剤ですが…。
これ、かなり遠くの位置に散布できます。
最長で6.5メートル飛びますので、高い木にいる毛虫でも退治が可能ですよ。
あとこの毛虫なのですが、要は蛾が産卵して大量に発生するという仕組み。
つまり、親である「蛾」の段階で駆除してしまえば、大量の毛虫を駆除したことと同じことになります。
ということで、「蛾」の駆除方法を解説した記事がありますので、よかったら下のリンクからどうぞ。
数多くの対策を紹介しています。
まとめ
以上が、毛虫が成虫になると何になるかについてでした。
そんなわけで、毛虫が成虫になると蛾や蝶になります。
毛虫は、蛾や蝶の幼虫だったのですね。
蛾や蝶の幼虫は、毛虫やアオムシ、イモムシなど様々ですが…。
幼虫の中でも、毛やトゲがあるものを毛虫と呼びます。
ちなみに、毛虫の多くは蝶ではなく蛾になります。
ただし、蝶になる毛虫もいることを覚えておいてください。