ケバブというと、ワゴンや屋台で売っているイメージ。
シュラスコは……たしかブラジルの料理ですよね。
リオオリンピックのときにテレビで紹介されていたのを見かけました。
串に刺した肉を焼いていたような気がするんだけど……あれ?
今気付きましたが、シュラスコとケバブって似た料理ですね。
シュラスコとケバブは一体どこがどう違うのでしょう。
ということで、今回は「シュラスコ」と「ケバブ」の違い、さらに「シシカバブ」との違いについて調べてみました。
1.「シュラスコ」とは?
「シュラスコ」はブラジルの肉料理です。
串に牛肉や豚肉、鶏肉を刺し岩塩で味をつけ、炭火で長時間じっくり焼き上げます。
お店では、ウェイターが串ごと客席に運んできます。
客は食べたい量をウェイターに切り分けてもらいます。
ブラジルの家庭で食べる「シュラスコ」というと、日本でいうバーベキューを指していることが多いそうです。
たしかに、お店のシュラスコを家庭で作るのは大変そうですものね(^^;)
シュラスコは、焼きバナナや焼きパイナップル、ライスなど様々な料理と一緒に食べます。
おいしそうですね(´艸`*)
【シュラスコ】
2.「ケバブ」とは?
「ケバブ」とは、トルコや中東、その周辺地域の料理で「焼いた肉」という意味です。
実際には肉だけでなく魚や野菜をローストした料理も「ケバブ」といいます。
肉は肉でも、トルコや中東で一般的なケバブの肉は羊肉です。
元々は羊肉なのですが、最近のトルコではよりリーズナブルな鶏肉や牛肉のケバブの人気が上昇しているようです。
ちなみに、豚肉は宗教上の理由からトルコや中東では食べられません。
ですから、豚肉のケバブはありません。
日本で「ケバブ」というと、大きな肉のかたまりを串に刺してクルクル回転させながら焼いているイメージですよね。
串に刺した肉を回転させながら焼いているのは「ドネルケバブ」、「ドネル」が「回す」という意味です。
この「ドネルケバブ」はトルコ料理です。
ドネルケバブの肉のかたまり、当初、羊を丸ごと焼いているのだと思っていたのですが、これは間違い!
実は薄切りの肉を重ねてあの巨大な肉のかたまりを作っています。
薄切りの肉は味つけされているので、かたまりの中にもしっかり味がついています。
さらに、薄切りの肉の間には牛脂などの脂をはさんでコクをだしているのです。
おいしそうだ(´艸`*)
【ドネルケバブ】
3.「シシカバブ」とは?
「シシカバブ」もケバブの一種、でトルコや中東地域の焼肉料理です。
【シシカバブ】
「シシ」は「串」のことなので、シシカバブは「串に刺した肉」です。
「シシ」と「ケバブ」で「シシケバブ」→「シシカバブ」ですね。
一般的なシシカバブは、串に肉と野菜を交互に刺して焼きます。
日本でもバーベキューで串に肉や野菜を刺して焼きますよね。
あれと同じような料理です。
「つくね」と「ハンバーグ」の違いに関する記事はコチラです!
まとめ
以上が、「シュラスコ」と「ケバブ」の違いなどについてでした。
シュラスコはブラジル料理、ケバブはトルコや中東の料理で、どちらも肉を焼いた料理です。
そして、肉を小さく串に差して焼くと「シシカバブ」です。
どれもおいしそう!
肉大好き人間なので、写真や動画を見るだけでよだれが出てしまいます(笑)
いつか本場で食べてみたいですね。
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