我が家では、時々宅配ピザを頼むのですが…。
そのメニューには、「フォカッチャ」もあります…。
この「フォカッチャ」…、丸いし…分厚い「ピザ」といった感じ…。
当然、見た目は違うのですが、この「フォカッチャ」と「ピザ」って何が違うのだろう…??
ということで、この2つの食べ物を徹底的に調べてみました。
本記事では、「フォカッチャ」と「ピザ」の違いについてわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.「フォカッチャ」と「ピザ」の違いとは!
最初に、「フォカッチャ」と「ピザ」の違いを簡潔にお伝えします。
ただし…。
「フォカッチャ」は、発酵の時間を長くとることで、焼く時に大きく膨らますフカフカのパンのイメージ。
「ピザ」は、発酵の時間を短くし、大きく膨らむ前に平たく丸くした生地を焼いたもの。
簡単にまとめると、こういった違いです。
それでは、それぞれについてさらに詳しく解説していきますね。
2.「フォカッチャ」とは!
「フォカッチャ」は、イタリア発祥のパンです。
原料は、「小麦粉」「イースト菌」「オリーブオイル」、この3種が基本。
さらに、「水」「塩」などを加えてつくります。
実は、こういった原料は「ピザ」と同じ。
ですから、この材料さえ揃えば、発酵させる時間を変えることで「フォカッチャ」でも「ピザ」でも、どちらでもつくることが可能です。
また、今挙げた原料は「パン」の定義に当てはまります。
したがって、「フォカッチャ」も「ピザ」も、「パン」と呼んでも間違いではありませんよ。
そして「フォカッチャ」は、「ピザ」よりもたくさんの時間を使って発酵させるという部分が最大の違い。
この「発酵」を、わかりやすく説明しますね。
小麦粉とイースト菌を混ぜることで、イースト菌が小麦粉を食べ始めます。
小麦粉を食べたイースト菌は、ガスを出すのですが、このガスのおかげで小麦粉内部に気泡ができるのです。
つまり、気泡のおかげで生地が膨らむということ。
これが「発酵」です。
この「発酵」の時間を長くすることで、どんどん膨らんでいくのですね。
ですから、「発酵」時間が長い「フォカッチャ」の方が大きくなるということです。
下が、「フォカッチャ」の実物。
小さく厚い「ピザ」、といったところでしょうか。
ちなみに、上の「フォカッチャ」はジェーシー・コムサのもの。
通販の中でも人気の「フォカッチャ」です。
美味しそうですね…。
3.「ピザ」とは!
「ピザ」も、イタリア発祥の食べ物。
実は、「フォカッチャ」が進化して「ピザ」が誕生しました。
ですから、歴史上は「フォカッチャ」の方が先なのですね。
それから、「ピザ」と「ピッツァ」にも違いがありますよ。
イタリアで「ピッツァ」誕生し、それがアメリカへ渡り進化したのが「ピザ」。
焼き方や食べ方などが違うらしいのですが、まあそれほど大きな違いはありません…。
たとえば、「ピザ」はオーブンで焼き、「ピッツァ」は石窯で焼くそうです…。
まあ、自分的にはどちらでも良いといった感じなのですが、ここでは「ピザ」に統一していきますね。
前項でも説明しましたが、「ピザ」と「フォカッチャ」の原料はほぼ同じ。
ただし「ピザ」は、発酵時間を短くして大きく膨らまさないことと、丸く大きく薄く伸ばした形状といったことが特徴です。
ですから、「ピザ」と「フォカッチャ」の違いは見た目や食感であり、中身にそれほどの大きな違いはありません。
ところで、「ピザ」といえば、石窯で焼いた本格的なものを味わえるお店があります。
これは、その石窯焼きの味を家庭で味わうことができる製品。
石窯では職人がピザを回転させますが、この製品も回転して焼きムラを減らします。
「ピザ」以外では、餃子やステーキ、パエリアなども作れますよ。
コストパフォーマンスもなかなかのもの。
まとめ
以上が、「フォカッチャ」と「ピザ」の違いについてでした。
「フォカッチャ」と「ピザ」の原料はほぼ同じといっても間違いではありません。
ただし、厚くして焼くのが「フォカッチャ」、薄く大きく焼くのが「ピザ」です。
しかも、「小麦粉」と「イースト菌」で発酵させますの、どちらも「パン」の部類に入ります。
ところで、「パン」といえば家庭では「オーブントースター」などで焼いて食べますよね。
実は、この「トースター」なのですが、最近では美味しく焼ける高機能な製品が多く出ていますよ。
下の関連記事では、そういった高機能トースターを紹介していますので、よかったら覗いてみてください。