「ベーカリー」という看板をよく見かけますが…。
お店に入ると、「パン」が売られています。
「ベーカリー」って「パン」を売るお店のことなのか?と思いきや…。
噂では、「パン」を売ってはいるものの「ベーカリー」とはいえない店舗もあるらしい…。
???どういうこと???
そもそも、「ベーカリー」の意味は何なのか…??
「パン」のこと…???
ということで、これらの意味を徹底的に調べてみました。
本記事では、「パン」と「ベーカリー」の違いについてわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!!
1.「パン」と「ベーカリー」の違いとは!
最初に、「パン」と「ベーカリー」の違いを簡潔にお伝えします。
「ベーカリー」とは、パンや洋菓子などを製造して、販売するお店のこと。
簡単にまとめると、こういった違いです。
それでは、それぞれについてさらに詳しく解説していきますね。
2.「ベーカリー」とは!
「ベーカリー」は英語であって、「bakery」と書きます。
「bakery」の「bake(ベイク)」は、「焼く」という意味。
その意味の中には、「オーブンなどでパンやお菓子を焼く」という意味も含まれます。
「ベイクドチーズケーキ」や「ベイクドポテト」「ベイクドマロウ」といった食べ物がありますが、これらは全て焼いたもの。
そして、「bakery」の「ery」は、「bakeを製造する場所」「bakeのお店」という意味があります。
要するに「bakery」は、パンや洋菓子を焼いて製造し、販売するお店ということ。
そんなわけで、「ベーカリー」は「パン」のことではありません。
製造販売店のことですね。
ちなみに冒頭で、パン屋さんでも「ベーカリー」と呼べないお店があるということに触れましたが…。
これはつまり、「パンを焼かないお店、仕入販売のみのお店」のこと。
パンを製造していないお店は、基本的に「ベーカリー」とはいいません。
ところで、家を「ベーカリー」にしてしまおう!という製品がありますよ。
これが、その製品。
そのとおりの名称で、「ホームベーカリー」です。
日本の大手家電メーカーである、パナソニックの製品。
しかも、ホームベーカリーではパナソニック製が常に上位ランキングを占めています。
美味しく焼けるということで、評判なのですね。
3.「パン」とは!
「パン」は、穀物の粉とイーストなどでつくる食べ物のこと。
まあ、あえて説明する必要などないほどお馴染みですよね…。
そして、この「パン」を焼いて販売するお店が、前項で説明した「ベーカリー」です。
ところで、「ベーカリー」は英語でしたが、「パン」は英語ではないということをご存知でしたか?
「パン」は、ポルトガル語の「pao(パゥ)」が語源。
また、スペイン語の「pan(パン)」、フランス語の「pain(パン)」、イタリア語の「pane(パーネ)」も由来しているといわれています。
ちなみに、これらヨーロッパの言葉は、全てラテン語の「panis(パーネス)」がもとになっていますよ。
では、「パン」は英語では何と呼ぶのか?
「パン」は英語で「bread(ブレッド)」。
余談ですが、ドイツ語では「Brot(ブロート)」、デンマーク語で「brod(ブロド)」、ノルウェー語で「brod(ブロード)」であり、全て英語と似ていますよね。
実は、こちら側は「ゲルマン人」で、「ラテン民族」とはまた違います。
同じヨーロッパなのですが、民族が違うと言語も異なるということ。
ついでに、パンを美味しくするアイテムを一つ紹介します。
これは、マーナの「トーストスチーマー」。
この「トーストスチーマー」を水に浸らせてから、パンと一緒にオーブンへ入れて焼きます。
すると、蒸気の効果で外側は「カリッ」として、中が「フンワリ」と焼きあがりますよ!
この低価格でパンが美味しく焼けるという、ありがたいアイテムですね。
まとめ
以上が、「パン」と「ベーカリー」の違いについてでした。
「ベーカリー」は、「パン」のことではありません。
「ベーカリー」は、「パン」を焼いて販売するお店のことです。
ちなみに、「ベーカリー」は「パン」だけではなく、洋菓子などの製造販売も含まれますよ。
ところで、「パン」を美味しく焼くためには「トースター」の性能がかなり重要。
ということで、「トースター」を詳しく紹介した関連記事がありますよ。
高性能トースターも紹介していますので、もしよかったら下のリンクを覗いてみてください。