生鮮食料品は、購入したら早めに食べるのが鉄則です。
でも、なかなかそうもいきませんよね…。
そこで必要になる情報が、その品目の「保存期間」です。
この「保存期間」をしっかりと意識しないと…。
せっかく買った食料品が、台無しになってしまいます…。
そんなわけで、生鮮食料品である野菜の性質について徹底的に調べてみました。
特に本記事では、きゅうりの保存期間について詳細に解説していきます。
常温や冷蔵庫保存など、条件別に説明しますのでご期待ください!
1.きゅうりの保存期間!常温・冷蔵庫!
最初は、きゅうりの常温における保存期間をお伝えします。
上記以外の温度:1日~2日
上記のとおり、室温が10度~13度であれば4日~5日持つのですが…。
でも、家の中で10度~13度の部屋って、冬場以外はなかなかないですよね…。
したがって、きゅうりを常温で保存する場合は、1日~2日程しか日持ちしないといってもいいと思います。
ちなみに、きゅうりにとっての最適な保存環境は以下のとおり。
湿度:90%~95%
気温は10度~13度となっていますが、これはアウターが必須の寒い季節の外気温です。
しかも、湿度が90%~95%とかなり高め。
なかなかこういった環境はありません…。
したがって、冬場以外であれば、きゅうりはなるべく冷蔵庫で保存しましょう。
ただし、冷蔵庫でも冷蔵室ではなく野菜室での保存がおすすめ。
野菜室:3度~8度
上記のように、比較的野菜室の方がきゅうりの好む気温に近くなっています。
もし、温度設定を上げることが可能であれば、10度くらいに設定できればベスト。
そして、冷蔵庫での保存期間は以下のとおり。
カット:1日~2日
カットしてしまうと、きゅうりのいたむ速度が速くなります。
切ってしまった場合は気をつけてくださいね。
2.きゅうりを長持ちさせる保存方法!
続いて、よりきゅうりを長持ちさせる方法を紹介しますね。
前項でもお伝えしましたが、きゅうりを保存するには最適な環境があります。
湿度:90%~95%
なるべく、上記の環境に近づけることで、きゅうりは10日~2週間まで持ちます。
そのためには、以下の対策を実行してみてください。
②きゅうりはカットしない
③1本ずつ濡れた新聞紙で包む
④通気口付きビニール袋に入れる
⑤立てて保存
濡れた新聞紙で包むのは、高い湿度を維持するためです。
それから、ビニール袋に入れる場合は、密閉は避けてください。
きゅうりも呼吸していますので、袋にポチポチと穴をあけるのがおすすめです。
あと、「立てて保存」とありますが、これはなるべく収穫前の自然な環境に近づけるため。
収穫前のきゅうりはぶら下がっていますので、つまりは立った状態ということです。
問題は、どうやって立てるのか?ですが…。
きゅうりを立てるためには、以下のようなアイテムがありますよ。
ちなみに、収穫前に立った状態の野菜は意外に多いもの。
そういった野菜は、全て立てて保存することで長持ちしますよ。
いも類以外は多くの野菜が当てはまりますので、他の野菜でも試してみてください。
ちなみに、立てるためには「ペンスタンド」や「箸立て」等でも代用できますし…。
500CCクラスのペットボトルを切って自作するのもありですね。
まとめ
以上が、きゅうりの保存期間についてでした。
きゅうりの常温での保存期間は、10度~13度の部屋で4日~5日程度、それ以外の部屋では1日~2日程度。
そして、冷蔵庫での保存期間は、丸ごとで4日~5日程度、カットした場合1日~2日程度です。
またきゅうりにとっては、10度~13度の気温、90%~95%の湿度が最適な環境。
こういった環境により近づけることで、10日~2週間程まで持ちますよ。