毎月支払いが必要な公共料金。
電気、ガス、電話、水道など、それぞれ別々の時期に引き落としになります。
私の知人はルーズなところがあり、こういった公共料金をしょっちゅう滞納して時々利用がストップされています…。
ですが、知人はストップされても懲りることはありません。
「支払えば、すぐに再開される」と言って、全く臆することなく…。
さてさて、知人の話はさておき…。
公共料金は滞納すると利用が強制的にストップされて、支払いさえすれば利用が再開されます。
何度ストップされても、支払いさえすればほぼ契約関係は継続しますよね。
しかし、これがクレジットカードの引き落としとなるとどうなるのでしょうか?
そもそも引き落としされない時は何をどうすればよいのでしょう?
ということで、本記事ではクレジットカードの引き落とし日に残高が足りない場合はどういった対処をするべきなのか、またどういったペナルティがあるのか、徹底的に調べたことを解説していきます。
1.クレジットカードの引き落とし!残高が足りなく未納になったらどうする?
引き落とし日に残高が足りないのですから、その日の支払いはできないわけです。
こういった場合は、まずはクレジットカード会社に電話連絡です。
クレジットカード会社に電話して、どのようにしたら良いのか尋ねるのです。
うっかり銀行口座の預金補充を忘れてしまった旨を伝えましょう。
そして、案内に従ってすみやかに支払うことが重要です。
仮に、何も電話をしない場合であっても督促状が送られてきます。
ですが、待つのではなく極力早めの支払いをするために電話連絡することが賢明です。
何も行動を起こさないルーズな対応、そういった意識が支払い遅れを何度も繰り返しペナルティを受けるリスクを増やすのです。
クレジットカードとは、あなたがクレジットカード会社に借金をして買い物をしているということを忘れてはいけませんよ。
仮に、あなたがお金を貸す側になって考えてみてください。
しょっちゅう支払いが遅れる人に対して、ポンと大金を貸せますか?
「もしかしたら、返してもらえなくなるのでは?」
「もう、これ以上貸したくないな~…」
こんな風に思うでしょう。
クレジットカード会社との良好な関係を維持する意味でも、誠意ある対応をしましょう。
2.引き落とし日に残高不足!振替不能となった場合の支払方法とは!
クレジットカード会社に電話連絡すると、だいたい下の3つの支払方法が案内されます。
(2)クレジットカード会社の口座への振込み
(3)コンビニへの支払い
どの支払方法を選択しても構いませんが、確実に支払いできるものを選びましょう。
それでは、この3つの支払方法について詳しく解説していきます。
(1)次回の引き落とし日に支払い
これは、クレジットカード用の口座に2度目の引き落とし日を設定するという支払方法です。
つまり、最初の支払日に残高不足で引き落とし不可能となりましたので、その口座に預金補充し再び引き落としを待つということ。
電話連絡の後で、クレジットカード会社より2度目の引き落とし日に関する案内が郵送で届きます。
その引き落とし日に間に合うように、必ず預金を補充しておいてください。
クレジットカード会社によっては遅延損害金が発生する場合があります。
遅延損害金については、電話連絡した時に確認しましょう。
(2)クレジットカード会社の口座への振込み
クレジットカード会社保有の口座へ振込みする支払方法があります。
電話連絡することで、所定の口座に関する案内がありますので、決められた期日まで振込みします。
ただし、この支払いは遅延損害金もそうですが振込手数料の負担も発生する場合があります。
振込手数料や遅延損害金については、やはり電話連絡した時に確認しましょう。
(3)コンビニへの支払い
払込み用紙でコンビニへ支払うという方法もあります。
電話連絡することで、クレジットカード会社よりコンビニ用の払込み用紙が郵送で届きます。
払込み用紙に記載された期日まで、コンビニで支払いします。
やはり、遅延損害金が加算される場合がありますので同様に確認しましょう。
ところで、クレジットカードを紛失し、利用停止した後の公共料金などの引き落としがどうなるかご存知ですか?
下の関連記事では、利用停止後の引き落としがどうなるか解説しています。
3.引き落とし日に残高不足!どんなペナルティ?ブラックリスト?
人間は忘れる生き物です。
ですから、1度支払いが滞ったくらいでペナルティを受けるようなことはありません。
自分は経験がないのですが、話しをきく限りでは2度でも大丈夫なところもあるようです。
しかし、これが何度も続くとなると、やはりクレジットカード会社も黙ってはいないようですよ。
これは、たとえ1度だけであったとしても、長期間にわたり滞納した場合も同様です。
そして、主なペナルティは以下の2つ。
(2)強制解約
では、それぞれについて説明します。
(1)利用限度額の制限
何度も支払いが遅れることで、クレジットカード会社では支払い能力がないと判断します。
たとえば、支払限度額が70万円だったものが20万円になったりするのですね。
(2)強制解約
これは、かなり悪質な利用者が適用になる最悪のペナルティになります。
このペナルティを受けると、外部にある信用情報機関に登録されてしまいます。
わかりやすくいうと、「ブラックリスト」入り。
登録されると、以後は車やマイホームを購入したくてもローンが組みにくくなります。
もちろん、新しくクレジットカードを作成することも困難になりますよ。
信用情報機関への登録は、最大で5年間です。
クレジットカードを紛失し、不正利用された場合は損害補償があるのをご存知ですか?
しかし、損害補償されない場合もあるのです!
下の関連記事では、クレジットカードを紛失した際の対処方法や、損害補償の対象となる条件などを解説しています。
4.クレジットカードの引き落とし日に残高不足を防ぐ方法!
最悪、ブラックリストに載ってしまう危険性がある、クレジットカードの滞納。
ぜひ避けたいものですよね。
クレジットカードの支払いができない理由は、主に下の2つです。
(2)引き落とし日を忘れる
それでは、この2つのケースについての防止策を詳しく説明していきます。
(1)お金がない
お金がない苦難を乗り越える方法は主に下の2点です。
①クレジットカード会社へ相談
お金がない場合は、クレジットカードの支払い明細が届いた段階でクレジットカード会社へ電話連絡してみましょう。
支払金額が確定したら早めに電話してください。
そして、ボーナス払いかリボ払いに変更できないか相談してみましょう。
②親族や友人へ相談
あとは、身内や知り合いにお願いしてみましょう。
人に頼むのは心苦しいことではありますが、滞納が複数回にわたりブラックリストに入ってしまう苦痛に比べれば小さいことです。
(2)引き落とし日を忘れる
これを防ぐには、スケジュール管理をどのように行うかがポイントです。
彼氏や彼女との温泉旅行の約束を、まるっきり忘れてしまったらどうしますか?
そういった重要な事であることを認識しましょう。
そして、「引き落とし日忘れ」を忘れないようにサポートしてくれるのがカレンダーアプリです。
無料のアプリもたくさんありますので、スマホに入れておきましょう。
便利なのは、お知らせ機能です。
あらかじめ、日時を登録するとアラームで教えてくれますよ。
まとめ
以上が、クレジットカードの引き落とし日に残高が足りない場合の対処法についてでした。
クレジットカードの支払いができなかった場合は、まずはクレジットカード会社への電話連絡です。
そして、その後は案内に従いすみやかに支払いしましょう。
こういった、支払い遅延が何度も続くことでペナルティを受けます。
人間は忘れる生き物なので、そういった失敗は仕方がないことかもしれません。
しかし、そういった失敗を繰り返さないようにすることが最も大切なことです。
しっかりと、自分で再発防止対策を構築しましょう。
クレジットカードの署名欄、ここが空白の場合どうなるかご存知ですか?
下の関連記事では、署名の際の注意点や適したペンなどについて解説しています。