バスマットやキッチンマットなどは、凄く重宝する優れもの。
バスマットは風呂上りの水分をしっかりキャッチしてくれますし、キッチンマットは水分や油を受け止めるし体の冷えも軽減してくれます。
でも、こういったマットは「滑り止め」を目的とした「ゴム」が底に施されたものが多く…。
滑らないのはありがたいのですが、物によってはゴムの色がフローリングにしみつくことがあります…。
しかも、この「ゴム」の汚れ…。
なかなか頑固!簡単に落とすことができませんよね…。
でも、実は落とし方は簡単!何を使って落とすかが重要なのですよ!
ということで本記事では、床についたゴムの汚れの落とし方について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.床についたゴムの汚れの落とし方!
床などのゴム汚れは、様々な落とし方がありますが…。
汚れの程度が軽いものであれば、消しゴムが有効です。
消しゴムで、紙に書いた文字を消すように、床の汚れを擦ってみてください。
ゴムの汚れのしみつきが弱ければ、これでも十分キレイになります。
もし、消しゴムで落ちない場合は、洗剤を使いましょう。
洗剤の中でも、ゴムを溶かす作用があるのが、柑橘類の成分が入ったもの。
たとえば、「オレンジ成分配合」といった洗剤があったら、その洗剤をつけて床を擦ってみてください。
柑橘類に含まれる「リモネン」という成分がゴムを溶かします。
実は、本来リモネンはゴムの他にプラスチックも溶かします。
でも、洗剤の容器は普通プラスチック製ですよね…。
これはつまり、リモネンの成分が少ないという証拠でもあります。
ですから、もしオレンジ成分が配合された洗剤でゴム汚れが落ちなかった場合は、以下の製品をお試しください。
これは、リモネンの原液といってもいいほど高濃度の「シール剝がし」。
もちろん、ゴムの汚れ落としにも使えます。
あとは、下の製品も。
こちらは、「橙の雫」。
どちらも高濃度リモネンなので、プラスチックではなく「瓶」が容器です。
ゴム汚れだけでなく、油性ペンやインク、クレヨンといった頑固な汚れを根こそぎ落としますよ。
当然、どちらもシール剥がし剤としても活用できます。
2.床に対するゴム汚れの防止方法!
キッチンマットやバスマットのゴムは、どうしても床を汚してしまうもの…。
また、重い家具や椅子などにキャスターがついていれば、そのタイヤから黒い汚れがついてしまいます…。
こういった汚れは、掃除で落とすよりも予防しましょう。
ということで、下の製品がおすすめです。
これは、保護用の「マット」。
バスマットの下にこのマットを敷くことで、透明なので床に色が移ることがありません。
また、家具のキャスターのゴム汚れ防止にもピッタリです。
しかも、重い家具を長期間置きっぱなしにしても、床のへこみや傷を防いでくれますよ。
幅が広いキッチン用は下。
これは、透明な「キッチンマット」。
このまま使っても良いのですが、この上にさらに繊維製品のキッチンマットを敷いてもオッケー。
もちろん、素材自体が滑り止めなので、滑ることはありません。
ところで、汚れやすい場所といえば浴室もその一つ。
そういった、浴室の汚れの予防方法を解説した記事があります。
よかったら、下のリンクからご覧ください。
タイトルは「臭い」となっていますが、汚れ予防も解説しています。
まとめ
以上が、床についたゴムの汚れの落とし方についてでした。
ゴム汚れの落とし方は、様々な方法がありますが、軽い汚れには「消しゴム」、頑固な汚れには「リモネン」という流れが鉄板。
特に、リモネンは強力で、油汚れや頑固な汚れをあっという間に落としますよ。
ただし、プラスチック製品やゴム製品には、使えませんのでご注意を。
溶けます…。
それから、予防対策としては、ゴムを直接床と接触させないことが大切。
床とゴムの間に、透明なマットを敷くことで防ぐことができます。
ところで、汚れやすいところといえば便座の裏ですが、なぜか落ちにくいと思いませんか?
そういった、便座の裏の汚れの対処法を解説した記事があります。
よかったら、下のリンクから覗いてみてください。
大きいシーツを、コンパクトに干す方法に関する記事もありますので、こちらもどうぞ。