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掃除・洗濯

ワイシャツの襟の汚れ!落とし方はこれ!頑固な汚れも簡単!

更新日:

 
ワイシャツの襟、黄ばみが残りますよね~。

洗濯してもなかなか落ちない頑固な汚れです…。
 
 
しかも、夏場のクールビズでネクタイを外すと、襟の内側が目立ってしまいます…。

襟の黄ばみは、他人に見せられません!!

やはり、ワイシャツの襟の汚れはキチンと落とさなくては!!
 
 
ということで、今回はワイシャツの襟の汚れの落とし方や予防対策について解説していきます。
 

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1.最も簡単なワイシャツの襟汚れの落とし方!

最も簡単で、しかも有効なのが「食器用洗剤」を使用した汚れ落としです。
 
 
ワイシャツの襟の汚れの原因は汗染み、つまり皮脂なのです。

この頑固な皮脂を分解して取り除くには、衣類用洗剤より食器用洗剤の方がより効果的なのですね!
 
 
そして、襟汚れをピンポイントで落とした後に、通常の洗濯を行うという順番になります。

ワイシャツ

(1)準備!!

汚れ落としに入る前に、揃える物は以下のとおりです。

【用意する物】

①食器用洗剤(中性)

②お湯(40度~50度)
皮脂が落ちる温度です。

③洗面器

 
たったこれだけです。
 
 
ただし、食器用洗剤にも「アルカリ性」やその対極にある「酸性」といったように種類も様々ですよね。

アルカリ性や酸性が強くなれば、その分洗浄力は増しますが、衣類に対するダメージも大きくなります。

ですから、食器用洗剤はなるべく「中性」のものを使いましょう。

特に、アルカリ性が強いものは色落ちのリスクが高まります。

(2)汚れの落とし方!!

①念のために色落ちテストをします。

ワイシャツ

・ワイシャツの目立たない場所に洗剤の原液を付けます。
・5分後に、白い布地をトントンと当ててみましょう。
・白い布に色が移っていなければ合格!
 
 
②洗面器の中のお湯にワイシャツを浸します。

ワイシャツ

・ワイシャツの首の部分だけをお湯に浸します。
・また、汚れやすい袖も一緒に浸せば一石二鳥ですね。
 
 
③ワイシャツに食器用洗剤を直接塗ります。

ワイシャツ

・黄ばんだ襟の部分に食器用洗剤の原液を塗ります。
 
 
④手でもみあらいをします。

ワイシャツ

・もみながら、生地をこすり合わせます。
・ただし、強力にゴシゴシこすり合わせると、生地が傷んでしまいますので要注意ですよ。
 
 
⑤お湯で洗剤を流したら通常の洗濯を行います。

洗濯機
 
 
食器用洗剤の代わりにクレンジングオイルを使用する方法もあります。

クレンジングオイルは、油性の汚れに効果的です。

ですが、乳液タイプやクリームタイプの場合は効果が減少。

オイルタイプのクレンジングオイルを使用しましょう。
 
 
クレンジングオイルを汚れに塗るタイミングは、シャツが乾いた状態の時にしてください。

濡れたシャツにクレンジングオイルを付けても効果がでませんよ。
 


 

2.漂白剤を使った汚れの落とし方!

前項の落とし方で汚れが落ちない場合…。

そういった時は漂白剤を使いましょう。

ただし、漂白剤は強力な汚れ落としができる分リスクもありますよ。

(1)漂白剤の種類とそのリスクとは!!

最初に、漂白剤の種類と特徴を説明しますね。

漂白剤は、「塩素系」「酸素系」「還元系」の3種類に分類されます。
 
 
ここで、「酵素系」がないのでは?といった疑問が生まれと思います。

「酵素系」とは「酸素系漂白剤」の一種で、酸素系漂白剤の中に酵素が含まれている漂白剤のことです。

ですから、大きな分類で「酵素系」はありません。
 
 
それぞれの漂白剤の特徴について、以下のとおり整理しました。

①塩素系漂白剤の特徴
・漂白力が強力
・衣類が傷みやすい
・混ぜると危険
・色柄が落ちる

【洗ってはいけないもの】
・色柄物
・毛
・絹
・ナイロン
・ポリウレタン
・アセート
・金属(ファスナーなど)

 

②酸素系漂白剤の特徴
・一定の漂白力
・色柄物も洗える

【洗ってはいけないもの】
・毛
・絹
・金属(ファスナーなど)

 

③還元系漂白剤の特徴
・多くが業務用に使われる
・鉄分の黄ばみに効果
・色柄が落ちる

【洗ってはいけないもの】
・色柄物
・金属(ファスナーなど)

 
では、今度はワイシャツの洗濯表示を確認しましょう。

「旧マーク」と「新マーク」がありますが、平成28年(2016年)にマークの改正がありました。

ですから、平成28年以前に製造された衣類が「旧マーク」表示になります。
 
 
まずは、塩素系と酸素系の漂白剤を使っても良いというマークです。

【旧マーク・塩素系/酸素系OK】

漂白剤

【新マーク・塩素系/酸素系OK】

漂白剤
 
 
そして、酸素系漂白剤だけが使えるマークが下です。

このマークは、改正で新しくできたもので、旧マークはありません。

【新マーク・酸素系のみOK】

漂白剤
 
 
塩素系も酸素系も使ってはいけないというマークが下です。

【旧マーク・塩素系/酸素系NG】

漂白剤

【新マーク・塩素系/酸素系NG】

漂白剤
 
 
そもそも自分で水洗い自体ダメというのが下のマークです。

【旧マーク・家庭での洗濯NG】

洗濯

【新マーク・家庭での洗濯NG】

洗濯
 
 
還元系漂白剤に関しては、洗濯表示マークがありません。

あまり一般的ではないからだと思われますが、鉄分の黄ばみ落としなどで使用する際は「塩素系」と同等の扱いをしましょう。

(2)漂白剤を使った汚れの落とし方!!

【用意する物】
・漂白剤
・お湯(40度)
・洗面器(つけおき用)

 
漂白剤を使った汚れの落とし方は、つけおき洗いです。

だいたい40度のお湯に規定量の漂白剤を入れます。

量は漂白剤の注意書きを確認してください。
 
 
あとは、ワイシャツを入れてだいたい30分くらいつけておくだけです。

様子を見て、汚れが落ちたようであれば、短い時間で取り出してください。

長時間のつけおきは、衣類の傷みや色落ちのリスクが増えます。

何時間もつけておくのはNGですよ!
 
 
汚れが落ちたら、水でよくすすいで完了です。

そのまま、乾かしてください。
 


 

3.それでも落ちない汚れの場合は!

頑固な汚れでどうしても落ちない場合は、まだ手段があります。

重曹とクエン酸を使った落とし方と、セスキ炭酸ソーダを使った方法、さらには酸素系漂白剤と重曹合わせて使う方法があります。

では、3種類の方法を順に説明します。

(1)重曹とクエン酸を使った落とし方!!

【用意する物】
・重曹
・重曹を溶かす容器
・クエン酸
・クエン酸水用スプレー容器
・洗面器
・スプーン

 
容器内の水250ミリリットルに、小さじ一杯の重曹を溶かします。

その重曹水を汚れの部分にスプーンで塗ります。

水100ミリリットルに、クエン酸小さじ二分の一杯をスプレー容器で溶かします。

そのクエン酸水をスプレーで汚れの部分に吹き付けます。

泡が出てきますので、そのまま20分くらい放置します。

最後は、そのまま洗濯機に入れて洗いましょう。

【重曹】


 
【クエン酸】


 

(2)セスキ炭酸ソーダを使った落とし方!!

【用意する物】
・セスキ炭酸ソーダ
・セスキ炭酸ソーダ水用スプレー容器
・洗面器

 
水500ミリリットルに対し小さじ一杯のセスキ炭酸ソーダを溶かします。

そのセスキ炭酸ソーダ水をスプレーで汚れの部分に吹き付けます。

20分放置してから、軽くもみます。

最後は水でそそいでから、そのまま洗濯機で洗ってください。

【セスキ炭酸ソーダ】


 

(3)酸素系漂白剤と重曹を使った落とし方!!

この方法は、一番強力ですが色落ちのリスクが高まります。

色柄物は避けた方が無難です。

当然ですが、洗濯表示で酸素系漂白剤がNGの衣類は避けてください。

【用意する物】
・酸素系漂白剤
・重曹
・洗面器
・スプーン
・ドライヤー

 
洗面器にぬるま湯を入れ、注意書きにある規定量の酸素系漂白剤を入れてまぜます。

酸素系漂白剤と同じ量の重曹も入れて溶かします。

できた液体をスプーンで、ワイシャツの汚れの部分に塗ります。

塗り終わったら、汚れの部分をドライヤーで熱を加えます。

これは、スチームアイロンのスチームでもOKですよ。

汚れが落ちたら、水ですすいだ後に洗濯機で洗えば終了です。

洗濯
 

4.ワイシャツの襟の汚れを予防する方法!

ワイシャツの襟は汚れやすい部分です。

ですが、前もって汚れをつきにくくすることで、汚れ落としが楽になりますよ。

ということで、襟の汚れを防止する方法をご紹介しますね。

(1)撥水スプレーや防水スプレーによる防止対策!

撥水スプレーは水分をはじく効果、防水スプレーは水分を通さない効果があります。

つまり、汚れの原因となる汗をしみこませないということですね。

襟の部分にシュッとスプレーするだけで汗染みを予防してくれます。

ちなみに、撥水スプレーは空気が通りやすく、防水スプレーは空気が通りにくいといった特徴があります。

【撥水スプレー】


 

(2)ベビーパウダーによる防止対策!

ベビーパウダーは、汗を吸収してくれます。

ベビーパウダーが先に汗を吸収しますので、襟に届かなくなるのですね。

ワイシャツの襟にベビーパウダーを付けてから着用しましょう。

【ベビーパウダー】


 

(3)のりによる防止対策!

のりをワイシャツの襟にコーティングすることで、汚れを防ぐことができます。

のりをつけてアイロンがけをします。

ちょっと面倒ですが、襟がパリッとして気分も良くなりますよ。

【のり】


 

(4)専用グッズによる防止対策!

あらかじめ、ワイシャツの襟にシートなどを貼って汚れを防ぐ方法があります。

【ワイシャツ襟汚れ防止シート】


 
こういったテープのほかに、シートタイプになっているのもありますよ。

ただし、その都度テープを貼るのがちょっと面倒かも…。

また、シートやテープですので、どうしても肌ざわりが気になるかもしれませんね。
 

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まとめ

以上が、ワイシャツの襟の汚れの落とし方についてでした。
 
 
簡単なのが食器用洗剤を使った方法です。

その他にも、頑固な汚れを落とす強力な方法がありますが、強力であればあるほど繊維の痛みや色落ちのリスクが高まりますので気をつけてくださいね。
 
 
汚れの予防対策も試してみてください。
 
 
ところで、汚れがつきにくいワイシャツが販売されると嬉しいですよね…。

メーカーで開発してくれないかな~…。

 

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