暑い夏、我が家の寝室は扇風機が大活躍します。
寝る時はエアコンより扇風機派。
自然の風が大好きです。
ところで、この扇風機なのですが、毎日フル回転させるせいかやたらと汚れが!
特にハネの部分だけ、極端にホコリが付着しているし…。
不思議と他の部分はキレイなのですが…、なぜハネだけ極端に汚れるのだろう…?
そんなわけで、扇風機のハネの汚れの原因を徹底的に調べてみました。
本記事では、扇風機にホコリが付着する理由と、防止対策についてわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.扇風機にホコリがつくのはなぜ?その理由を解説!
扇風機にホコリがつく理由は、主に3つあります。
それは、「ホコリを吸い寄せる」「静電気」「オイルミスト」の3種類。
それでは、それぞれについて詳しく説明していきます。
①ホコリを吸い寄せる!
そもそも、扇風機とは風を起こす装置。
止まっている空気を、無理矢理循環させて風を起こします。
その原理は、ハネを回転させて空気を切ることで、止まっている空気に動きを与えるというもの。
具体的には、扇風機の後方にある空気を扇風機が吸い込み、さらに前方に押し出すのです。
その時に、空間に浮いている「ホコリ」も一緒に吸い寄せるということ。
多くのホコリは空気と一緒に前方に押し出されるのですが、たまたまハネにぶつかったホコリがハネに付着してしまうのです。
さらに、たまたまハネに付着することなく前方に押し出されたホコリは、空気の循環に乗って再び扇風機の後方に…。
つまり、空気中のホコリは扇風機の「後方」→「前方」→「後方」→「前方」といった具合に繰り返すということです。
無限ループですね…。
こういったことが何度も繰り返されることで、どんどんホコリがハネに積み重なっていくのです。
②静電気!
それから、扇風機のハネは空気を切っていることから、空気とハネとの間に摩擦が生じています。
摩擦が生じることで発生するのが、「静電気」。
セーターを脱ぐ時に「バチッ」と静電気が発生しますが、「脱ぐ」という行為が「摩擦」を生んでいるのですね。
この静電気、「バチッ」と嫌な思いをさせるだけではなく、ホコリを吸い寄せます。
静電気の作用によって、よりハネにホコリが付きやすくなるということ。
③オイルミスト!
最後は、「オイルミスト」。
このオイルミストは、普段はありませんので問題ないのですが…。
油を使った料理をすることで、目に見えない油の霧が空気中をただようのです…。
換気扇の下で料理をする場合は、多くのオイルミストは換気扇が除去してくれるのですが…。
ホットプレートなどを使った焼肉では、大量のオイルミストが部屋中をただようことに…。
そして、空気中をただようオイルミストも、やはり扇風機に吸い寄せられるのです。
その結果、オイルミストが扇風機のハネに付着…。
オイルミストが付着しベタベタしたハネは、よりホコリがつきやすくなるということです。
2.扇風機にホコリをつけない方法とは!対策を解説!
では、ホコリがつきにくくする方法について解説していきますね。
①「ホコリを吸い寄せる」対策!
これは、風を起こす原理上どうしようもないことです。
したがって、「ホコリを吸い寄せる」対策についてはマメに掃除することぐらいしか対策がありません…。
残り2つの対策で、ホコリの付着を防ぎましょう。
②「静電気」対策!
続いて、静電気対策です。
静電気を抑えるためには、ご家庭にある洗濯用の「柔軟剤」が有効。
静電気が発生しにくくなり、ホコリの付着が減ります。
使い方は、柔軟剤を薄め、雑巾にしみ込ませて絞って拭くだけ。
しかも、扇風機を回転させると良い香りのおまけつきです。
ちなみに、薄める濃度に決まりはありません。
お好みで大丈夫ですが、濃すぎると柔軟剤の香りがきつくなってしまいますよ…。
あと、静電気防止スプレーがあります。
これを、ハネの部分にスプレーしましょう。
もし、網目のカバー部分にホコリがつきやすいのであれば、カバーにもスプレーしてください。
気をつけてほしいのは、電子部品には直接スプレーしないということ。
あくまでもスプレーは、機械部品と無関係な「ハネ」「カバー」だけにしてください。
それから、下は静電気を取り除くホコリ取り。
ダスキンの「エレクトロン・エル-E」です。
扇風機カバーの網目が広いタイプでれば、その隙間に突っ込んでさっさと掃除が可能。
簡単なので、マメに静電気除去とホコリ取りを行えます。
ただし、網目が狭いと、カバーを取り外す手間が生じますが…。
これは、本来はパソコンなど静電気に弱い精密機器の掃除用です。
ホコリが付きやすいテレビなどにも使えますし、1つあれば便利ですね。
③「オイルミスト」対策!
オイルミスト対策は、「扇風機の移動」と「換気」です。
まず、油料理をする時は扇風機を別の部屋に移動しましょう。
夏は暑くて辛いかもしれませんが、油を使った料理だけの我慢です。
また、それが無理なのであれば、換気扇を最大パワーにしましょう。
さらに、多くの窓を開けることで、効果が増します。
ただし、問題がホットプレートによる卓上の焼肉…。
さすがに、食事中に扇風機を撤去するのは辛いし…。
この場合は、なかなかオイルミストを防ぐのは困難です…。
でも、焼肉用の良いアイテムを紹介した関連記事がありますよ。
もしよかったら、上の記事を参考にしてみてください。
オイルミストは部屋の壁や床、カーテンまで汚しますが、そういった掃除を楽にしてくれます。
まとめ
以上が、扇風機にホコリが付着する理由と、防止対策についてでした。
扇風機は、空気を循環させる装置なので、どうしてもハネにホコリがついてしまいます…。
しかも、静電気がホコリを吸い寄せますし、オイルミストがハネをベタベタにしてくっつきやすくするし…。
静電気は、柔軟剤や専用グッズを使って除去しましょう。
オイルミストを防ぐ方法は、換気扇以外の方法は辛いものがありますが…。
辛い扇風機の移動は、「ハネの掃除」を選ぶか「暑さ」を選ぶかのどっちかですね…。
焼肉に関しては、ぜひ前項で紹介した関連記事を参考にしてください。
ところで、扇風機の掃除も大変ですが、それよりも頻繁に掃除が必要なのがお風呂です。
実は、お風呂の様々なグッズを浮かせることで、汚れがつきにくくなり掃除が楽にますよ!
その方法については、下の関連記事を覗いてみてください。