なぜか、ニンニクや玉ねぎを触ると嫌な臭いがなかなか取れません…。
これ…、魚の生グサい臭いも同じ…。
手の指の臭いを確認して、愕然とします…。
おかげで、何度も何度も手を洗う羽目に…。
こういった臭いはなぜ取れないのだろう…。
ということで、指についた臭いの物質を徹底的に調べてみました。
本記事では、指の臭いが取れない理由と、取り方についてわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.指の臭いが取れない理由!
食材には様々な臭いがありますが…。
ほとんどの臭いは、手をハンドソープで洗うことでほぼなくなります。
ですが、なかなか取れない臭いの代表格が、「ニンニク」「玉ねぎ」「魚」の臭い…。
こういった臭いは、爽やかな良い臭いではないため…、厄介です。
まず、「ニンニク」と「玉ねぎ」の臭いから説明します。
これらの臭い成分は、「アリシン」という物質。
この「アリシン」なのですが、なかなか分解されない物質で、その分いつまでも臭いが残る性質があります。
たとえば、ニンニクを食べた翌日に、「昨日、ニンニク食べたでしょ?」といわれるのは臭いが残っているから…。
それほどしつこい臭いなのです。
食べた「アリシン」は、消化されて血液に混ざっても臭いが消えていません。
続いて、魚の臭い。
魚の生グサい臭いは、細菌が魚にある「ジメチルアミン」を分解してできた、「トリメチルアミン」の臭いです。
生きている魚は、「ジメチルアミン」がありますが、魚の免疫力によって細菌はまだ少なく生グサい臭いはしません。
しかし、魚が出荷されるころになると、細菌が増殖し「トリメチルアミン」が増えていくということ。
つまり、細菌が臭いの原因です。
洗濯物の生乾き臭や、靴の悪臭も細菌が原因ですが、こういった臭いも簡単には取れませんよね。
細菌が原因の臭いは、しつこくなかなか取ることができません。
2.指の臭いの取り方!
しつこい臭い物質である、「アリシン」と「トリメチルアミン」。
最強の対策が、「アリシン」も「トリメチルアミン」も化学反応させること。
それには、「イオン」の力を使います。
それも、台所にあるステンレスのイオンを利用しましょう。
臭いが付いてしまった指を、台所のステンレスに擦るだけで化学反応が起きます。
それを、水で洗い流すだけで臭いが消えます。
ステンレスのシンクでも良いですし、蛇口でも構いません。
ただ指を擦ってから手を洗うだけ。
イオンには、消臭効果があるのです。
たとえば、消臭剤で「Ag」という表記を目にしたことはありませんか?
「Ag」とは、「銀」のことで「銀イオン」を利用した消臭剤のことです。
もちろん、銀イオンでも指の臭いを取ることができますが…少し高価ですよね…。
ですから、台所のステンレスを使いましょう。
でも、なんとなく抵抗があるという方…、良いものがありますよ。
これは、「ステンレスソープ」。
このステンレスソープで、指の臭いを取ってください。
これを、石鹸置きに入れておいて、「手」専用にしてしまえば清潔そのもの。
繰り返し、半永久的に使うことができます。
余談ですが、臭い取りには「酢」「レモン」「重曹」など様々な対策がありますが、「手」の消臭に一番効果が高いのがステンレス。
ステンレス以外は、効果はありますが若干の臭いが残ります。
ところで、指もそうですが包丁の柄も臭いがつきやすいところ…。
ということで、包丁の柄の臭いを除去する方法について解説した記事がありますよ。
よかったら下のリンクからご覧ください。
やってはいけないことがあります!
まとめ
以上が、指についたニンニクなどの臭いが取れない理由と、取り方についてでした。
ニンニクや玉ねぎの臭い成分は「アリシン」、魚の臭い成分は「トリメチルアミン」。
どちらもしつこい臭いで、簡単には取れません。
こういった臭いを取るには、ステンレスのイオンを利用し化学反応させて取りましょう。
ただ、ステンレスに指を擦ってから手を洗うだけで臭いが消えます。
消臭効果が一番高いのはステンレスです。
ところで、お風呂のシャンプーや椅子の底は清潔ですか?
こういった物の底面はヌメリがつきやすい部分です。
実は、こういったアイテムを浮かして保管することでヌメリを予防できますよ。
浮かせるアイデアを紹介した記事がありますの、よかったら下のリンクから覗いてみてください。
それから、洗えない靴の臭いを取る方法を解説した記事がありますので、こちらもどうぞ。